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九能茶
2003/01/01
 正月停止中。ぜんぜん追いつきません。
 2003 年あけましておめでとうございます。今年は未年、ふわふわっと行きたいね。
 我が家では手作りのおせち料理です。私が肉を食べないこともあり、全く肉はありません。おとそは産地直送地酒の時もありますが、もっぱらチョーヤの梅酒ですわ。実入りのやつです。
 本日は元旦というのに、あほなことをさせていただきました。それは、全日空が 50 周年で行っている「一日乗り放題キップ」を使って、ITM[09:30] -> [10:25](HND)[10:55] -> [12:35]HKD[15:15] -> [17:10]KIX という、函館にたった二時間だけという旅行をしてきました。一日乗り放題でもなければあほらしくてやっていられませんが、一日乗り放題でもあほらしい内容です。
 旅行は親と二人で行きました。伊丹までは千里中央からモノレールで行きます。空港バスはあてにならないのでやめました。
 伊丹空港に着くと一日乗り放題と言うことででしょうが、発券カウンターがとても混んでおりましたので、2F のカウンターまで行きました。ここでも結構待っておりましたが、それでも 1F よりはましでした。皆さん私も含め正月からご苦労様ですわ。
 飛行機は B747-400 でした。羽田まではあっという間です。離陸が 10 分ばっかし遅れたので特筆することもなく 20 分ほどで次のボーディングです。函館までは B777 でしたので、乗り心地は良かったのですが ANA がけちなのか、せっかく着いているゲーム端末が全く使えず、何のために前に説明書きが前のポケットに入っているかわかりません。
 函館には定刻に到着。タクシーが待っていてくれたのでそれに乗って、函館観光です。函館タクシーでは 2 時間 \10,600- です。でも、時は金なり。特にこんな時間が全く無い場合は非常に有効的です。
 とりあえず、函館と言うことでトラピスト修道院に行きたいところですが、元旦は休みですので五稜郭へ。雪の函館ですから凄い綺麗です。地元の方には嫌みたいですが、観光客にとっては良い物ですわ。ここを歩きたいと思いますが、今日は全然時間がないので歩けません。残念です。エレベーターを降りたところに、正月と言うことでおとそが振舞酒としておかれておりましたので飲みましたが、飛行機での疲れか何かわかりませんが、しんどくなりました。
 初詣に函館護国神社に行きたかったのですが、ちょっと寄る時間がなかったので、その時間をタクシー観光しました。有名な教会も素通りです。中華会館もありました。
 でも、函館ハリストス正教会は、ちゃんと見て参りましたわ。正月でもミサのためか開いておりました。ただ、入って 1 分ほどで急いで見ていると受付の方に怪訝な顔をされました。
 も見てきました。なんか撮影で有名な坂だそうです。ただの坂にしか見えません。旧市庁舎も残念ながら閉まっておりましたので、そとから写真を撮るだけでした。実際かなり綺麗みたいで、見ていると 1 時間以上はかかるみたいで、どちらにしろ無理ですね。
 正月ですので高龍寺に行って、初詣へ。鐘が突けなかったので残念でしたが、雪よけフードの着いた寺って言うのは始めてみましたので新鮮でした。大阪ではまず無いもんね。
 その後、函館の新鮮市場かなんかお土産屋の集まる市場へ行って、10 分でお土産を購入。そして、駆け足で空港へ。なんか愛想が悪くなったけど、懐銭を渡したら期限回復。律儀なもんですわ。空港に着いたのは離陸 30 分前。なので、ほとんどお土産を買う時間がありませんでしたが、札幌限定のサッポロクラシックビールを購入。ドラゴンエアーなんて来ているのね。飛行機は関西空港行きの B767-300でした。ちょっと狭いし、おとそのおかげでしんどくてずっと寝ておりました。
 関空からは関空急行で堺まで行って、普通に乗り換えて住吉大社まで。正月三が日は急行も住吉大社に止まるのですが、 17 時までですので普通に乗り換えなければなりませんでした。でも、着いたのは 18 時ぐらいですから例年 19 時ぐらいに行くのから比べたら速かったりしました。函館に行ったのになあ。
 いつも通りイカ焼きを購入。今年は 300 〜 200 円の物がありました。イカ焼きはもちろん大阪の卵入りのやつですよ。前も書いたと思いますが、両面一度焼きのやつはダメです。片面ずつくるっと回して焼くところで無ければなりません。両面のはふわっとなって美味しいのかもしれませんが、ぱりっと焼けないので嫌いです。ホットプレートで焼いたお好み焼きが水分多くなるのと同じような感じですわ。
 帰って軽くおせち料理を食べました。
 本日の気分:おめでとうございます:おせち料理,明日のラッキーアイテム:肩たたき券,1.75PTE/1JPY
2003/01/02
 正月停止中でした。27 日完了。FIVA つぶれていた間の、飯アプ完了。12/22 のクリスマスケーキアプ完了。
 昨日の疲れが出て昼まで熟睡。初夢は会社に遅刻していきそうになる夢という、なんて夢のない話でしょうって夢でした。
 朝食を食べる前に初風呂に行きました。なんども書いておりますように大阪の実家には風呂がありませんので、風呂屋さんに行かなくてはなりません。風呂屋さんは大阪市公衆浴場の場合、元旦と三日は休み(三日に関してはあけているところもあるけど)ですから嫌でも今日行っておかないと、四日の夜までいけないという臭い臭い体になってしまいます。初風呂はいつもより人が多いです、初風呂だけは家の風呂ではなくてお風呂屋さんに来る人が多いのだと思います。知らない顔ぶれをよく見かけます。
 昼からお墓参りに行きました。あまりにも運動不足なので家から駒川中野まで歩いていって、そこから喜連瓜破まで地下鉄で行きました。親は天下茶屋から動物園前、天王寺経由で来ましたがちょうど同じタイミングの電車になりました。駒川中野まで 30 分程度でした。たしかに歩いても時間は変わりませんわ。
 お墓を参った後は、一心寺に行きました。一心寺に行くのは 7 年ぶりぐらいです。ここは火葬した骨を納めると、その骨を使って 9 年ごとに一体の仏さんを作って埋葬してくれるところです。ですが、この寺は狂っています。山門が、パビリオンでした。笑うしかありませんでした、なんていうかかなり前から逢坂(国道 25 号線)を歩いていると変な屋根があるなあと思っていましたが、これだったとは夢にも思いませんでしたわ。web にも写真があるようですが……ちなみに住職謹製だそうです。あまりにも安っぽいように感じますけどねえ、普通の木製の山門の方が良いと思います。どうせなら、住職も踊ってほしい。中は普通なのに外面だけ、それも山門だけが変って言うのは中途半端。踊り狂え〜!護摩を焚くときはサンバのリズムで。
 あまりにも衝撃を受けたので、愛膳さんへ行って落ち着きました。
 その後、阿倍野橋近鉄百貨店へ初売りの食料品を見に行きましたが、これが間違いでした。がんがん買ってしまいます。たらばがに、特上にぎり寿司( 大トロ入りで半額だった )、あなごの切り落とし、いわし明太子と買っていました。久々に近鉄に行ったのですが、ピザ屋があってびっくり。ああいうのも最近の百貨店にはあるんですね。
 夜は、その寿司だよ。大トロといっても中トロっぽかったなあ。1200 円とは大盤振る舞いだと思いますわ。牡蠣の軍艦巻きが珍しくて美味しかったです。
 本日の気分:やっとまともに動いたよ:おせち料理(手製だよ)、特上にぎり,明日のラッキーアイテム:大トロ,1.75PTE/1JPY
2003/01/03
 ぜんぜん追いつきません。28 日完了。
 昼前に起きました。友達からメールが入ってバーゲンに行って焼き肉を食べに行こうと言うことなので丁重にお断りいたしました。正月早々嫌みですか?って感じです。肉は食えません。
 今日の朝もおせちだったわけで、3 日連続白米は口にしておりません。やせないと……。ちょっと、でも胃が痛くなっています。神経症はだめね。
 挨拶回りに 2 件ほど行った後、ポン橋へ。ポン橋では、ポルトガルで使うデジカメ用のニッケル水素電池を買いました。今って 2100mh まで容量が増えているんですね。私の持っているのは 1700mh です。確か一年半前に買ったと思いますが、アップ度はすごいです。あと、当時は 2 本で 1600 円ぐらいした記憶がありますが、今はその半額になっているようで値段も安くなりましたね。普及することはいいことだって感じです。あと、海外で使える充電器も出来ているようです。いわゆる 100V-240V 対応ってやつです。海外用プラグは持っていますので、これを買えば大量に電池を買い込まずともいけそうです。たぶん私の持っている充電器では 2100mh を充電するのは厳しいと思いますので、この際だから買い換えようかと思います。
 で、カメラのキタムラでコスプレ写真を現像へ。コダックで焼きますから即日プリントは出来ません。なわけで、デジカメに入っているデータを JOY システムを使ってデジカメプリントしてきました。これは、コンビニに置いてあるのと違って、印刷を業務用のプリンターで集中して焼くため、綺麗で安く上がるのが特徴みたいです。が、どこでもおけるというわけには行かず、ラボのあるところでしかやっていないようです。で、この端末をさわってやってみたのですが、これは結構よいかもしれません。このシステムがあるなら、コンパクトカメラを持たずともデジカメだけでいいかもと思ってしまいました。なぜかというと、トリミングが自由に画面上にて指定できます。そのため、変な構図で撮れてしまった写真でも、一枚目から納得のいく印刷が出来ます。すばらしいです。ただ、一つ残念なのは光量の調節がありません。次回のソフトのバージョンアップでは是非つけてほしいです。ちなみに私の画像は 210 万画素で撮影しておりますが、L 版プリントであれば、1/4 ほどの面積をトリミングしても全く問題ありませんでした。使えますわ。
 その後、ビッグカメラにデジカメ用のレンズを買いに行きました。デジカメ用のレンズというのは、レンズ交換方式では無いので厳密に言えばフィルターみたいな物ですが、本来のレンズの前に大きなめがねを置いて、広角や望遠をつけるための物です。ポルトガルに行くと言うことなので、広角をとりたいためステップアップリングと、0.55 倍の Kenko のレンズを買ってきました。魚眼がほしかったけど \36,000- はさすがに \30,000- のデジカメにはなぁと思ったのでパス。魚眼の絵っておもしろいんが撮れるんだけどね。で、早速つけてみたのですがカメラの構造上内蔵のフラッシュは使えません。レンズに跳ね返ります。あと、フレアがかなり入りますので気をつけないと、まともな画像にならないかもしれませんってことです。ただ、完全な魚眼ではないですが、少し画像がゆがむのでおもしろい感じに撮れそうな感じです。休みの間にでも雨が降っていなければ遊んできたいと思います。
 サッポロクラシックビール(北海道限定)は、甘くてあっさりしているね
 本日の気分:やること大すぎだ:たらばがにみそ煮込みきしめん鍋,明日のラッキーアイテム:,1.75PTE/1JPY
2003/01/04
 ぜんぜん追いつきません。29,30 日完了。
 昼前に起きました。今日は昨日のみそ煮込みきしめんが朝ご飯でした。
 くそ寒い中、昨日言っていたように広角レンズの試撮です。
 近くのマンション
 天下茶屋の旧街道
 愛隣から新今宮駅
 ポン橋 J&P 前から(1)
 ポン橋 J&P 前から(2)
 いい感じです。気に入りました。ポルトガルでもバンバン撮るよ。デジカメは PowerShot40 だよ。
 今日はミューヘンで飲み会。その後、酒庫に行ったよ。最後の休みから居酒屋にも家族連れが多かったです。地方の居酒屋みたいな状態でした。ちょっとへんなお初天神でした。
 本日の気分:飲み過ぎた:ミューヘン,明日のラッキーアイテム:広角レンズ,1.75PTE/1JPY
2003/01/05
 31 日完了しました。これで昨年の分は全部完了。
 大分に行く日です。いつもは船で行くことが多いですが、今回は最終飛行機で行きます。理由は特にありませんが、少しでも早く行っていい加減年賀状を出さないと……と思っております。
 ポルトガルに行くためにバッグパックを大阪に置いて帰るために、衣類を入れて帰る鞄を探していたら何も無かったので、阪神百貨店の福袋( よく観光地であるような麻袋っぽいナイロン袋 )に入れて帰ることにしました。でも、これが失敗。後々に空港のセキュリティチェックで気づいたのですが、エロゲーのカレンダーが透けていました。
 正月に近鉄百貨店で買ってきたいわし明太子を生まれて初めて食べました。どんな感じの味か全く検討付きませんでしたが、めちゃめちゃ美味しいです。博多の名物だそうですが、全く知りませんでした。味は脂ののった鰯と明太子ってそのままやんけって感じですが、それが美味しいんです。鰯の脂と明太子の辛みがマッチして、何とも言えない感じです。本柳葉魚より脂ののった、柳葉魚みたいな感じでしょうか。なんしか、美味しいです。本柳葉魚は高いので、こっちを買う方がパフォーマンスも味も良いような気がしました。
 その夕食を 14 時に済ましました。運動不足と強迫神経症で食欲がなかったのでちょうど良かったです。このまま明日の朝まで、お茶以外何も口にしないで行きます。
 伊丹には千里中央まで行ってその後モノレールです。ちょっと前までは、大阪空港バスで行っていましたが、あまりにも本数が少ないので時間の読めるこのルートの方が安心ですので、これに変えました。事故も渋滞もないからね。伊丹空港は元旦よりは空いておりました。
