保険診療でいいところを探すのは疲れましたので、歯科は自費で
2008/06/19
|
そんなわけで、清水の舞台から飛び降りました。
以前から右下の 6 番(第一大臼歯) が虫歯だったのですが、先日行った歯医者さんでレントゲンを撮ると見事に二次カリエスになっていました。そこで治してもらおうと思って治療を続けていたわけですが、丁寧だけどレントゲンを見る限り根幹と現在の虫歯の位置が非常に狭いために、おそらく十年後ぐらいに根まで到達するだろうとに予想できました。そのため、保険治療ではどうしてもその部分を保護するのは限界があるので、自費にかかろうと自費診療歯科を探しました。もちろん自費で行ったところで歯が無くならない可能性は 0 では有りませんが、可能性が 1% でも多くなるならば自費を選ぼうと思ったわけです。まあ保険にも自費への賛否両論は有ると思いますが、10 万円を一時的な DVD ソフトやら食べ物で消費するよりも、自分の中にある毎日使う物に使うのであれば、少々高くても問題ないと思いました。車に数百万かけるより、自分のまともな歯を残せた方が総合的に考えて賢いと思います。なんか自分へのいいわけっぽい内容でもあり、自分へ言い聞かせているような内容ですが。最近本物志向というか、こんな考えばっかりです。作務衣も日本製の中国製の 10 倍もする物を買ったら、やっぱり全然つやが違います。洗った後の崩れ方などは雲泥の差です。それに、やはり人間はせこい物で高い物だと丁寧にしようと思いますから、もう虫歯にならないようにがんばろうとか、丁寧に使おうなどと思って、後々お金がかからなくなってくるような気がします。
私は本当に歯並びが悪いので昔からなんども何度も歯磨き練習をさせられましたおかげで、歯並びの悪いところは一切虫歯がありません。しかし歯並びの良い奥歯は虫歯だらけです。最近はとても意識を高くして磨いていますので、歯石チェックをしてもらってもほぼ 0 です。歯周ポケットも 1mm ほどしか全歯ともに有りません。意識を変えていけば、なんとかなるものだと思います。私が使っているのは、超音波歯ブラシとデンタルフロスとウオーターピックです。今回も 4 年ぶりにチェックしてもらいましたが、ほぼ完璧で予定していた時間がかかりませんでした。みなさん食後の歯磨きは気合いを入れましょう。
繰り返しになりますが、今日から自費専門歯科に行くことにしました。なぜ自費専門歯科を選んだかというのは、確実に自費の治療をしてもらえるからということ以外に有りません。保険併用はどこでも行っておりますが、併用だと自費部分に関しても程度の悪い治療をされる恐れ(なかなかどんな治療をされたかは自分ではわかりません)がありますので、専門に行きました。器具なども違うだろうと期待しております。
で、根管近くの虫歯菌を殺すだろうと期待されている方法には、3Mix-MP 法とヒールオゾンそして滅菌は出来ないけど、神経が出ても少量ならなんとかなる MTA という方法が有るらしいのですが、前者は薬を使い後者は猛毒のオゾンを使うと言うことでどっちもどっちということも有りましたが、なんとなく後者の方がすぐに空気中では分解され安全そうと言うことから、後者のヒールオゾン施設を持っている歯医者さんを探しました。MTA に関しては有るのかもしれないけど、大阪では見つかりませんでしたし根管治療の可能性が出るのはとりあえず嫌なので、まずは根管まで行かないことを前提に。
自費と保険の違いはたくさんあるとは思いますが、一番の違いは一人の患者にかける時間の違いだと思います。保険併用のところではどうしても「詰め物」だけを丁寧にしているっていう感じになってしまいがち( そりゃ保険の人から見たら、なんであの人だけ特別に長くやるのだろうと見える )だろうから、自費で行く覚悟なら自費専門を探した方が確実に丁寧にしてもらえると思います。上でも書いたように、もちろん器具の違い( 保険では利用できる物が限られる )もあるとは思いますけど、一番や時間です。やはりどの業界も人件費が一番馬鹿になりませんからね。
WEB2.0 的に第三者にも情報提供をするために書くとナチュラルクリニック大阪ってところに行きました。医院にはいると、私の行っているところでは土足のままでした。スリッパは感染症などの賛否両論がありますので、土足のままの方が私は好きです。
治療自体はラバーダムをするのかと思えば、ラバーダムの変わりらしい器具でやりました。誤嚥は防げませんが、防湿に関しては出来るらしいですが本当でしょうかねえ……。歯科医でもラバーダムの激論になるぐらいだから、なんとも言えないんでしょうけど個人的にはラバーの方が患者が苦しくなければいいような気がします。
治療自体は、きーんと言うドリルでほとんど削らないで、ごりごりというモータードリルや手作業で虫歯を書き落としながら、染色液を使って、なんども確認という手順を丁寧に一時間ぐらいかけてやるということでしょうね。マイクロや拡大鏡をつかってそれらをするということもポイントでしょう。おおむね、やはり上で書きましたとおり丁寧ということでしょうね。
削った後はヒールオゾンと丁寧な CR レジン+紫外線照射で仮止めって感じでした。
インレーはここではセラミックしか扱っていませんので、セラミックインレーになります。個人的にはアトピーが少々首周りに有るぐらいで金属アレルギーは気にしていませんので、パラのインレーでもいいとは思いますが精度が低いので、やっぱり適合の高いものにしたいと思います。まあ一度保険適用外をしていると、パラのインレーを選択しても保険外だから保険よりよほど高い値段を取られるけどね。個人的には 20K ぐらいがいいかなあと思います。奥歯だし、やはりいくら強度が高くなったとはいえ、審美的を考えなければゴールドの堅さと適合性には負けるだろうなあと色々読んでいると思っています。
ラバーがなかったのを除けば、おおむね良好でしたが一点だけマイナスポイントがありました。それは、WEB 上では無針麻酔( 針が無くて圧でやる麻酔 )をするということでしたが、めちゃめちゃ普通の麻酔器具でした。よく見る銀色のやつです。私は別に麻酔恐怖症でもアレルギーでもありませんのでいいとは思いますが、やはり説明はあった方がいいと思います。
良い歯科をネット上の情報だけで調べた場合は、保険でいいなあと思ったのはミロデンタルクリニックぐらいでしょうかねえ。東京の方はうらやましい。マイクロも MTA もあって保険適用ってどんなところだよと思ってしまいます。
本日の気分:保険診療でいいところを探すのは疲れましたので、歯科は自費で:0 時間( 計 0 時間 )
|
コメント
|
2008 年 06 月
普通の新着情報に戻る
最新に戻る
ログ
|