Vinho Verde
2003/01/25 VIRA NOVA DE CERVEIRA -> Lisboa
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朝。良い目覚めですが、本日は時間に追われます。なんと言っても 10:58 の列車に必ず乗らなくてはなりません。ポウサーダから駅までは 500M ほどの平坦な道ですので対したことはありませんが、乗り遅れたら一大事ですから早々に目覚めました。これを逃すと、Lisboa で買い物をしたり食べ物を楽しんだりとする時間は無くなってしまいます。ポルトガル旅行の目的の一つ Vinho Verde を持って帰ると言うことが全く出来なくなってしまいます。それでも、お風呂に入ったり、テレビを見たりしていると 09:00 前になりました。朝のニュースでは毎日「 Bem Portoguesa 」って良いポルトガル語講座をやっています。ポルトガルでも言葉が乱れているようで、どこかの大統領のように活用形が無茶具茶になっているようです。それを毎日一単語ずつ町の人に聞いてみて、正しい答えを教えています。これをまとめたビデオがあれば、かなり語学の勉強にもなりそうです。ま、そんなわけで朝食を食べに行きましょう。
BAR は残念でしたが、朝食は素晴らしかったです。スクランブルエッグは元々用意されており、パンの種類も多く、自家製のジャム( オレンジ、ピーチ)がありました。もちろん、小瓶入りの物もありますが自家製のジャムは始めてみました。そして、ケーキも二種類あり、生ジュースもピーチがありました。ここらへんの地帯では桃がよく採れるのでしょうか?それと、シャンパンがありました。ポルトガルはシャンパンを作っていないので、スペイン製でしたがこれは初めてです。それに、接客してくれるお姉さんがプリチィでした。受付のお姉さんも若かったし、このポウサーダで働いている女性の年齢は非常に若いようです。なんとなく初々しさがありました。そういや、受付の人と昨日夜にいたレストランの支配人ぽい人以外は英語がたどたどしかったりします。このお姉さんも英語がたどたどしいのか、私が理解しなさそうなので疑いを持って話しているのか知りませんが、効き方がぁゃιかったです。ちなみに、私はチョコレート(ココア)をチョイスしました。朝食時はミーニョ河に朝霞がかかって綺麗でした。カモメも羽を休めておりました。
朝食を済ませて、部屋のアクセサリーを写真に納めていました。このポウサーダのゴミ箱も凝っていました。鍵はほとんどこういう感じで、紋章の入った鉛製です。今日もジャムを貰ってきました。バッグパックのパッキングを終えて、郵便局に昨日パッキングした荷物を出しに行きました。が!今日は土曜日。郵便局は休んでいました……。ぎゃー大ぼけです。何しているのかねぇ。仕方ないので Lisboa のレウタウラス広場にある郵便局へ行って出すことにします。あそこの郵便局は年中無休で開いておりますので、問題ありません。肩を落としながら、部屋に帰り時間になるまで「ポウサーダの評価シート」に BAR が開いていなかったことを抗議する文章を書いていました。もちろん、私のよくわからない英語でです。時間になりましたので、これを読んでねって出したけど、うまく伝わらなかったようです。本当はディスカウントしてくれ〜!!って書いてあったのですが……。あまり強くも言えず、ダメでした。確認しなかった私が悪いにしろ、パンフにまで書いてあるのですから毎日あけるべきだと思いますわ。ちなみに書いたのはこういう感じに書いたつもり。「ここのポウサーダは静かで素晴らしかった。しかし、私には一つ心残りがある。それは 13 世紀からの修道院で BAR を楽しめなかったことだ。私は、パンフを見て楽しみにこれを見るために、このポウサーダに泊まった。だが、昨日は開いていなかった。これでは、何のために泊まったのかわからない。パンフに書いてあるのだから毎日あけるべきではないのか?出来ればディスカウントをしてほしい。改善に期待します。」という感じです。英語の書ける方は、見本を私まで送って頂けませんでしょうか?次回ポルトガルに行って何かあったときに使い回します。ちなみに、昔セトゥーバルで門が閉まっていたため折角写しに来た朝日が写せなかったと抗議したときは 30%OFF にしてもらいました。このときに新聞を見ると、1EUR = 128.10JPY って……めまいがしました。