 乗り込んだ飛行機は ANA187 。これが、結構大変でした。まずは、セレクターレバーをアームドにした直後電気系統にトラブルを起こし、整備のため離陸延期。伊丹空港で 30 分ばかり足止め。今日のパイロットは漫談というかしゃべるのが好きみたいで、色々と説明してくれるが良かったですが、かなりペテン師か政治家のしゃべり方しています。とても胡散臭かったです。30 分ほどで直って離陸できたわけですが、大分の天候は曇り風速 15M 以上、エアーポケットが多く、レーダー誘導は難しいため目視誘導で着陸とか言い出しはりました。私が一番怖いフライトを経験したのは前回ポルトガルに行ったときの、リスボアからフランクフルトへ戻るルフトハンザでしたが、A320 で嵐の中着陸しました。あのときは風は余り無くて、全く見えない状態で降りるっていうので怖かっただけでしたが、今回はかなり来ました。 B737 なので大きいため安心だなとは思っていたわけですが、シートベルトしていないと確実に浮くなってぐらい落ちました。それも、5 回ぐらい。乗り物には強いのですが、小説を読んでいたため見事に酔ってしまい気持ち悪くなりました。横揺れも新幹線の比ではありません。落ちるとは思いませんでしたが、気持ち悪いので下ろしてほしかったですね。着陸は問題なく降りられました。うまかったです。
 気分が悪いのに空港バスで小説の続きを読んでいたため、よけいに気分が悪くなってしまいました。でも、そこは極寒の大分県別府市。摂氏 -1 ℃ですが、風が 12M ほど吹いていますので体感は -5 ℃ぐらいに感じられました。バスを降りると一気に酔いなんて醒めました。でもここでタクシーに乗るとまた酔うので、歩いて帰りました。別府観光港からですから、だいたい 30 分の山登りです。ただし、12M の突風の向かい風付きでした。途中からコートの中に汗はかいてくるのですが、手や髪が冷たすぎてふらふらして来ました。低体温症になりかけました。脳を冷やしすぎると自立出来なくなりますからね。なんとか気力で家に着きましたが、指を見てみると 2 倍ぐらいに腫れていました。凍傷にかかりかけです。どおりで、痛みを通り越して浮いた感じしかしないわけですわ。緊急に鍋に湯を沸かしてつけました。あと、服の下の発汗もふき取らないと、冷めて風邪引きますのでバスタオルで拭いて温泉に行こうと車に行くと「忘れてた……」。ガソリンがもう会社に行くぐらいしか残っていなかったんです。緊急で風呂に湯を溜めて、服は着替えて風呂に入りました。死ぬかと思いましたが、なんとか生きているようです。人間これぐらいの自然現象ではなかなか死にませんね。
 で .com Master ☆☆の結果が来ていました。
 とりあえず、全部 60% 以上は取れていたみたいです。「常時接続環境構築にあたっての知識」と「ネットワーク運用に必要な知識」だけが満点でした。「常時接続で使われる技術に関する知識」と「常時接続環境構築に必要な設定に関する知識」と「情報公開のための関連技術」が 80% 、残る心配していた「常時接続のビジネス活用に関する知識」が 60% でした。
 ギャラエンで笑いすぎた、というか初めて面白いと思った、というか卑怯です、あれは私たちの世代のヲタはかなりの確立で笑うでしょ。AV 男優が AV 女優に「きもちいいの?どうなの?」とかいいながら攻め続けているぐらい、的確にツボを押さえられているので、笑いたくなくても笑います。
 本日の気分:おかげでおなかは減りました:いわし明太子,明日のラッキーアイテム:シートベルト,1.75PTE/1JPY
2003/01/06
 仕事始め大発会。社長の挨拶があるので、ぎりぎりに行くのはあれだろうと思いましたので、急いで用意しているとお風呂セットを忘れました。今日はコミケ帰りの宅配便が一杯届くので家に取りに帰ってから行く時間はおそらくありません。めんどいですが、昨日同様家で入るしかなさそうです。この糞寒いのにね。そういや、北海道や新潟のワンルームマンションなんて風呂どうしているのですか?寒いのにシャワーだけですか?風呂に暖房付いているのでしょうか?
 社長の挨拶を二回も聞かないといけない子会社萎え。本社と子会社のを聞きました。右から左に抜けましたので全く覚えておりませんけど……。挨拶するなら、11 時ぐらいの方が頭も働いており良いと思うんですけどね。
 で、やっぱりスバルの調整の後プレオが全く走らない( 6000 回転まで上げているのに 120Km しか出ない。)ので、メンテをしたディーラに再調整を依頼。大阪に聞いて大阪の調整でやってくれと頼んでおきました。大阪の調整だと、踏み込めば 4000 回転ぐらいで 136Km( リミッター ) まで出ます。私はこの速度が出ると言うことでプレオを買ったのですから、出してもらわないと困ります。
 新年早々忙しかったです。体が怠けているのもあるけど、疲れました。眠たいです。
--------今日のレシピ(ホタテと大根の葉のガーリックオイスター炒め)---------
ボイルホタテ:ミニ 10 個ほど
大根の葉:3 本分
マイタケ:1 本
ニンニク: 5 かけ

酒: 小さじ 2
オイスターソース: 大さじ 2
塩:適量
胡椒:適量

1)大根の葉をおおざっぱに、ニンニク、マイタケは薄切りに
2)中華鍋でガーリックオイルを作る。
3)ホタテ、マイタケ、大根の葉と炒める塩胡椒する
4)酒とオイスターソースで味を付ける
5)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:九能茶の在庫を見て唖然となった:ホタテと大根の葉のガーリックオイスター炒め、黒豆,明日のラッキーアイテム:手袋,1.75PTE/1JPY
2003/01/07
 今日は七草がゆ。春の七草は「ごぎょう、すずしろ(大根)、すずな(蕪)、せり、なずな、はこべら、ほとけのざ」です。河川敷にでも行けば、ごぎょう、なずな、はこべら、ほとけのざ、は見つけることが出来、すずしろ、すずな、せりは店で買えますので、作れますね。といいますか、七草がゆセットを買ってくるのが一番手っ取り早いでしょう。だいたい一パック 300 〜 500 円ぐらいで売っています。雑草の詰め合わせなので、割高ですが自分で探す手間を考えたら安いものですわ。
 さてとレシピですが、特別に七草がゆのレシピを。
七草:1 束
米:1 合
水:1200cc
塩:小さじ 1 (炊き込み用)

1)七草を塩ゆでし、刻む
2)鍋にといだ米と水を入れて、中火で沸騰させる
3)沸騰すれば弱火にして 50 〜 60 分煮る。決して混ぜない
4)塩と七草を入れて、全体を混ぜふたを閉める
5)10 分ほど蒸す
 そうそう、阪神百貨店に行けば朝の 8 時か 9 時より配っていますよ。美味しいです。
 リアルとネットの年賀状を必死に書きました。どちらもこんな絵を書いて出しました。絵の才能のなさに笑いました。予想より来たので、買っておいた枚数じゃ足りなくなりましたので、買って来なきゃいけないのですがまだ売っていますかねぇ??ポルトガルからのエアメールで許してくれるかなあ。とりあえず、目上の方には全部返しておいて、会える人には後と言うことで……。つうか、やっぱ時代は手書きだよね〜。ここ 2 年は手書きしか作っていないなあ。どんどん時代に逆行しています。昔は早いうちからドットプリンターでパソコンプリントして、バンバン送っていましたが、 4 年ほど前よりこのノルマ的というか機械的な年賀状を自分でも、もらうのはうれしいけど、あまりうれしくないし、見ても楽しくないのでやめることにしました。そんなわけで、フル手書きです。表書きもすべてです、色ペン使いまくりです。もこもこペンやラメ入りやゼリー状のインクなんかも小学生のように使ったりします。本当はあまり使いたくないけど、親が USJ で買ってきてくれたので仕方なく使っています……。まあ、それなりに痛いけど、個人個人に書いているので見てすぐに捨てられるような感じにはなっていないと思いますわ。いつも思うけど、なんで正月明けは出来て正月前は出来ないんでしょ……
 寒すぎて笑いが止まりません。湯たんぽが 3 時間で冷めます。あと、寒すぎるので脳が冬眠状態に入ってめちゃめちゃ眠たくなります。不眠症の方は良いかも……二度と起きれなくなるかもしれませんけどね。
 今日の柳川には、エビ天を特別に入れてみました。結構美味しかった気がしますが、柳川鍋で作らず普通の鍋で作ったので、取るときに崩れてしまって写真の見た目は最悪です。
--------今日のレシピ(穴子の柳川鍋)---------
穴子:3 匹
エビ天:1 匹
ゴボウ:1 本
卵:2 個
三つ葉:適量

割り下:
醤油:50cc
酒:30cc
みりん:40cc
水:200cc
砂糖:小さじ 1
塩:少々

1)穴子をぶつ切りに、ゴボウをささがきにする
2)ゴボウを水につけて灰汁を抜く。20 分程度
3)ゴボウをしき、その上に穴子とエビ天を載せる
4)割り下をかけて、中火にかける
5)沸騰したら、弱火にして 10 分ほど煮込む
6)溶き卵をかけて、ふたをして火を止める
7)2,3 分経ったら、ふたを開け、山椒とみつばをかける
8)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:ちょっと塩分取りすぎて唇が乾燥して痛い:穴子の柳川鍋、七草がゆ,明日のラッキーアイテム:女峰イチゴ,1.75PTE/1JPY
2003/01/08
 2 日と昨日両日とも完了。いつもこう書いているのは i-mode で見て頂いているか手向けの情報ですわ。
 楽天のアニメーショングリーティングはダメですね。スキップ機能をつけてほしいですわ。だってだってだってだって、帰ってきた 13 通のうち 9 通が同じデザインってどういう事よ??アニメーションじゃ無い場合はこんなことは無かったのに、アニメーションは受けをねらって同じようなデザインにするんだろうなあと思いました。はっきり言って、アニメーションの部分がすごい邪魔になってくるので本当にスキップ機能をつけてもらいたいですわ。
 なんかでかい梨が売られていたので買ってきました。大分名産の愛宕梨(あたご)という物みたいです。食感は新高梨に似ていますが、大きいためか水分は少なめです。右上にあるのが CF カードですが大きさを比べて頂くとかなり大きいのがわかると思いますわ。子供の頭よりはでかいですね、直径 20cm ほどあります。ちなみに 350 円でした。
 今日はちょっと時期は外れておりますが、関鯖が売られていたのでそれのお刺身を食べましたので、レシピは無しです。
 本日の気分:ポルトガル行くって言ったよ:関鯖の刺身、冷凍のチキンライス,明日のラッキーアイテム:月見うどん,1.75PTE/1JPY
2003/01/09
 スバルに車を預けて来て、代車を借りてきました。プレオのノーマル AT ですが、走りませんね。関係あるのかなあと思っていましたが、SOHC があるだけでもだいぶん違うようです。まあ、代車ですからいいですけど。
 大阪に帰る用意をしていました。ポルトガルのことを考えて買いに行かないとダメなので、色々と大変です。パスポートは絶対に忘れてはなりません。
 そんなわけで手抜きですが、美味しい夕食です
--------今日のレシピ(ポトフ風蒸し煮)---------
かぶら:1 個
にんじん:1 本
ジャガイモ:1 個
タマネギ:1 個
ベーコン:10 枚
芽キャベツ: 8 個

洋風スープの素(ビーフ):8g
塩:小さじ 1 
黒こしょう:小さじ 1/2
こしょう:少々
水:800cc

1)全部を鍋に入れ、蒸し器にかける
2) 6 時間ほど蒸す
3)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:蒸した食べ物は美味しいよ:ポトフ風蒸し煮,明日のラッキーアイテム:フィルム,1.75PTE/1JPY
2003/01/10
 またまた、大阪へ帰る日です。今回は新年会とポルトガルの用意のためです。相変わらずの別府港からです。
 いつもは一等室で帰ってくるのですが、今回は予約を取るのが遅くなったので取れませんでした。そのため、二等寝台しかありませんでした。二等寝台は 4 人部屋が 2 階、 12 人部屋が 1 階にあるようです。で、今回は 12 人部屋だったため 1 階だったのですが、この部屋の位置がちょうど食堂の前より通路が延びるため、食堂の騒ぎ声がもろに入ってきまして、めちゃめちゃうるさかったです。あと、廊下で騒ぐ半島人うぜぇ〜氏ね。でも、たまたまダイソーの耳栓を持っていましたので、怖いぐらい静かな状況の中で過ごすことが出来ました。無響室にいるような感じで耳が痛くなるぐらいでした。ダイソーの耳栓はすごいききます。100 円だけど性能はイヤーウィスパーより高いです。買いです。
 夕食はまたまた自分で作ってきました、いつも通りの昨日の残り物です。ポトフを大量に作ったため、もって帰ってきました。夕食を自炊するとそれなりに安上がりになります。
 部屋は 3 人しかいませんでした。
 本日の気分:そういえば、1/1 まだだった:昨日の残り物,明日のラッキーアイテム:グリセリン,1.75PTE/1JPY
2003/01/11
 定刻に大阪へ。
 とりあえず、髪をカットしに行きました。ポルトガルに行くため、かなり短めにしました。ショートカットです。長いと歩き回った場合、汗でべたつくし、シャワーを浴びた後乾きにくいので嫌です。特にポルトガルが西岸海洋性気候と地中海性気候で一年中温暖とは言え、1 月は十分に寒いですからね。風邪が一番怖いです。
 その後、次は肩こりを取るために、整骨院へ。なんか今日は繁盛していまして、ちょっとばかし待ちました。肩もすっきり。