チェックアウトを済ませ、VIRA NOVA DE CERVEIRA 駅まで。ひたすらまっすぐに線路が延びています。乗らないのであればこの角度で電車が直近に来るまで待ちかまえておきたかったのですが、乗り遅れると嫌なので電車のない状態で撮しました。でも、実際は反対側のホームで待っており急いで反対側へ渡り乗ったんですけどね。ローカル路線なので、それぐらいは待ってくれます。ここの駅には線路保守人の人と駅員さんが 1 人いますが、キップは売っていませんので車内の車掌から買うことになります。車掌には日本でもそうですが、最終目的地を告げましょう。今回は Lisboa-Santa Apolonia まで購入します。区切って買うと割高だから気を付けてね。で、今回は Porto-Campanha から ALFA に乗り買えますので、その券は Porto-Campanha で購入します。車掌や田舎の駅で買えるのは R( 普通 )と IR( 快速 ) だけというか、乗車券だけです。他の種別の電車は指定席ですので、コンピュータ発券のある駅でないと買えません。もしくはインターネットです。そういや、昔は車掌から買うと駅名が列挙された紙にパンチで乗車駅と降車駅に穴をあける方式だったし、田舎の駅のキップ売り場も全駅分の行き先が書かれた硬質キップが紐でくくられてずらっと置かれていたのですが、今は車掌の端末が良くなったためどちらも無くなったみたいですね。昔は何を言われているかわかりませんでしたが、さすがに慣れた物なので車掌が「 ALFA の券は Campanha で買ってくれ」って言っているのを聞いて了解と答えて、指定券だよねって言っておきました。
それから揺られること 3 時間ばかり。やっと Porto-Campanha に到着。これまた昔と違ってほぼ定刻で到着。まだまだ単線の多いポルトガルですが、複線化が進められていますので、時間に関してはどんどん安定して来ているみたいです。早速キップ売り場に行って、「 13:05 発の ALFA の指定席。プリメーラクラス頂戴」って先ほどのキップを見せながら言います。プリメーラクラスとはプリメーラが 1st ですので、いわゆるグリーン車。指定券代は EUR20.00 です。通常のが EUR12.00 ほどですので、結構高いですが飲み物の一杯無料サービス(水、コーヒー、各種ジュース、ポートワイン)とクッキーとイヤホンがもらえます。そして一人の場合、一人がけの席に開いていればなります。あとは、日本と同じでパーサーがついており、このクラス専用の食事があります。簡単なサンドイッチとサラダは EUR4.00 で、ちょっとした食事は EUR12.00 です。ただメニューはポルトガル語しか用意されておりませんので、あしからず。なんでだろうね。この列車はフランス製でどこかで見た形ですから速度は出まして、ポルトガルのこの悪い鉄道事情でも 210Km ほどの速度を出して走ります。私はこの中でずっとパソコンを打っていました。残念ながらコンセントはありません。オリエンテ( Expo98 会場 )に着いて、その綺麗さにびっくり。三年前は終わった後で何もかも終わりました〜っていう「ざざっぴろい場所」になっていたのに、今はショッピングセンターが出来て公園になって拓けています。始めてきた頃は、ただの工業地帯の空き地でした。なにもかも皆なんとやら〜。これを過ぎると、サンタアポローニャ駅。終点です。この駅はスリが多いので足早に抜けましょう。
Lisboa です。まずは CERVEIRA で出せなかった郵便を出しにレウタウラス広場に行かなければなりません。Lisboa には他にも、ポンバル広場、ロッシオ広場、ジラルド広場、コメルシオ広場、フィゲイラ広場、スペイン広場などがありますので注意。バスの乗り場は、駅を出てすぐ右手です。道を渡った場所にあるバス停がそうです。ここで乗れば必ずコメルシオ広場にはいけます。わからなければ、ここで降りて門をくぐれば中心部( Baixa )に出ますので大丈夫でしょう。それに、もっと自信がなければ、一つ手前の駅オリエンテで降りて、地下鉄に乗るほうが簡単かもしれません。とりあえず、わからなければバスの運転手にロッシオ?とかレウタウラス?(ポルトガル発音だと、ヘウタウラスって感じになるだけど)とか聞けば Sin( はい ) か Nao( いいえ ) で教えてくれますわ。あとは、こういう大きなバス停には必ず貼られているバスの路線図を追っていくかですね。私はたまたま 39 番のレウタウラス行きが来たので、これに乗りました。これだと終点までだから楽ですわ。