 家に帰って昼ご飯を食べた後は、ポルトガルの用意です。とりあえず、IACE トラベルに行って、ホテルのバウンチャーを取りに行ったのですが、ここの対応がすごい悪くなっていました。連絡が来なかったのでホテルの予約をしなかったと言われました。というのは、一度予約を取ってもらって当日に振り込めと言われた FAX が家に来ていたわけですが、その FAX を見るのは会社から帰ってからなので振り込めるはずもなく再予約をかけてもらったのですが、その電話が無かったとか言いほざかれましたので、切れました。とりあえず、再予約を入れなかったのは相手の落ち度なので、予約を取り直すのと予約を取れなかったとき同等のホテルへ無料で変更というのを取り付けて、予約金だけ納めて終了。
 千鳥屋本店で正月の挨拶用のお菓子を購入。棹物三本にしました。
 ここらへんでショタが来たので、カメラのキタムラへ行って冬コミのコスプレ写真をもらって、金券屋へ。私は一人暮らしをし出してから特に金券屋をよく使うようになったのですが、また一つ良い方法を見つけました。DoCoMo のモバイラーズカードです。これは DoCoMo の利用料金をチャージできるようにするプリペイドカードなのですが、これが 3.3% OFFで売られております。チャージは 50000 円まで出来ますので、全部チャージすれば 1633 円お得になります。これは買いでしょう。小さなことですが、これだけあればビールなら 500ml を 6 本パック買うことが出来ます。あとは、QUO カードですが、 4% 〜 5% OFF で売られております。これを買っておけば、コンビニの商品が税込み価格になります。これで定価で高い高いコンビニ飯も少しはましになるでしょう。ただし、セブンイレブンとファミリーマートだけでしたっけ??他には図書カードと葉書と関西汽船の株主優待券を買いました。本当は株主優待券だけを買いに行ったんですけどね。
 色々買って満足したところで、ビックカメラへ。目的は親のデジカメ探しです。でもその前にポルトガルに持っていくため PROVIA の 11 本+アクセサリーパックを 2 箱購入。いつもなら逆輸入版が安いのですが、今はキャンペーンでこの方が安く買えます。あとポイント帰ってきますしね。そんなことをしていると時間が無くなったので、デジカメはほとんど見られずに集合場所へ移動。
 某所で待ち合わせた後、某所のふぐ料理屋へ移動。おされなふぐ料理屋でした。づぼらやと違って味も完璧です。つうか、づぼらやでも満足していた漏れは全然ダメだったわけですね。今回の冬は、ふぐばっかり食っていますわ。かに食いに行こうぜぃ〜
  3 時間ちょいいたと思いますが、よく覚えておりません。その後は、カラオケをするために、心斎橋の JOYSOUND まで。久々に梅田から心斎橋まで歩きました。この人数で歩いていくとおもろいのでそんなに距離は感じませんわ。一人で歩いていると大変ですけど、話していると時間を忘れますからね。
 JOYSOUND は土日祝前は 24:00 よりフリータイムですが、あと 30 分待つのは面倒だったので入室。今日は歌のめっぽううまい人が二人もいるので萌え。
 カラオケは楽しかったです。個人的に行ったのを除けば、2,3 年ぶりにカラオケで盛り上がった気がします。アニヲタばっかりだから楽でした(わらい。しかし、無職カルテットのくせにドリンク頼みすぎ。先にペットボトル買ってこないと〜。歩いてきたのにコンビニに寄らなかったのが悪かったなあ。結構上客だっただろうな。
 久々に朝までカラオケ完走しました。キングゲイナーは良かった。もう少し練習したいと思います。バンバンは受けました。最後はまったりと心の旅で。もらい泣きと HERO は全然歌えませんでした。特に HERO は息継ぎの場所がわかりません。かなり練習の必要がありますわ。あと二人がうまかった。それと、ジーマはやっぱ苦手です。普通のビールの方がいいや。
 06:00 に終わって、駐車場まで皆を送っていって、私はショタと一緒に長堀橋から帰りました。その後、ショタと神田川のように朝風呂( 07:00 よりあいています )に行って、仮面ライダーを子守歌にしながら爆睡。
 本日の気分:本当におもしろかったですわ:ふぐ唐揚げ会席,明日のラッキーアイテム:湯引き,1.75PTE/1JPY
2003/01/12
 12:00 起床。親が朝食の準備をしてくれてあったので食べて、ポン橋へ移動。いつもなら歩いていくのですが、無職の人が昨日歩き疲れたというので南海で難波へ。今は定期がないので地下鉄ではなくて難波で行く方が、片道 80 円も安くなります。
 今日は何をするかというと、昨日も書きましたように親がデジカメとホームページをしたいというのでその買い物です。
 デジカメはビックカメラに行って買いました。CoolPix2000 です。なぜこれにしたかというのは、CF カードであることが一番でした。今 CF カードを使っているところと言えば CANON と NIKON しかありませんので、この二社で選択したところ安くて小さくて性能を考えるとこれになりました。CANON の IXY でも良かったのですが、あまりにも周りに IXY 使いが多いため嫌になってやめました。また、PowerShotA40 も私が使っているのでやめました。もう一つ下の PowerShot は光学ズームが無いためやめました。なので、これになったわけですが買ってから気づいたのですがファインダーが無いんですね。まあ、コンパクトデジカメは液晶を見て写すことに主眼を置いているため、ファインダーはおまけみたいな物なのでしょう。逆に 8 万を超えるような物はファインダーに主眼を置いてもらいたいですね。デジタルファインダーはやめてもらいたいです。で、ここの店員がレジに行っているのに無視して他の客を対応したので、ぶち切れました。蹴りそうになりました。殺したろかと殺意を覚えました。デジカメを買うなら 5F で買う方がよいです。2F は混んでいるし、対応悪いです。
 そして、次はショタが買いたがっていた電源を見にポン橋へ。途中、道具屋筋で飲茶用の蒸し器を購入。安物とは止め方が違います。安物はホッチキス止めですけど、こっちはちゃんと銅板で止めてあります。道具屋筋の道具で調理器具をそろえられたら、めちゃめちゃ使いやすいんですけどね。でも、高くてやっぱりディスカウントショップの器具になってしまいます。
 ついでに、カメラのキタムラへ行って、昨日取った写真のデジカメプリントを。この前も書いたと思いますが、簡易プリントではなくて印画紙に焼き付けるほうです。一応全員の分をプリント注文。今度あうときは写真忘れんといてと、声をかけてくださいね。
 電源は九十九と祖父地図を回ったのですが、結局ソフトアイランドで購入。無音って書いてある AOpen の物を買ったようです。350W で \5,980- ですから、他社の物から比べたら結構安かったと思います。私はその前の Best!DO! だっけ?で CF カード( グリーンハウスの 256MB )を購入。ノーブランドであれば 512MB でも \16,000- でしたが、一応それなりに良いと言われているブランド物を購入。もちろん、親のデジカメ用。
 次にプリンターを見に、ニノックスへ。この時点ではまだプリンターは買う気がなかったのですが、見ているうちにどんどんほしくなっていきました。が、ここで衝撃の事実に直面しました。今のプリンターってセントロニクスが着いていないんですね。USB オンリーはやめてほしかったです。USB って家にある USB カメラもそうなんだけど、なんか OS の調子が悪くなると、認識しました認識しました攻撃が来て、再起動するまで続いてしまいます。セントロニクスなら、直接たたいているだけだから、そういうことも無いのに……嫌だなあ。それに、家に余っているプリンターサーバはセントロニクス直付けなのに、これが使えません。USB 用のプリンターサーバって存在するのでしょうか??
 そんなわけでプリンターサーバを見るついでに、802.11b の無線 LAN カードを見ていたのですが、安くなっていますね。\6,000- ほどですから、買っておいても良いような気がします。町を歩けばホットスポットや基地局に当たる(持っている人談)そうですので、AirH" を持たなくても都会で暮らして入ればいけるみたいです。私は現在あまりモバイルしませんが、以前のように頻繁に使うようになれば買おうと思っております。
 結局プリンターを買いたくなったので、OA システムプラザへ行って買うことにしました。この店は昔ながらの値引き交渉が出来るので、値引きや店員との駆け引きが好きな方はこちらで買えばよいと思います。表示価格はすごい安くてもう引けないとのことでしたので、インクカートリッジを 3 つほど付けてもらいました。機種は BJF950i です。インクジェットは CANON ,レーザーは EPSON 派です。EPSON のカラーは赤が強くて色があせた感じがするので好きではありません。ついでに勢いに乗ってタブレットの intous2 を買おうと値引き交渉をしてそれなりの安い値段にはなったのですが、ほしかった限定のエクストラシルバーが OA システムのどこにも無かったので、キャンセルしました。残念。無ければ無いで全く支障はないのですけど……
 荷物が非常に多くなって行動を取りづらくなりましたが、まだプリンターサーバを買わなくてはなりませんので、もう一度祖父地図の恐竜へ。ネットのところを見るとやっぱりありませんでした。仕方ないので、B-Flets を販促しているお姉さんに断ってパソコンを使わしてもらい、「USB プリンターサーバ」で検索。すると、いくつか見つけることが出来ましたので祖父地図で調べてもらうと売り切れているとのことでしたので、諦めつつも難波までの間の店に寄ってあったら買うと言う結論に。
 そして一件目の九十九で見つけました。コレガでしたからちょっと嫌でしたが、無いのは仕方がありませんので買いました。あと 5M の LAN ケーブルも買いましたが、これが失敗で 10M にしておけば良かったです。最初にプリンターを置く位置と決まった位置が変わったためです。仕方ありません。
 これで、パソコン関連の買い物は終了したので、次はポルトガル関連の買い物です。あほほど荷物を抱えつつ、カメラのキタムラで先ほど預けたデジカメプリントをもらって、高島屋へ。高島屋の東館は改装されて昔 B1 にあった旅行関連グッズ売り場が 5F になっていました。このため荷物を持ちながら迷ったあげく、着いても全然わかりません。なぜなら、周りが高級な品物を売っているためか、風貌を崩さないために表から見える面は旅行鞄しかありません。裏に行って初めて、探している旅行小物(紙の下着など)がありました。もう少しわかりやすくしてもらいたいです。阪急はその点囲われているので、見やすいのですが、ここは買いづらくなってしまいました。数万のバッグがある中、1200 円ほどの買い物をして終了。そんわけだから、簡単なレジもなくわざわざバックヤードまでおつりを取りに行かれました。なんか邪魔者みたいだよ。
 あまりにも疲れたので、そのまま別れず南海パーラーでクリームソーダを飲みました。何年ぶりかなぁ。私は溶かす派です。溶かさないなら、ソーダーとアイスクリームを頼めばいいと思います。その後、南海のプラットホームまで送ってもらいお疲れ様。一日引っ張り回しました。
 夜は、函館で買ってきていた豆さんラーメン。
 そして、色々セッティングしましたが、コレガのルータへデフォで 192.168.0.240/24 なんて IP アドレスが割り当てられているので困りました。私のところは 192.168.1.0/25 で組んでいるので、もちろんネットワークにつながりません。そのため、HUB を持ってきて何とか設定しましたが、余分の HUB やクロスケーブルを持っていない人はどうやって設定するのでしょうか?? デフォでは DHCP で割り当てにしてほしいなあと思いました、これならルータをみればわかりますし……。どちらにしろ、TCP/IP で設定はルータの場合はよいけど、それ以外はネットワークが違えば初期設定に行くまでが大変で、初心者なら絶対にわからんでしょうねえと思いました。
 すべて順調に終わりましたが、先ほど書いたように LAN ケーブルが短かったためプリンターはつながっておりませんわ。疲れ切ったので、ポルトガルの準備を出来ずに就寝。
 本日の気分:買い物をしてストレス発散:豆さんラーメン,明日のラッキーアイテム:電話,1.75PTE/1JPY
2003/01/13
 ポルトガルの準備をする日です。が、起きたのは 12;00。遅すぎです。何か買いに行こうにも買いに行けません。
 仕方ないのでとりあえずパッキングしました。忘れ物は無いはずですが、いつも持っていく時計がありませんでした。台湾に持って行っていたはずなので、どこかにあるとは思うのですけど……あと、國府田さんの My Best Friend も。これは 7 年ほど前に行ったときに持っていったので、なんとなく CD に入れて持っていっています。その他には、ユースホステル会員証の期限が切れておりますが、祝日なので更新不可能。日英の辞典が見つからない。58mm の skylight フィルターに傷がある。ぐらいですね。何個かは大分に帰れば解決すると思います。メモ代わり。
 スバルから電話があり、出光の ATF オイルが悪いとのことでした。プレオは i-CVT ですので ATF とは少しだけ粘度が違うそうで、理論的にはこういう現象が起こりえるとのことでした。ただ、今までデータがないため車を預けてもらったということで、オイル代だけで良いとのことでした。ちなみに、全部抜き取るために洗浄と正式注入で二倍かかったそうです。やはりオイルは純正品が良いのでしょう。
 準備が終わると、もう夕食を食べないといけない時間になったので、夕食。本日は親が作る時間がなかったみたいなので、総菜を定価で買ってきました。ブルジョワです。エビチリとかに玉でした。
  1 月にポルトガルへ行くのは初めてなので、少し分厚い目の服を入れました。なので、かさばっていますがいつもよりは軽い感じです。さて、鍛えましたがワインを持ってかえられるでしょうか?