レウタウラスに着いて、早速郵便局へ。でも、嫌な予感が……。小包の方のシャッターが閉まっています。ダメもとで聞くと「小包は土日やっていないよ〜」との事……。がーん!!!今回の旅行は郵便局に嫌われた旅行でした。これだけ綺麗にパッキングしたのに、送られないの??つうか、私が手持ちでもって帰らないといけないの?この中にはナイフが入っているし、これを機内持ち込みすることは絶対に出来ませんので預けるしかありませんが、果たして二つ手荷物を預かってくれるか心配です。今の時期は空いているので大丈夫だとは思いますが、念のため悔しいですが全部バッグパックに詰めて持つことにします。
本日泊まるホテルは到着日と同じく HOTEL BERNA ですから、地下鉄で Campo Pequino( カンポペケーノ)まで行きます。ここでまた変化を発見。昔の地下鉄は信用取引でヨーロッパでは一般的な改札無しでしたが、今は違います。改札口に大きな扉がついており、日本の改札と違い上から下まで閉じられているため通り抜けることは不可能です。そして、キップも紙に印刷しただけのものから磁気式のキップに変わり、定期は電波式( SUIKA と同じ )で、ふれるだけで通られていました。凄い進歩です。凄すぎて開いた口がふさがりませんでしたわ。私は 1 日券( 1dia:EUR1.40 )を購入。一回券が EUR0.55 ですから 3 回乗れば元が取れます。食事に行くのと、コロンボショッピングセンターへ行くのと必ずあと 2 回は使いますので、絶対に便利です。それで思いましたが、地下鉄付きのバス・市電・ケーブルカー・エレベーター一日乗車券ってどうなったのでしょう?昔は持っているだけで良かったので、地下鉄がありましたが、地下鉄とその他の機械の大きさが違うため共通サイズには出来ないと思うのですが、どうなっているのでしょうか?今は、無くなったか別々にくれるのでしょうか?
ホテルについて、先ほど書いたようにパッキングをほどいて箱に詰めていた物をバッグパックに詰め直し。そして、伝説の兵器スポーツバッグの登場です。これを持ってこれからコロンボショッピングセンターへ行かなくてはなりません。なぜなら、Vinho Verde を持って帰るという使命ががあるためです。早速コロンボへ。普段ならカンポグランデより地下鉄に乗って行くのですが、今回はスペイン広場( Parque de Espanha )まで歩いていき、そして地下鉄に乗ることにしました。全然知らない道を歩くって言うのは、よく知っている町でも全く別の感覚がして好きですわ。それは外国に限らず日本でもです。スペイン広場について地下鉄の乗り場を探そうと悪戦苦闘。左に行けば 40 度ぐらいの場所にあったのですが、右に行ったため 320 度ぐらいロータリーをぐるっと回りました。あほなことしています。
なんとか無事地下鉄の入り口を見つけられたので地下鉄に乗ってコロンボへ。コロンボではショッピングの前に、ポルトガルに来たんだから SUPERBOCK が飲みたい!!という願望が強くなったため、まずは 3F のレストラン街へ。マディラは CORAL、南のほうは SAGRES ですが、Lisboa やその他の地域はほとんど SuperBock です。他に CRISTAL と IMPERIAL いうビールがポルトガルにはありますが、これらの生を置いている店はまだ見たことがありません。マディラには ZARCO というのがありまして、これは一カ所生の置いている店を見ましたが、飲み忘れておりました。そして、このレストラン街はすべての店に SuperBock が置いてあります。そのため、どこで飲んでも結構です。信じられないかもしれませんが、マクドやサブウエイなどにもあります。これだけ有名なのに、なんで日本には入ってこないのでしょ?入ってくるのは IMPERIAL と SAGRES だけ〜。ま、そんなわけで一杯引っかけて( EUR1.00 )メインの買い物です。