 帰りは乗り飽きた関西汽船。今日も二等寝台でしたが、はじめの部屋は居づらかったので買えてもらうと、すごい空いている部屋に。具体的には 1 人部屋です。だれもいません。三連休なのに乗船率すごい低いのね。
 そんなわけで FIVA をしこしこたたいて書いているのですが、電池の残量が偽物になってしまいました。すでにバッテリー切れとなってから 30 分以上打っていますが、まだ切れません。たぶん、BIOS を入れ替えたので古いバッテリーでは狂うのではないでしょうか。預ける前が 4 時間ほど持っていたのを考えると、現在のフル充電で 2 時間しか表示されないのはおかしいですから、あと 30 分ぐらいは持つんではないでしょうか。
 そんなわけで書き終えました。
 本日の気分:ねじになっているとは気づきませんでした:エビチリとかに玉,明日のラッキーアイテム:切手,1.75PTE/1JPY
2003/01/14
 全部用事を済ませないと……。メモ、大阪に帰ったらポウサーダ手帳を探す。明日、辞書を会社から持って帰る。冷蔵庫の中身を大阪に持って帰る。パソコンの電源を落とす。洗濯物を取り込む。干し柿を持って帰る。観葉植物の幹をバスタオルで巻く。
 朝、警察に止められました。ちょっと割り込み運転しただけなのでわざわざ通報しやがってムカつく!!ここ数日代車のため「大分ナンバー」で走っているから、きっとバンバン抜いていく大分ナンバーにムカついたんだろうね。「なにわナンバー」で走っていてもそんなこと全くなかったのに、大分同士なら勝負根性でも芽生えたのでしょう。それで、通報されたようですわ。ムカつくなら、ついてこればいいのに……。そんなわけで、1,2 週間飛ばせませんが、ポルトガル行くので無問題です。あ、ちなみに減点されてはいません。ゆっくり走ってよと注意喚起だけです。
 会社は人が増えていました。応援の会社から社員の倍ぐらいの人数が来ていました。来週ぐらいから忙しくなるみたいです。予定より押したのでめちゃめちゃ負荷がかかるみたいですわ。
 帰りにスバルへ行って愛車をもらって帰りました。問題なく走りました。ただ、慣れとは怖いもので借りていた代車はサイドブレーキで、愛車はフットブレーキのため、出だしにあたふたしてしまいました。逆に、先日はサイドブレーキなのに必ずフットを踏み込んでずっこけまくりました。無意識のうちにするので止められません。
 別府にも何故かカメラのキタムラがあるので、レンズ用フィルターは問題なく購入完了。
 夕食は作る予定ではありませんでしたのが、冷蔵庫の整理をしないともったいないので整理。レシピは準備で忙しいのでパス。
 つうか、今日は寝られるのでしょうか?
 りぼんさんの申し込み受付を旅行中は中断します。パソコンを持っていくかどうかは不明です。
 アソーレス諸島へ行こうと思いましたが、電話したところ飛行機のスケジュールが頻繁に変わるようでなかなか難しそうです。でも、一度挑戦して行ってみたい気はします。ただ、日本でわかるのは IATA 発券しか無いようで、飛行機代で 5 万ぐらいですわ。ポルトガルまでも 5 万です。多分ツアーなどがあるのでしょうが、このオフシーズンにあるかは不明です。ポルトガルに行ってから取ります。
 よく考えると通貨が EURO に統一されたため、両替の手間が無いため無理矢理 Lisboa へ同日着しなくても、フランクフルトでゆっくりとストップオーバーして、次の日に Lisboa もしくは Porto に行けば良かったんだ…。
 本日の気分:大阪で準備をしたい:大量具入り焼きビーフン,明日のラッキーアイテム:湿布,1.75PTE/1JPY
2003/01/15
 明日よりポルトガルに行くので、インターネットをひたすらチェックしていました。いやあ、本当にインターネットは素晴らしいですね。思えば 7 年前ポルトガルに行ったときにはインターネットで調べても全くと言っていいほど情報が無くて、そもそも .pt ってドメインでどれだけホスティングされているの?って感じぐらいしかありませんでしたからね。今は、すごいです。
 とりあえず、TAP(Air Portugal)にアクセスしてチケットレスでマディラへのチケットを取りました。 2 年前の TAP のページは時刻表しかわからなかったけど、今はチケットレスですべてとれます。それも jsp でちゃんとスレッド間通信しています。日本のサービスって asp がとても多く感じますが、外国のサービスは jsp が多いですね。安心です。IATA チケットですからマイレージ計算のため、日本でも発券できますがレートの関係( 詳細は九能茶の「学術的〜」参照)で馬鹿高くなりますので、現地発券が一番安いです。あと、現地ツアーを使うのが一番安いのですが、今回のような短期の場合、旅行会社に行くのも面倒だしポルトガル語や英語でコミュニケーション取りながらツアーを決めるのは時間が非常にかかり時間が無駄になります。ここは、時は金なりという言葉があるように、少し高くても IATA のチケット取るのがベターだと思います。それに、今回は LIS( Lisboa ) => FNC( Funchal ) => OPO( Porto ) という発券をしましたので、ツアーではこういう発券は出来ませんわ。それに、私はツアーって言うのは効率はすごい良いけど嫌いなのです。本当にネットは素晴らしいですわ。
 そんなわけで、少しだけ日程が決まりました。はじめマディラ島へ行って参ります。続いて宿を取ろうと思いましたが、マディラ情報で見る限り四つ星以上のホテルしか取れませんでしたので、やめました。現地ぶっつけで行こうと思います。リゾート地なのであまり安くはないと思いますが、それでも EUR20 ぐらいで一泊あると思います。それに、大手は長期滞在のために 1 週間単位の価格になっているため 2 日だけ泊まるのは非常に無駄ですわ。もしも良いところがなければエスタラージェンにでも泊まろうかなあと思っています。民営の歴史ホテルです。逆に国営の歴史ホテルはポウサーダです。現地ではレンタルサイクルがあればいいなあと思っております。インフォメーションで聞いてみようと思います。つか、昨日にも書いたように本来なら私はマディラではなくアゾーレス諸島に行こうと思っていたわけですが、ネットで調べていても飛行情報がぁゃιかったので、やめました。マディラは観光地化されすぎて余り良いイメージは現状でありませんが、行けば何か発見があると思いますので行ってみたいと思います。何もなければトレッキングでもしておきます。
 CPのページもすごいわかりやすくなっているね。前の印刷された時刻表(ポルトガルの駅でもらえます)のスキャンしてアプではなくて、すべて検索できて予約まで取れるようになっています。本当に日本にいながらポルトガルの予定を全部立てられますわ。ローカルバスはないけど、長距離バスのページも便利になっているしすごいすごい
 帰って FIVA をネットに接続しようと思いましたが、全然つながりません。認識されているのに動作しません。静電気でつぶれたのでしょうか??LAN カードは余っているので別によいですけど、余分に電気を使うのでやめてもらいたいです。大阪に帰る船の中であたふたやってみましたが、どうしても ipconfig に出てきません。これを書いたのに更新されていなかったら、かわいそうと思ってくださいませ。
 船の中の夕食は、いつもどおり自作です。昨日の焼きビーフンなどです。
 本日の気分:やっとポルトガルだよ〜:焼きビーフン,明日のラッキーアイテム:めがね,1.75PTE/1JPY
2003/01/16
KIX -> FRANKFURT -> Lisboa
 さて、待ちに待ったポルトガルの日です。世界の天気予報を見ますと私の着く 17 日よりポルトガル全土で雨のようですが、そんなことは気にせずにがんがん行きましょう。
 関空まではラピートで行きます。空港急行の方が入線は早くても、最終的にはラピートの方が早くなります。指定席券を天下茶屋の駅で買おうとしたのですが、券が詰まって出てきません。プラットホームにいる駅員さんが対応してくれて機械をいじくり回すも一向に治る気配がないので、見かねたのか違う方が駅事務所の方から発券して持ってきてくれました。でまあ、そんな中で乗ったわけですがラピート自体はめちゃめちゃ空いておりました。8 時台のだというのに、席はがらがらです。スーパーシートががらがらなのはいつものことなのですが、普通席もがらがらでした。きっと全然儲かっていないのでしょう。それが証拠に以前あった備え付けの雑誌が綺麗さっぱり無くなっております。経費削減なのでしょうが、電車の中の雑誌ってのはなにげに面白かったりするのでなくさないでほしかったです。ですから、今は本当に特急料金だけの特急券になりました。なんとなく、よけいに利用者が減る気がするのは私だけでしょうか……。
 そんなこんなをして関空に着いたのは出発 70 分前。余り余裕はありませんが、怒られるほど遅いわけではありません。ルフトハンザのカウンタでチケットの受け取りとチェックインをします。今回はルフトハンザで直接買った IT チケットで、E-チケット(いわゆるチケットレス)にしましたので、少し安い代わりに航空券は受け取りません。なくす心配はないけど、クレジットカードを必ず持っていかないとならないという制限があります。で、今回は回されませんでした。残念と思いながらも、その理由は後で明らかに。まあ、回される方がまれなのですけど……。あと、ホテルのバウンチャーを IACE トラベルがルフトハンザへ「渡したいけど来てますか?」と連絡していたようで、直接ルフトハンザのカウンターまで渡しに来てくれました。そんなに焦らなくても忘れていないのに。あとは JCB カウンターへ行ってウェットティッシュを頂く。ショッピングでも使用かと思いましたが、出国手続きに時間がかかったらダメなのでやめです。出国は聞いていましたが ED カードの記入が日本人はいらなくなっていました。そのためか、結構並んでいても気持ち早くはけているような気がします。これが無くなったら、帰りまでにこの半券が取れて無くなったらどうしようなどと、よけいな心配をする必要も無くなって非常にうれしいです。
 飛行機は LH741。昨年の 10 月までは B747-400 で飛んでおりましたが、現在は A340-300 になり定員が 270 名ほどに減っています。が、今日の搭乗率はおそらく 30% ぐらい。団体客の場所以外、すべてエコノミーがファーストクラスになっていました。具体的に言うと、4 列を一人で占領してフルフラットで寝られます。窓側は確実に 2 列を一人で占領して寝られます。めっちゃ空いていました。 12 時間 15 分のフライトも苦痛じゃないですね。ボーイングだと 11 時間ほどなんだけどエアバスは遅いです。さて、機内で私は初めてミールチョイスという物をやってみました。耳たこですが、私は肉が食べられませんのでシーフードミールです。ベジタリアンでも良かったのですが、それだとあまりにもひもじい内容の食べ物が出てきそうなので、シーフードにしました。シーフードミールの場合、このような入れ物に入って出てきます。まあ入れ物は一緒ですが、水色のタグで Special Meal( SFML ) とかかれているのがお気づきだと思います。内容はこんなかんじです。蒸し魚と魚のサラダとデザートという組み合わせがデフォのようです。そういえば、シンガポールのファーストクラスでミールチョイスをしたときも、蒸し魚(ムニエルですし、ちゃんとした皿にのって皿の上に出てきましたけど)でしたから基本は蒸しなのでしょう。実際、この後すべての食事をアプしますが全部同じ構成です。魚はちょっと違いますが、白身が基本のようです。味はオリーブで付けるかサフランで付けるかの違いぐらいです。なので、すごい味が偏り飽きてきます。先ほどの写真が、出発してすぐに出される夕食です。そして、朝食がこんな感じです。あと間食に出るサンドウィッチもシーフードミールされています。ただ、シーフードミールを選んでいるとおにぎりがもらえません。まあ、余れば自由にもらえるのでいいのですが、そこら辺は気を付けないといけません。あと、見たように和食ベースのシーフードではありませんので、油が苦手な方は選ばない方がベターです。ちなみに、さすがに乗ってすぐに出てくるスナックは普通でした。昔はオレンジジュースももらえたのに、経費削減かありませんでした。ルフトもどんどん気づくところが経費削減されています。7 年前はブルジョワだったんだろうなあ。うどんが無くなったのが痛いね。ちなみにこれは二年前のポルトガルスペシャルでも書いてあります。
 映画はなんかギリシャ人の人と結婚するコメディとジェッキーチェーンの xXx と、MIB2 でした。Men In Black もルフトで見たから二話連続飛行機上で見ていますわ。ちなみに、MIB2 は MIB より 500 倍ほど面白くなかったのですが……なんでしょ、あの映画。MIB 自体も面白くないのに
  7 年前って北ルートの直行便( シベリア経由 )は撃ち落とされないかびくびくしながら飛んだものですが、今はある程度安心です。今日は雲が全体的にすごくてほとんど地上は見えませんでした。が綺麗でしたわ。
 Frunkfurt Main に着いたのは現地時間 14:30 と少し遅れました。ついて早速イミグレイションを済ました後、ターミナル 2 にオフィシャルギフトグッズを買いに行きました。しかしなんと言うことでしょう、ギフトショップが閉まっています。たぶん屋外展望台がテロ防止のため閉鎖されているので、その出口にあるショップは売り上げ不振のため閉めているのでしょう。でもインフォメーションに聞くと、「空いているはずよ。しまっているの?そうなの、よくわからないわ。」ということでした。なので諦めて EURO に変わったことですし、金の問題も考えずに良いのでフランクフルト市内に行ってみましょう。光の矢印の案内があって便利でした。
 この空港ではサムソンが無料インターネットを解放しています。なので早速使ってぁぃぁぃに行ってみました。結果、これがこうなってこうなりました。フランクフルトの皆様すいません。夜に帰ってきたときは治っていたので、なおしてくれたのでしょう。ということで、フランクフルト空港は弾かれますので行かないことをおすすめいたします。あ、そうそう、それで英語配列は世界共通だと思っていたのですが、ドイツの場合 Z と Y の位置が入れ替わっておりますので、かなりとまどいました。
 空港から Frunkfurt Main( Hbt. )に行くには鉄道を使うのがベターです。時間的に 15 分ほどですが EUR3.20 も取られるのでちょっとぼったくりのような気がしますが、 ドイツマルクでも 60 でしたので、そんなものなのでしょう。で、お約束で逆方向に乗ってしまい一駅行ってしまいました。ドイツの電車もヨーロッパの他と同じく改札が来なければ無賃乗車が可能ですが、それで見つかった場合めちゃめちゃ罰金を取られますので素直に切符を買う方がベターです。
 フランクフルト駅に着いて、とりあえずは information に行きます。場所はフランクフルト駅の入り口です。ただ、空港からの線は地下に停車しますので、いったん地上に上がらなくてはなりません。インフォメーションではポルトガルと違い地図を買う必要があります。小さい地図だけで EUR0.50、説明付きだと EUR2.00 ほどするようです。けちですね。まあ、写真を撮りたいだけでしたので、小さい地図にしました。つうか、ここで韓国人に間違えられました。史上最大の屈辱です。そんなことは置いておいて、構内を少し散策。
公衆インターネット端末
なんてのがあります。 10min/1EUR でした。E-mail も送れますので、足がつきませよ。
 駅を出てみました。真ん中に見えるのが駅ですわ。とりあえず、マップを見ても museu などの説明しかありませんので適当にまっすぐ歩きました。すると、有名なドイツ中央銀行( EURO の発行場所 )につきましたので写真を撮ったり、反対側には DresdnerBank ってのがありました。パンフに載っているので古いのでしょう。中央銀行入り口はこんなの。色々な建物ファインダーを向けながら歩いていくと、教会があったので写真を撮ったりしました。それからドイツ証券取引所に突き当たったので写真を撮り JCB プラザ( これの 4F。看板ぐらい出してほしい)に行こうとしたのですが、入り方がよくわかりませんでした。だいたい目立たない場所にあるし、入るところのドアにロックがかかっておりました。たぶん、チャイムを鳴らして入る必要があるのでしょうが、そこまでしてめんどくさいのに入る必要性も見いだせなかったため、やめました。最後に一番果てにある劇場へ行きました。本日は公演無しみたいで工事しています。ちょっと角度を変えて取ってみます。なんとなく感じたのですが、ドイツはフランクフルトだからかもしれませんが、日本人多いですね。それに日本料理屋や日本のお店がすごい多いですわ。
 そんなこんなをしていると日が暮れてきましたので、先日購入いたしました広角レンズと三脚を使用して、夜の幻想的な日本ではほとんど取ることが出来ない写真を撮ってきました。日本だと、強力なオレンジ色の光で夜空を照らしているところなんてほとんど無いもんね。日本もそうすればいいのになあ、白色ライトばっかり。三脚とデジカメと広角レンズ最強伝説ですわ。へたれな素人カメラマンでもこれなら確認しながら撮れるので失敗が少ないです。前口上はこれぐらいにして、先ほどの JCB プラザ横にある広場ではスケボーで遊んでいる人たちが一杯でした。昼に撮した教会も少し違った感じです。ドイツで気に入った建物のうちの一つである、警察署です。もう少し良い構図のがあったのですが、ぶれていました。このときは三脚使っていなかったんですわ。これが町のインフォメーションで、その前の広場にあるのが先ほどとは違う教会です。その道を奥に進むと、明らかに年代の違うカテドラルが出現。もちろん、私のフランクフルトでの一番お気に入りです。上を工事していたのが残念だけどね。その奥には円形の闘技場?がありました。
 おなかは余り空きませんが、今までドイツでゲシュターボ食を一度も食べたことがありませんでしたので、とりあえず何か食べようと思いましたが、ホットドッグやウインナーはさすがに食べられないのでピザを食べてみました。これ一枚が EUR3.00 でした。日本円で 370 円ほどです。ちなみに、トマトとチーズとオイルサーディーンでした。これは安いけど、ドイツってビール高いんですね。ビールが一杯 EUR4.00 も取られましたので結構な価格になってしまいました。
 で、Frankfurt Main へ帰るときにまた電車を間違いました。S8,S9 と S1,S2 がありまして、行き先は同じなのですが違う路線を走ります。私はもろに逆に乗ってしまいました。とってもトイレに行きたいのに大変でした。だってフランクフルト駅は EUR0.60 もトイレにいるし……。そんなわけで、空港に着いたら速攻トイレに行きました。
 飛行機は 22:10 発ですが、ポルトガル時間とユーロ時間は 1 時間時差がありますのでポルトガル的には 21:10 発になります。飛行機は A320-200 と非常に小さい飛行機ですので窮屈なのですが、本日は三列シートに誰もいなかったので非常に空いておりました。逆にルフトハンザがこれで大丈夫なのか心配してしまいます。さて、いつも通り食事はほとんど食べる気が起こらなかったのでというよりは 31 時間も一日があるので離陸前に意識を失っていたわけですが、飯アプのためだけに目を覚めました。例年は寝て意識が飛んでおります。飯アプのために起きましたので、ほとんど手を付けずに終了。
 Aeroporto de Lisboa に着いたのは 23:40 ですが、ここの空港はなんか着陸してからの時間が他の空港よりかかる気が例年します。この時間なら市バスの 44 か 45 番の最終に間に合うのにちんたらやっているのでいつも乗られません。で、EURO に通過がなって変わったことにいきなり直面しました。両替所がことごとく無くなっております。これは困ります。Lisboa 空港は両替レートがよいことで知られておりますので、ポルトガル旅行は空港で使う全額を変換するというのが常識なのですが、見事に出来ませんでした。仕方ないのでバッゲージクレームを出てから到着ゾーンで探すも全部無くなっていました。到着した人はどないせいっちゅうねん!!って感じです。仕方ないので、出発ゾーンまで移動しました。すると、全部開いておりました。出発ゾーンだけで 10 箇所以上も開いていても全く意味がないと思うんですけどねぇ〜。せめて一カ所は到着ゾーンに変えてもらいたい物です。
 さて、ここで恐怖のタクシーです。リスボア国際空港も他の国際空港と同じくぼったくられますので例年びくびくしながら乗るわけですが、今年は趣向を変えて出発ゾーンより乗ってみました。というのも、到着ゾーンより乗るのは明らかに素人というか着いたばかりの人って感じで、到着ゾーンから乗る人はカフェなどで一服した後の場慣れした人と言うことで、なめられないと考えられたからです。で、そのおかげかどうかは知りませんが、まともでした。HOTEL BERNA というところに毎度泊まっているわけですが、今回はたったの EUR5.15 でした。エスクードになおしても PTE1030 です。今までこんなに安く来たことはありません。ぼったくられていないと思って乗っていたらいつの間にかメーターを操作されて高くなっていた PTE1800 が最安値でした。そうそう、最近はそれを防ぐために Lisoba Taxi cardo と言うカードがあるのですが、これ自体が EUR20.00 というぼったくりの値段なので、素直にぼったくられる方が安い場合が多いです。まあなんかひどい場合だと EUR30.00 とかあるみたいですけど‥‥
 ホテルへは無事に着いたわけですが、ここでトラブル発生です。頂いたキーを使って部屋にはいると先客が……ワッシワッシは嫌なのでフロントに言いに行くとダブルブッキングだったみたいで、ダブルルームに変えてもらいました。元々シングルでも結構広いですので、これだとかなり広いです。そんなことを喜んでとりあえずサアラさんアプ。そういえば、BERNA のルームキーがパンチカードから IC キーに変わっていました。技術の進歩です。
 なわけで、なんだかんだ言っても疲れたので風呂に入って寝ました。
 本日の気分:やっとポルトガルだよ〜:機内食、ドイツでピザ、機内食三回の夕食です,明日のラッキーアイテム:EURO 紙幣,1.75PTE/1JPY
2003/01/17
Lisboa -> Madeira( Funchal )
 なんせ昨日は 31 時間も一日があるのでまだまだ続くけど、とりあえず時間になったのでここまで、写真は帰ってから一気にアプします。56K 回線では金がかかりすぎてやる気が起こりません。ついでに、メールも外国からは deny をかけているので見られませんわ。と書いて、朝一でネットにつなごうとがんばったわけですが、どうやっても BERNA の PBX を超えることが出来ませんでした。残念無念。何のためにノートパソコンを持ってきたんだか……やはり音響カプラー最強伝説ですか‥‥
 セラムンを相変わらずやっています。昔来たときは SS をやっていたので、日本のように最後まで終わったらループしているようです。あと、ベーブレードもやっているよ。これでショタの人が来て安心