買い物ですが、Vinho Verde の前にポルトガルのお料理を買って帰って親に食べさせてあげなければなりません。そのため、お総菜コーナーへ。お総菜コーナーに行くとものすごい数のお総菜があり、これを 2 人のパートさんで切り盛りしています。これを買うには横にある番号札を取って順番を待たなくてはならないのですが、 15 人待ちでした。その間に、まずはポルトガルらしいお菓子から買いに行きたいと思います。お菓子は TARTE FRUTA com ピーナッツ(忘れた) とピーナッツ入りフルーツタルトを購入。ポルトガルのお菓子は g 単位で値段が付いていますので、非常にリーズナブルです。本当は 5 種類ぐらい買って帰りたいのですが、最終的な荷物の量がどれぐらいになるかわかりませんので、一種類だけです。次に、お総菜コーナーです。戻ると、あと 3 人でした。この間にほしい物を決めておきます。買ったのは、PASTE DE BACALHAU( 干し鱈をメインにしたコロッケ:芋の代わりに干し鱈 )を 8 個、RISSOL CARNE( 牛ミンチのコロッケ )を 2 個、RISSOIS CAMARAO( エビミンチのコロッケ ) を 2 個、Bacalhau a Bras( 干し鱈と錦糸卵とオリーブの実の炒め物)を一パック買いました。今思えば、大きいパックに詰めてもらったら良かったかなあなんて思いましたが、まあいいか。そして、Vinho Verde を買いに。種類が増えていますが、今まで最高級品だった物の値段が凄い落ちています。味が落ちたのでしょうか?仕方ないので昨日ポウサーダでも飲んだものを購入。Vinho Verde で 20 本。アレンテージョを 1 本。Douro を 1 本です。鞄には計算通り、完璧に 20 本入ります。レジを抜けたところで購入したキッチンペーパーで一本ずつワインをぐるぐる巻きにして、スポーツバックに入れていく私。さぞかし変人だったことでしょう。しかし、もう 6 回目。そんなことは百も承知の上ですわ。スポーツバッグにはそつなく入り、持ってみると大して重くありません。さすが、このために昨年の 11 月から体を鍛えてきたかいがありました。ここでレシートを見て物価の上がっている原因が何となくわかりました、税金が上がっています。いわゆる付加価値税です。日本の消費税も来年から内税方式になりますが、ポルトガルも全商品に内税で税金がかかっています。その税金が 1% 〜 2% 上がっています。特にワインに対する税金の上がり方は異常で 2 年前 5% だったのが 12% に上がっています。そりゃレストランで食べたときのワインの値段が凄い高くなっているわけです。
あとは、タクシーでホテルに帰れば終わりです。が、このタクシーが悪かった。私の言った行き先がわからんと言って遠回りしやがったので、EUR1.00 ほど余分にかかりました。うざかったので切れたかったけど時間もなかったため、支払う。いい加減にしろよ〜!!
部屋にワインの束を置いて、夕食に向かいます。夕食はどこで食べれば美味しいかという話ですが、私はここの通り(Rua da Bacalhoeiros:青で囲ってあります)をおすすめいたします。コメルシオ広場からくちばしの家の方へ歩く道です。昔々の RE 以外のバスターミナルがあった場所の近くです。ここの通りは値段が安くて、観光客も多くなく地元民ばっかりなので味は完璧です。それに、そういう感じなので Arroz de Mariscos なども 1 人前で頼めます。ただ、メニューはポルトガル語のみが多いかな。さて私が入りました店は Restaurante a Gaiola( Rua da Bacalhoeiros 24-F ,Lisboa) って言う私が昔ポルトガルに来て、空港でタクシーにぼったくられてびくびくしながら、ポルトガル人って悪い人という考えから、飯屋でもぼったくられると思い全く飯屋で食べなかったときに、初めて食べたところです。愛想の良い兄ちゃんがいます。が、今回はその愛想にやられました。というか、すべては私が悪いのですけど……。ポルトガル最後の夜だしぱあっと食うぜ!!って食べ出したら EUR38.50 もかかりました。そりゃ、愛想も良くなっていろいろしてくれるわけだよ。だいたい、メインディッシュが EUR7.00 ぐらいの店なのに、なんでこんなにかかるっだったかんじです。何を食べ集って、生ビールを飲んで、付き出しで出てきた「鰺の唐揚げ」がめっぽう美味しかったので、もう一つくれと言うと、こんなのもあるよ〜と次は先ほどもコロンボで買ってきた「干し鱈のコロッケ」が出てきました。これまた感激、食べたいと思っていたんだよね。うれしくなってばくばく食べていると、もちろんビールが無くなるので Vinho Verde を注文。ハウスワインにすれば EUR2.00 なのにね。がんがん飲みました。そうしていると、スープが来ました。今日は「 Sopa de peixe( 魚のスープ )」です。