 BERNA は朝食が含まれておりますのでホテルで取ります。というところで、阪急 Trapics のポルトガル旅行の一団と遭遇。なんか毎回会っている気がします。阪急トラピックスのツアーは安いのでホテルも最安値のところに泊まるのでしょう。実際、Lisboa で国際的にオンライン登録されているホテルで一番安いのは BERNA です。設備的にどうかというよりは、中心地より離れているからでしょう。とはいえ、地下鉄で 5 分ほどの差しかありませんのでたいしたことありません。それに、空港より近いので正規に走ってもらえば安いです。
 チェックアウトをして、バスの回数券( BUC2 )を買って空港へ。これで行けば一回換算EUR0.45 となります。ちなみに、普通に一回乗ると EUR1.00 なので、この国では前売り券を買わないとあほを見ますわ。必ず覚えておきましょうね。空港まではバスでも 10 分ほどで着きます。高速とのすれ違うロータリーを越えたら空港ですので、覚えておきましょう。特に夜中に乗るときは乗り過ごしてしまいそうになるので注意。まあ、運転手に常に aeroporto と言いまくるのがベターですけどね。
 空港に着いたのは 1 時間前。国内線なので良しとしますよ。予想通りあいにくの天気です。空港のエントランスにはこんなモニュメントがあるのですが、飛行艇かなあといつも思います。ワインショップにあるこれですが、何だと思いますか?一瞬ワインボトルに見えますけど、豚の足ですよ〜。ポルトガルではスーパーに行けば普通に売られています。ヨーロッパの空港にある掲示板はパタパタなので好きです。私が乗るのは真ん中に見える一昨日にネットで予約を入れた TP4463 便。ポルトガルの航空会社 SATA とのコードシェアー便で S30463 便です。ちなみに、S3 というのが航空会社コードで数字の入ったコードは始めてみました。ビデオチップ会社ではありません。チェックインカウンターです。もらえるボーディングパスです。
 手荷物検査を受けて搭乗待合室まで行きまして、電話がかけたいので MCI コーリングカードでかけようと思ったのですが、フランクフルトではかけれたのにここでは何度やってもかけられないからクレジットカードを通せば話せる電話でかけました。みるみるうちにカウントが上がっていったわけですが、あの単位は何だったのでしょう?日本に帰って請求を確認してみないと怖すぎて二度と使えません(確認しました、ぼったくり電話なので絶対に使ってはなりません。2 分ほどしかかけていないにもかかわらず、EUR13.00 も落とされていました。カードがなければ諦めて、次の空港に着いてからかけましょう。KDDI のオペレータ通話より高いです。これを使うぐらいなら、日本にコレクトコールしましょう。)待合室からは空港を見渡せますのでポルトガルにあるもう一つの大きな航空会社PORTUGALIA AIRLINES撮影。この空港場合いつも TAP より多くいる気がするのですが気のせいでしょう?日本の JAL と ANA の関係かな?国内線は PGA の方が多いのかも……。搭乗口をくぐってバスへ乗りタラップへ。SATA と入った飛行機ですわ。これはタラップから撮ったわけですが、この直後空港職員より「リスボア国際空港はタラップ上での撮影はダメ」と怒られました。よく見ると目の前を軍用機が飛んでいきましたので、たぶんその関係だと思います。この空港はほとんどバスでタラップまで搬送ですので、すごい撮りがいがあるのですが残念です。フランクフルトも軍用機が止まっていましたけど、こっちは OK でした。
 機種は B737-600 なので横幅は結構広くて革張りシートと凝っていますが、かなり座席幅が狭いです。異常なスカイマークなどよりはましですが、狭いです。天候が悪いため、残念ながら綺麗に見せませんが、4 月 25 日橋からカイスドソレ方面です。これが見えた後、すぐにこんな感じになってしまいました。あと、たった 1:40 の国内線なのでミールは出てこないと思っておりましたが、まともな物が出てきてもちろん日本のようにケチらずにアルコールも飲めました。内容は大好きな PASTES DE BACALHAU。見た目は脂っこそうだけど、干し鱈なのであっさりしているんだよ。ワインは 180ml の瓶入りです。昔はルフトハンザもそうだったけど、経費の削減で現在は普通の 750ml 瓶をコップに入れてくれる形式になってしまいました。放送はポルトガル語と英語、当たり前ですが。そう考えると、日本の航空会社って国内線は日本語放送しかないなあ。特に機長の挨拶。外国人が乗ると変わるのかもしれないけどね。それで一番面白かったのが、フライトの中で見られる例えば映画ですが、ずっと「どっきりカメラ」を流していました。声は消してあるのですが、画像を見ているだけでわかって笑えるので非常に良かったです。こういうどっきりカメラはヨーロッパでは多いですね。
 マディラへ近づくと天候は回復してきました。島のぎりぎりを飛行して降りていきます。空から見る海は綺麗です。
 フライトは至って順調にマディラへ到着。マディラの着陸はすごい見物です。崖のすれすれを降りていきます。私のイメージではマディラは平たい島だと思っていたのですが、めちゃめちゃ崖のある隆起した島のようです。予定ではここを自転車で回ろうかなあと思っていましたが、確実に死にます。ほとんど押して歩かなくてはならないでしょう。なぜなら、空港の Turismo で mapa をもらいましたが、最大で 600M ほどの高低差があります。車なら高速道路を通ればよいようですが、無理だよ。原チャリでも、燃え尽きそう。スーパーカブじゃないとダメだね。原チャリじゃないけどね。
 空港からフンシャル中心街へは空港バス( aerobus )で。このバスは Turismo で教えてもらえましたが、TAP のフライトで来たら無料のようです。が、ここで失敗しました。これをしますと、半券を回収されてしまいます。お金を出して乗ると EUR4.00 です。約 500 円が安いか高いかはあなた次第。タクシーで行くと EUR20.00 〜 25.00 ほど。この価格差は centro なら安いけど Lido( 高級ホテル街、いわゆるリゾート地帯 )なら少し遠いので高いと言うことでしょう。Centro までは 40 分ほどかかります。タクシーだと 20 分ほどでしょう。
 centro に着きましたがめちゃめちゃ暑い。ここの気温は 19 度もあり、太陽が写真のように燦々と降り注いでいますからたまりません。場所的にはアフリカなだけあります。とりあえず Turismo。ポルトガル旅行の基本です。まずは Turismo です。でもここは愛想が悪かったので、なんかむかつきました。空港はすごい愛想良かったのに。あと、マディラ特製の SWATCH がありますが、ここではほとんどの種類が売り切れておりますので、空港で買うのがベターだと思われます。そんなわけでむかついたので Lido の Turismo まで歩きました。だいたい、 1 時間ぐらいです。バッグパックを持ちながらなのでそれぐらいかかりましたが、実際は 3Km ぐらいですから 40 分ほどでいけると思います。途中には Funchal の貿易港や、その横にある検問所跡があります。ちなみに、マディラでは Centro よりも Lido にホテルが集中しております。太陽のビーチという名前からしても、リゾート地というのがわかりますね。ここには 5 つ星ホテルが集中しており、ティボリ、パシフィックメリディアン、シェラトン、ノボテルアンバサダーなど世界有数のホテルがそろっております。が、ポルトガルの国営であるポウサーダはここにはありません。残念です。
 さてそういうわけで Lido の Turismo に着いたわけですが、ここは良かったですわ。お姉さんが親切でした。私がよくわからん英語を使いこなしているにもかかわらず、安い宿を探してくれました。まあ安いとはいえ、それほどめちゃめちゃ安いこともなくエスクードに直すと PTE5500 とかなり高価な宿でしたが、お姉さん曰くマディラの Centro 近くで朝食付きではとてもお得な値段よと言ってくれました。EUR27.50 です。場所は Centro にある Santa Clara( サンタクララ )の目の前にあるその名も Pensao Santa Clara( Rua do Pico 16 ) です。Lido からはバスで戻れば EUR1.20 です。が、これもポルトガルですから前売り券を買えばもっと安く乗れます。マディラはバス網が発達しておりますので、よほどマイナーなところに行かない限りはバスで移動が可能です。長期滞在される方は 7days チケットを買われるのがよいと思います。現在の値段は見ておりませんが、1999 年の値段で PTE900( EUR 4.49 )でした。
 Centro より Santa Clara までは坂をひたすら上ります。この場所は一度行けばわかりますが、行かなければ全然わかりません。迷います。この町は道がポルトのように放射状に延びておりますのでまっすぐ上がっているつもりでも、曲がっていきます。なので、方向感覚がなれるまで大変です。なんで、バックパックを担いだまま、また 1 時間ほど迷いました。おかげで、観光しようと思っていた時間を思いっきり取られてしまいまして、着いた頃には 16:00 になっていました。さて、この宿ですが値段はちょっと先ほども言ったようにあれですが、当たりです。すごい人々が親切で感じも良く、宿が絵はがきになるぐらいの昔からある洋館って感じです。庭もものすごく綺麗で、部屋も清潔でテラスからの見晴らしも最高です。多分、もう少し坂の下にあって行きやすい場所であれば EUR40.00 ほどはするでしょう。ここにあるエレベータの古さから言っても明らかです。すごい古いです。ポルトガルでは昔に栄えていた時代が 18 〜 19 世紀までですから古い館に古い手動式のエレベータがよくありますが、ここもすごい良い味を出しております。ああ、バスタブは無しのシャワーのみですが、シャワールームにドアが着いておりますので、安心です。
 さて、ホテルに着いたので片づけをしていたらいつの間にか、もうほとんど観光の出来ない時間になってしまいましたので、目の前にある市立博物館と考古学博物公園へ行きました。手っ取り早く、サアラさんアプ。近場の Santa Clara と個人所有の家(これも昔栄えた名残ですが)を見学しました。ここでもなんかマディラのデザイン SWATCH というのが売られていて、このデザインが私の琴線に引っかかったので購入。普段時計なんて全く買わないのに珍しいものです。この二つは無難に見られますが、見ても見なくてもどうでも良いって感じですね。せっかく来たから見るってぐらいでしょうか。入り口にある水の滴る飾りは凄い綺麗です。アズレージョの展示も綺麗でした。
 そして、私の一番興味があるそびえ立つ城へ。と、向かったのですが、一番上まで登り切ってしまうと城には入られないようです。仕方ないのでここから見えた景色写真に納めサアラさんアプ。この場所は人の家の敷地みたいですのでもしかしたら入ったらダメなのかもしれませんが、入ったところに大きなゴミ箱がいくつも置いてあることから観光地っぽいし、よくわかりません。城の入り口はなんと泊まっている Pensao より上に上ればあったのです。一番頂上にあると思っていたのですが、違いました。入り口を見つけましたので、城の中に入って Funchal の町並み取りまくりました。そして、愛想良く城の中を見回っていると人に見つかって、追い出されました。いやあ、ACCESS FORBIDDEN って書いてあったような気がしたのですが、個人所有なわけないよねぇと思ってずんずん突き進んでいるとやっぱダメだったようです。サアラさんアプもしたのですが、デジカメ使いこなせてなさ過ぎです。練習しなければ!!
 その後マディラワイン博物館に行って、お土産を購入。後で気づいたけど、有名なマディラのハニーケーキって言うのは、黒い固まりのケーキみたいです。後日スーパーに行ってわかりましたが、このケーキには保存の利く乾燥した物と、保存の利かない生の物があります。前者はだいたい 1 年ぐらい持つみたいですわ。マディラのように冬でも 15 度ぐらいの場所でそれだけ持つのですから、かなり持つのでしょう。保存料無添加みたいですが、香料やスパイスはものすごい使ってそうな臭いを醸し出しております。ここではテイスティングが 10 年物まで無料ですので、がんがん飲みましょう。買わなくても、飲めます。礼儀として買う方がよいですが、まあ小さいボトルをいっぱい買ったので問題ないでしょう。あとは、ビンテージボトルも金を出せば買うことが出来ますし、テイスティングも出来ますわ。ただ、今日は時間が無くなったために後日また来ます。
 夕食を食べるにはちょっとまだ早いので町中を歩いて、夜景の写真撮影。カルモ教会はもちろんのこと、私が一番気に入ったのは中心通りにある噴水で、要塞と一緒に撮したり、古くからの町並みと一緒に撮したりしました。その後ろにあるジョアン像も一応撮っておきました。
 さて、ポルトガルで初の夕食の場所を決めなければなりません。食事する場所は「英語メニューの無いところ」「地元客が盛り上がっているところ」「ボーイが格式張っていない(スーツを着ていない)ところ」という基準で決めればそれなりに安くて美味しい店にたどり着けるはずです。が、マディラは観光地なので英語メニューのないレストランを探すのは、かなりの努力が必要ですし、山ですからそういう場所に行くには結構辺鄙でしんどいところに行かなくてはならないので、大変だと思います。そのため、英語メニューの無いところという条件は退けて、他の二つで選択してみましょう。すると、まずは Centro にあるところは全部ダメです。地元客でレストランを利用している客がほとんどおりません。ポルトガルの場合、レストランに立ち飲みバー( cervejaria ) を併設しているところが多いのですが、基本的に立ち飲みバーの方は気軽に寄って一杯という感じで、地元の客もよく入りますが、食事の場所ではないのでこれを基準にしては大間違いを起こしてしまいます。で、私が選んだのは Centro より一本入った道にあるレストラン( RESTAURANTE LONDRES )で、地元の客も観光客も多く盛り上がっているところです。ポルトガルでは付き出しとして「パン」「オリーブの実」「チーズ」と出る場合が多く、手を付けなければ金額は発生いたしません。私はあまり食べないのですが、マディラのパンはガーリックトーストが出てくるようで、大好物なので食べてしまいます。次にスープですが、これも地方によって色々とその郷土スープがあり、マディラでは Sopa de tomate com Cebola( タマネギ入りトマトスープ ) です。もちろんこれを食べまして、メインは Atum de Flito( マグロの油揚げ)です。マディラではマグロと黒太刀魚が有名みたいなので、これをとりあえずは食べなくてはなりません。そんなわけで今日はマグロを食べたわけですが、マグロは料理をしても身がごついので中がごわごわしてかすかすするので非常に食べづらいのですが、やっぱ食べづらかったです。途中で飽きました。まあ、ポルトガルでマグロを食べる習慣があるのは、マディラだけみたいですので満足しました。
 ワインは VinhoVerde を飲みました。マディラへの輸送で味が変わってそうな気がしましたがそうでもありませんでした。あとマディラでは CORAL という名前のビールが有名みたいです。そちらを飲みました。
 今日はそんなに酔っぱらっていないので、夜のマディラ観光で堤防にある城壁へ。昔の税関かもしれません。Funchal の町を撮し、途中にある CORAL の看板マディラバナナのコンテナがマディラを実感させます。ここからは、PORTO SANTO 島へフェリーが出ています。一日一本ですが毎日運行されております。その前でひたすらサアラさんアプをしようとがんばりましたが、無理でした。背景光量不足手ぶれ&ピンぼけばっか。三脚はホテルに置いてきましたので、手押しで長時間露光は無理です。諦めて一番高いところに上って風景を撮ろうと思うと、階段を上ると予想通りカップルが。まあ、なにもやっていなかったけど……。気にせずに Funchal 側ブルジョアホテル側を撮影。
 ホテルに帰って、おじいさんがいました。すごい良いおじさんで、かわいいです。ただ、私のいけてない英語が通じません。ここで通じるのは、おばあちゃんが一番通じます。ただこのおばあちゃんは千と千尋に出てくる婆にそっくりで、アップで見ると怖いです。パソコンを打とうと思いましたが、例の通り寝てしまいました。
 本日の気分:がんがん飲むぜぃ〜:Atom de Frito,明日のラッキーアイテム:地図
2003/01/18
Madeira( Funchal )
 朝食は付いていますので、Pensao のテラスで。パン、マディラ特産のバナナ、コーヒー、一品(出たのは日によって違って、ハムとチーズ、ベーコンエッグ、ゆで卵、スクランブルエッグ、がありました。一日目に私がハムとチーズを一口だけ食べて残したのを見て、卵関連に変えてくれたのかもしれません。ちなみに、メイドさんはポルトガル語しか通じません。)です。Pensao の朝食ですからこんなもんでしょう。
 あと、朝からおじさんが庭を掃除しています。すごい和やかです。テラスの窓を開けると、ハンチング帽を取って挨拶してくれます。良い感じです。
 なんかマディラもそうだけど、この Pensao が気に入りましたので予定では 19 日にフライトでポルトに行く予定でしたが、22 日にのばしてもらおうと思います。そんなわけで、Centro にあるTAPのオフィスへ……行ったのですが、今日は土曜日で休みでした。仕方ないから空港へ行かなくてはなりません。電話でも出来ると思いますが、絶対に通じませんので直接身振り手振りを加えなくてはなりません。空港バスは 12:00 ですからそれまで時間をつぶすために海辺にある要塞後へ。ポルトガルはこういう要塞が各所にあります。海辺の要塞と山の要塞では少し形が違いますが、だいたいは同じような感じです。
 その後、マディラで古くからあるラヴラードス市場へ。隣にあるレストランの水飲み場がとっても良い感じ。とはいえ、今は観光地化もされており、ここのおばちゃん達は全員マディラの民族衣装を着ております。中は修道院のように回廊になっており、中心は吹き抜けております。果物や野菜ばっかりかと思えば、こんなフラワーアレンジメントも。その隣には魚屋があります。これが黒太刀魚です。思っていた太刀魚よりかなり大きかったです。
 市場を見終わったので、 Sao Tiago 要塞へ向かいます。地図で見る限り結構大きそうなので期待を持てます。途中、道に掲げられている看板が可愛い。ロープウェイの発着場を通り過ぎ、無事到着。雨のためか観光客はほとんどいませんでした。ここの要塞は外側を軍の博物館になっているようで、ミニチュアなどが展示されていました。そして、この城門をくぐると本物の要塞です。全体はこんな感じで色を塗り直されております。場所は海沿いにあり、絶妙のポイントだと思ったのでサアラさんアプ。内部はこんな感じに何もありませんが、要塞なので致し方ないでしょう。ここでお気に入りの場所はこの見下ろす窓から城門を見るところです。昔はここから入ってくる人物を確認したのでしょう。城門の方を見ると、全体を見渡すことが出来ます。折角ですからサアラさんアプ
 時間が来たので足早に近くの教会(内部はこんな感じ)を撮してから空港へ。空港までは EUR4.00 です。やはり遅いです、タクシーにがんがん抜かされていきます。バスは当然ですが空港のでぱーちゃーゲートへ。着いたらマディラ君がお出迎え。小さい空港なのでそんなたいそうな感じではありませんが、2F がでぱーちゃー、1F があらいばる、3F がぼーでぃんぐです。ちなみに、3F がボーディングと言いましても飛行機直付けのゲートなんてありませんので、すべてタラップに降りて乗ります。気持ちよいです。あと 4F 、すなわち屋上ですが何の制限もなく出られます。Lisboa 空港では写真も撮れないのに、警戒心が全くありません。一応国際空港なのに大丈夫なのでしょうか??昔の伊丹のようで楽しかった。
 さて TAP のカウンターへ行って変更をかけてもらいました。ノーマルチケットではないので手数料( EUR37.50 )がかかりましたが、包括料金のチケットではありませんので変更は可能です。
 やることも終わったので、同じバスに乗って Funchal へ。着くと結構雨が降っていましたので、昼ご飯を食べにレストラン( O Jango Restaurante: Rua de Santa Maria 164 )へ。今日は Funchal でかなり有名なレストラン(地元の人もいますが、どちらかというと観光客が多い)へ。ただし高級感はなく、地元の本当に美味しいレストランって感じです。ボーイも特に洒落ているわけではありません。昨日はマグロを食べたので本日は先ほど見てきました黒太刀魚を。黒太刀魚のシェフオリジナル料理を頼みました。どんな料理かなあと思っておりましたが、アメリカンソースとクリームソースで煮込んだような物です。なかなか美味しかったですが、腹にたまりました。CORALも飲みました。
 その後 monte へ。ここへはバスもありますが、観光客はロープウェイで行くのがデフォになっております。値段は EUR8.50 で、だいたい 15 分の旅です。ロープウェイに乗るときに写真を撮られますので注意!よくある観光地の写真売りつけ作戦です。でも、これも IT 革命の一環でデジカメ( ちなみに EOS-1Ds を使っていました )で取って、山の上に着くまでにデータを上に送って印画紙へ焼き付けるということをしております。昔ならポラロイドだったので、その場所に来ないとダメだったのに今はすごいですね。売りつけるのはロープウェイの降り口です。一枚 EUR7.00 でした。最悪な写り方でしたので、買うのはやめました。あと、本日は雨でしたので濃霧が発生しほとんど景色が見えませんサアラさんアプもしましたが、景色が悪いので綺麗に撮れたけど残念です。上れば上るほどひどくなる一方で、着いたところは霧の世界でした。霧のため幻想的な教会になり、犬がいっそう感じを引き立たせていました。ついでに、目的のトホガン( 人を乗せて坂を滑り降りる木製の椅子、昔は荷物搬送用だったけど今は観光客相手の商売として残っています)も濡れて商売あがったりみたいでしたのでやめました。他にはここにある植物園や有名な方の教会も雨でかすんで見る価値がありませんでした。教会の言われだけチェック。また、私営の歴史的ホテルエスタラージェン( ESTALAGEN )もあります。一通り見終わったので、そりで滑り降りられるような坂道をてくてくと降りてきました。途中、こんなに濁流になって雨水が流れていましたので、靴はぼろぼろ。体も冷えてしんどくなってきました。途中には綺麗な花は一杯咲いておりましたが、霧でレンズが曇り全く撮られませんでした。途中にあった普通の教会と木のコントラストが素晴らしかったです。朽ち果てたような教会でも、今なお使われているのは素晴らしいです。
 だいたい 1 時間ほどで降りられました。距離的には 4Km です。町並みを楽しみながら下ることは出来ましたが、体が冷えてしんどくなりました。中心へ移動し、昨日は閉まっていたカテドラル昨日は閉まっていたカルモ教会を見学し終わると、ホテルに帰って一眠りしました。先ほどのカルモ教会ですが、さすが一番大きいだけあってホームページもあります。
 起きたのは 21:00 。ポルトガルの時間の流れ方からすると、やっとディナータイムになったところですが、私はなんかしんどかったので町をさまようことにしました。トホガンのアズレージョを見つけたので撮影。そしてスーパーマーケットを見つけましたので、キウイと Sagres を一ケース。一ケース( 6 本)買うと sagres マークの入ったタンブラーグラスが 2 個もらえるそうなので買いました。それと CORAL の黒ビール(With サアラさん)。ポルトガルなどヨーロッパ諸国は量り売りなのでいいですわ。少量からかえます。日本もこのシステム導入しないかなあ。いつも書いていることだけど、すごい便利です。別に少々傷が付いていても品質に問題ないのになあ
 そういうわけで、本日の夕食は黒ビールとキウイです。
 Sagres は重いしじゃまなので Pensao の共同冷蔵庫に FREE と書いて入れておきました。日本でも飲める Sagres をわざわざポルトガルで飲む気にはなれませんわ。他にはを買ってきました。ポルトガルって水が豊富なんです。ガス無しのLUSOとガス有りのPEDRASです。主に、ガス有りを飲みますが、たまに無しも飲みたいので一応両方です。あと、ガス無しと言えば昔はVitalisってのが圧倒的に飲まれていたのですが、いつの間にか LUSO に抜かれています。今でも、鉄道やポウサーダでは Vitalis ばっかりなんですけどね。なんででしょ??それと、ガス入りはこの pedras が一番美味しいと思います。他のは鉄臭かったりするし。さて疲れた上、しんどかったので就寝。
 本日の気分:雨期は嫌い:キウイ、黒ビール,明日のラッキーアイテム:折りたたみ傘
2003/01/19
Madeira( Funchal <-> Pico do Areeiro )
 今日の朝食はベーコンエッグでした。昨日の雨が嘘のように晴れ渡っております。ですから、昨日のリベンジといたしまして monte に行こうと思います。途中、一番大きなカテドラルでは日曜と言うこともあり、大勢の方がお祈りをされておりました。
 もちろんロープウェイから行きますが、ここはなかなかすごかったです。何が凄いかって言うと、「観光客から金を巻き上げるぞ大作戦」が展開されておりました。まずは昨日に不意打ちに遭いましたロープウェイでの搭乗口です。ここで写真を撮られ、屋上で EUR7.00 で販売されます。今日は完璧に予定していたし、カメラマンのお姉さんも覚えていてくれたみたいで、愛想良く綺麗に撮ってくれましたので買いました。ロープウェイ代を合わせると EUR15.50 もかかります。
 本日のロープウェイは昨日とは一転して快晴でしたので、下に通る道もはっきり見えて怖いぐらい。窓も開けることが出来て、写真もくっきりです。ほぼ頂上からでもこの見晴らしです。折角ですから、サアラさんアプ。昨日と違って水滴が無いので、景色が見やすいです。もう一枚横のショットを
 着きましたら、次のぼったくりゾーンは植物園です。ここの入場料は確か EUR9.00 でしたが、マディラワインの試飲付きです。 monte palase って名前なのですが、この時期は正直余り花も咲いておらず良い眺めと言うぐらいしかありません。植物園と言ってもビニールハウスになっているわけではなくて普通に植わっており、見所はこれまた昔金持ちだった人が色々な場所から色々な物を取り寄せてたてた物です。ですから、日本の鳥居や狛犬、中国の布袋などがごちゃ混ぜに並べられております。ポルトガル人はペナ城といいマヌエルとバロック形式が混ざっている教会といいこう言うごちゃ混ぜ形式が好きみたいですわ。ただ、私がそう思ってもヨーロッパでは有名な鯉を飼育している庭園みたいで、色々な雑誌に紹介されている( The BONSAI など )記事の切り抜きがありました。確かに、錦鯉は大量にいました。元は奈良県から仕入れたそうですわ。館は外見綺麗ですが、中は物置になったりブラインドが壊れていたりとやる気がありません。がっかりです。綺麗のはこういう泉ともう一つほこらの中にある泉でした。写真を撮った場所から人一人が通れる道が造られており、真っ暗ですが突き当たりに上から水が落ちてきて取水できるようになっている場所があります。すごい凝っておりここだけはめちゃめちゃ気に入りました。