スープも飲んでコロッケも食い終わると、最後の夜おなかはまだまだ大丈夫です。他にないの?と聞くと、これあるよ〜と「烏賊のリング揚げ」を出してくれましたので、食べました。それをつまんでいると、メインディッシュの Caldeya de peixe no tacho a alentejana( アレンテージョ風魚と豆の煮物)が来たので食し、サッカーが始まったので見ていました。この後はのんびりとメインを楽しみ、ハーフタイムが終わったところでおやつを。おやつは Arroz com Leite 、日本人は苦手なココナッツミルク炊きご飯です。しかし、私は西瓜ご飯や柿ご飯を食してきた人。なんて事はありません。美味しく頂きました。そして、コーヒー。私はいつもカフェオーレですわ。そして時間をつぶすようにのんびりと飲み、サッカーを見ていました。するとマスターが暇になったのか外に出て行ったので、ちょっとカウンターを見ているとマスターが帰ってきて「ブランデーかポートでも飲む?」って言ってきたので、「マディラはないんだね」って言うと、「マディラはないけど、シェリーはどう?ポルトガルのブランデー」って紹介してくれました。これはポウサーダで有名なオビドスでの生産が有名なお酒です。実は買って持って帰ってはあるのですが、未だ飲んだことがありませんでしたので頂きました。これを飲んでいると、マスターが来て写真撮ってあげようか?と言ってくれたので取ってもらいました。レストランで写真を撮って貰ったのは初めてです。もちろん私のデジカメですけど……。やっぱりデジカメは珍しがられましたよ。お礼にライトを撮影して見せてあげました。サアラさんの写真を見られなくて良かったぁ〜。サッカーも終わりましたのでお勘定をして帰りました。鰺は甘いのでぐいぐいいけますが、 40 度ぐらいありますのできついです。酔わすには最適じゃない?しかし、よく食べましたね。マスターが面白いと、食も進みますね。
でも私はまだポルトガルを満喫しなくてはなりません。そのためには、ここからホテルまで歩いて帰ろうと思います。距離的には 4Km ほどあると思いますし、リーベルダーデ大通りより全て上り坂となります。そんなわけでてくてくと歩いていたわけですが、ロッシオ広場の銀行にある為替レートを見ていると近づいてくる明らかにぁゃιぃ人物が。何かなあと思ったら。大麻樹脂ですね。角砂糖大の物で EUR30.00 と行っていましたので、あほらしくて「いらないよ」って追い払いました。そして、リーベルダーデ大通りには娼婦が一杯。Lisboa はやっぱ治安が悪いね。のどが渇いてきたので、キオスクに入ってガス入りの水を購入。てくてくと Marques de Pombal まで。最後にもう一杯 SuperBock をとすごく思って飲みたかったんだけど、途中の美味しそうなレストランには、入らずじまい。きっと BERNA の近くにあると思ったからです。そして、ここから日本へ電話をかけカードが無くなったためついでに買いに行こうと BERNA まで戻り店を探すことに……。ですが簡単な Cervejaria がありません。なんか裏にちょっと高級そうなバーはありましたが、一杯引っかけるって感じではありませんし、いくらするのかわかりません。周りを半径 500M ほど探しましたが見つけることは出来ませんでした。今日が土曜日というのも悪いのでしょう。そして、なんとなく郵便切手の自動販売機に。実はリーベルダーデ大通りなどで 2 回買おうと試みたのですが動作せず諦めかけていたのですが、ここでは買うことが出来ました。これも昔は巻きロールを切っただけの切手でしたが、今は一枚一枚シールになっていて印刷されています。それにカラーです。進歩しました。
そんなのが良かったのかもしれません、なんとカンポペケーノの前にある闘牛場の前に屋台のバーが出現しているではありませんか。もちろん SuperBock です。早速道路を渡って一杯。 EUR1.00 でした。残念ながらテレカは売っていませんでしたが、なんとかポルトガル最後の夜の野望を達成したところでホテルに帰り就寝。
本日の気分:麻薬は初めてです:いっぱい,明日のラッキーアイテム:Vinho Verde
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2003 年 01 月
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