 次に行くところは昨日はほとんど見えなかった教会です。ここの下から昨日にも書きましたトホガンという乗り物に乗ることが出来ます。教会では 2 枚頼んで写真を撮って頂きましたが、どちらも全然思っていた写真が出来ずに凄い悲しかったです。そういや、ポルトガルに来ているけど自分の写っている教会写真ってほとんど無い気がします。お城だと人の少ないところが多いのですが、教会は町中に建っていることが多いですからね。教会は日曜と言うこともありミサでした。おもむろにミサを聞いてきました、何を言っているのかわかりませんが、教会の独特な音響効果の中で聞いていると嫌でも厳粛な気分に浸れます。ほとんどの場合ミサは土曜日の夜と日曜の朝にあります。
 さて、ここから最後のぼったくり基商売どころトホガン( TOBOGAN )です。トホガンは二人乗りなのですが、一乗車ではなくて一人 EUR10.00 かかります。すなわち二人だと EUR20.00 です。私は一人だったのでポルトガルから来ていたおじさんと一緒に乗りました。このトホガン、最初はポルトガル人らしいおじさんに当たって写真を撮してもらったときに絵になってうれしいなあと思ったのですが、年のせいかめちゃめちゃ遅かったです。凄い残念。だって、だいたい 40 秒間隔ぐらいで動いているのですが 8 台にも抜かされました。爽快感って感じよりは、がんばっているって感じしかしませんでした。後ろのお兄さん達二人のはめちゃめちゃ速かったです。あれに乗りたかったなあ。で、ここでもはじめのコーナーを抜けたところで写真を撮られます。はじめは「ああ、ここで写真を撮れば絵になるなあ」と思ったのですが、違いました。終わったら売りつけられます。値段は EUR10.00 です。ただ 1 枚しかありませんので、他人と乗った場合はどちらかに譲らないとなりません。私は譲ってもらったので買うことが出来ました。ちなみにトホガンの時間も多分早い物だと 10 分ほどで降りきると思うので、デジタルの IT 時代はつくづく凄いなあと関心です。このトホガンの終点から Funchal Centro までは約 2Km あります。歩くかタクシーで降りることになりますが、年老いた方もほとんどが歩いて降りておりました。マップにはもう一段トホガンで降りられるようになっておりますが、多分これは夏の観光シーズンだけではないでしょうか。本日はありませんでした。そういうわけで、写真を買ってすべての観光地を回っただけで EUR44.50 もかかります。ちょっとかかりすぎじゃない?恐るべき観光地って感じでした。
 昼食は、黒板に書いたところ( CERVEJARIA Adega Regional do Velhinho )を選びました。いかにも地元しか来ないって感じの汚いところでしたが、味は確かでした。チヌの丸焼きだと思いますが EUR5.00 でした。どうやら私は裏側に入ったみたいで、表側に行くと Cervejaria になっておりまして地元の人たちが一杯いました。
 昼食を取って十分になったところで、マディラはトレッキングも有名みたいなので山を攻めてみたくなり一番高い山( Pico do Areeiro )に行くことにしました。残念ながらバスはここまで行っておりませんので、タクシーをチャーターするしかありませんのでハンチング帽をかぶったいかにもポルトガルらしいおじさんに声をかけました。これが、なんていうか運命の出会いみたいな感じで、良い人でした。お金がある日本人だからというのもあるとは思いますが、それでも良いおじさんでした。絶対そうだと思います。ただ、ポルトガル語しか話せませんので、あしからず。
 そうそう、ここまでの間に初めて集られました。集られ方も典型的な物で「 You are my frined 」とか訳のわからん事を言われて、ブラジルに電話かけたいから EUR10.00 頂戴とか言われました。もちろん、渡しませんでしたが治安の悪い Lisboa ならまだしも madeira で言われたのは、観光地だなあと実感しました。
 タクシーで山までは EUR25.00 で、4 時間待ちを含めてチップを合わせると EUR60.00 ほどです。少し高いですが、この山は山好きで景色好きなら行くべきです。ここでの写真はデジカメでは私自身とサアラさんしか取っておりませんので、サアラさんばっかりになります。嫌いな方すいません。この日も昼から Funchal は雲が立ちこめてきていたのですが、ここは 1818M という高地のため雲を突き抜けて雲の上に出ます。もちろん、もっと高い雲の場合はダメなのでしょうが本日は幸い足下に雲が見えます。眺めは最高です。それにレキ石って言うんでしたっけ?ひびが入ったら板のように割れる石で構成されており、日本ではあまり見られない光景です。木はあまり生えず、背の低い草が生い茂っているって感じでした。ただ、この山をトレッキングしようと思えば手袋とスニーカーはもちろん出来ればトレッキングシューズ、そしてピッケルはある方がよいでしょう。私はこんな大変だと思いませんでしたので、ただのランニングシューズで行きましたけど、何カ所かは危険な場所がありました。普通に遊びで来られる方は、このSAO SONGALで引き返すようです。ここまではまだ平坦で、滑落の危険性はほとんどありません。しかしこれから先の特に洞窟の中は、水がたまっており足首ぐらいまで浸かりますのでランニングシューズではひとたまりもありませんでした。あと手袋の必要な理由は何カ所か道幅が 30cm ほどしかなく鎖づたいに行かないと 100M ほどフリーフォールできる場所がありますので、素手では危険です。観光マップにもデインジャーエキスパートコースって書かれているのですが、その通りでした( 原文:This is a difficult walk. The most difficult section is the climb that goes from the last tunnel up to the Casa de Abrigo do Pico Ruivo rest house.You will need a flashligt. )。てっきり多分観光用だから大げさに書いているだけで 6Km/3h と言うことなので、そんなにたいしたこと無いだろうなあと思いましたがすごいたいしたことありました。ただ、いかにもよぼよぼっぽいおばあちゃんが歩いてきていたのには驚きました。これを歩ききるとマディラ島の最高標高地 1862M の Pico Ruivo に着きます。ただ私は時間がなかったしあっても夜歩く装備やもし何か起こったときの装備を持っておりましたせんでしたので、途中の Pico das Torres で引き返しました。日が暮れた後の山は非常に怖いですわ。記念に頂上からマルチ萌え〜って叫びました AVI がありますので、知り合いだけに見せますわ。道中には野羊を見ることも出来ました。この洞窟を抜けると、看板があり左手が Pico Ruivo で右手が Pico das Torres です。ここからの帰り道は非常に圧巻です。急な起伏のために階段状に道が造られているのですが、この段が高いため凄い疲れます。それにやはり少しだけ標高が高いこともあって空気が薄いのではないでしょうか?疲れが来ます。多分それとは違い普段の運動不足から来ているのだとは思いますが、その疲労をなくそうとなぜか日本から持ってきた干し柿とルフトハンザで配られるおつまみを食べたところ、一気に回復。果糖の補給は力になるね。
 車に戻ったのは 17:50。マディラの日暮れは 18:30 ほどですからまだ結構余裕がありました。一応時間は 18:00 まで待ってと言っていたのですが、まだ夕日の撮影が出来ていなかったため 19:00 まで伸ばしてって言ったところすんなりと OK と言って頂きました。すごい良いおじさんだと、このときに思いました。そして、とても寒い中夕日の撮影をやりました。手が凍えましたが、綺麗な写真が撮れているとのぞんでおります。これはポジで撮っているので日本に帰らないと結果はわからないけどね。
 日が沈んで Funchal に戻ります。この時間は一斉に帰るので道が混みます。で、ここで適当なポルトガル語で話していたのですが、このおじさんは乱暴な運転もせず、たばこも吸わないので、マディラツアーを頼むことにしました。マディラでは観光バスでのツアーもタクシーの 1/3 ほどの値段でやっているのですが、私は観光バスで自由を拘束さられながら回るというのは嫌いですので、頼んだのですわ。脂臭い車だと嫌だし、なんとなく気が合う方が良いので凄い良かったです。
 町に戻って良いレストランに止めてって言ったら、ロープウェイ近くのところを教えて頂きました。確かにここら辺は良いと思いますが、地元客が全然いないので高いのですわ。ですから、私は昨日に夕食を食べましたところに行きました。が、ここは凄い人気すぎて、一応テーブルは別れているけど、事実上相席になり私は全然気にしないけど、両端の年寄りの夫婦が凄い嫌そうで、右隣の方は出て行きました。確かに洋食を食べるので相席ってイメージは余り無いなあ。食べたのはエビのシェフスタイルです。昨日は黒太刀魚のシェフスタイルで、今日はどういうのを作るんだろうなあと思っていたら、同じ味付けでした。クリームとアメリカンソースです。ちょっとがっかりです。
 その後、全然 Doce( お菓子 ) を食べていないので Cervejaria に行って、お菓子となぜかギネスビールのスタウトを飲む。ポルトガルといえば昔から英国とのつきあいの長い国ですので、その歴史からかこのマディラの観光地近くの Cervejaria には SuperBock とギネスの生を置いて、CORAL を置いていない場所があります。もっともほとんどの飲み屋は CORAL ですけどね。ちなみにギネスで EUR1.50 でした。
 ホテルに帰って買ってきたミニチュアボトルでサアラさんアプ。フラッシュ炊くとラベルが光って見えなくなるので無しで撮影したけど、ちょっと光量不足。さて、お休み。
 本日の気分:マディラの人との出会いはいいな:エビのシェフスタイル,明日のラッキーアイテム:タンブラーグラス
2003/01/20
Madeira( Funchal <-> Best of West Madeira )
 朝。今日はタクシーをチャーターする日ですわ。なので、絶対に晴れてもらわないと困ります。なんせ、一日 EUR90.00 ですから……。ま、なんとか祈りのおかげかもしれませんが、快晴です。朝食、本日は「ゆで卵」です。ボイルドエッグですね。ポルトガル語では Ovo de Cozida だと思うけど、名詞の活用がぁゃιぃですわ。なんで、女性とか男性名詞ってあるんだろうね。
 待ち合わせは Pensao の前です。庭掃除のおじさんと挨拶をして、ハンチング帽をかぶったおじさんすなわちタクシーの運転手さんとご挨拶。大きい仕事だからか知らないけど、ご機嫌よろしいですわ。本日のコースは Pensao -> Camara de Labos -> Pico da torre -> cabo girao -> Ribeira Brava -> Ponta do Sol -> Paul da Serra -> Pico das Urzes -> Remal -> Porte Moniz -> seixal -> Sao Vicente -> Gurtas Sao Vicente -> Pousada dos Vinhaticos -> Serra de Agua -> Pico dos Barcelos -> Pensao です。
 まずは、Lido を通って Camara de Lobos へ向かいます。Lido を通っているときには、全部ホテルを紹介してくれましたが見事に五つ星 and 四つ星でした。個人的には別に海沿いは必要ないし、洗濯物を干すとべたつくので、同じ値段を出すならポウサーダの古城の方がかなり萌えですわ。ただ、このへんの五つ星ホテルは値段が一週間単位で決まっており、パシフィックメリディアンでもネットで取れば一日でも一週間でも EUR700.00 ぐらいです。ただし、この閑散期だけだと思いますけどね。繁忙期はもっとすると思います。とてもエクスペンシブよ!
 はじめに着いたのは Camara de Lobos。途中、バナナ園があったので前で写真を撮ってもらいました。でも、おじさんはデジカメに大わらわ。全く取るタイミングをつかめないようで、フラッシュが光るすなわちシャッターがおりるまで押せません。 PowerShot40 って AF 用の赤外線が出てから次のシャッターが降りるタイミングまで 2 秒ぐらいありますので、はじめ慣れないとかなり変な感覚です。それと、デジカメってのはポルトガルではまだまだマイナーなようで、驚かれました。出来た写真は見事に悪い手本といえる人物の小さな日の丸写真でしたが、まだコミュニケーションがとれてなかったため、何も言えず「 bem bem( good good )」って言っていました。さて、 Camara de Lobos はいわゆる漁港で、多分灯台が有名なのだと思います。多分というのは、先ほども書きましたがまだコミュニケーションが取れていないので、Turismo に行かなかったのですわ。何か急がされている気がしてね。
 次は Pico da torre です。小さな十字架のある、でも凄い急勾配の丘です。 Funchal と Camara de Lobos が壮大な画像としてみると事が出来ます。ここら辺でも写真を撮ってもらいましたが、相変わらず日の丸写真で、まだデジカメに抵抗がありそうな感じ。
 その次は世界一の海沿いにある断崖絶壁 Cabo Girao は海抜 580m あります。眺めは最高です。どういったらいいかな、本当に垂直 90 度というより 120 度ぐらいの感覚です。真下には何もありません。ここは有名な観光地みたいで、やはり物売りと物乞いがいました。ポルトガルの物乞いは全然悲壮感漂わず強い(金渡せぼけって感じ)ですが、カトリックの教えか懺悔のためか知らないけど、みなさん気にせず寄付しますのである意味良い商売だと思います。ここは晴れている時に来ないといけませんよ。曇っていると霧のかかる高さにありますので、何も見えません。私のいった時間は快晴でしたが、夕方帰ってくると見事に隠れておりました。Funchal の方を望むとこんな感じです。
 坂道を颯爽と下りながら、前のよたよたと走る S.A.M.( マディラのバス )のバスを抜かしていき、高速道路に乗って Rebeira Brava へ。この町は隆起した岩場に囲まれた町で、これまた灯台とその風貌がメインですわ。岩場を上ると町の中心を一望できます。もちろん、教会もあります。Turismo はこの時期閉まっているようです。せっかくカコイイ形をしているのに残念です。マディラの中部では中心となる町ですが、特筆して見る場所があると言うところではありません。
 次に、すすっと隣町の Ponta do Sol へ。ここの町は海岸線が綺麗なのと隆起した岩場とのマッチングがポイントみたいです。椰子が植えられていて綺麗で、夏場はいかにも海水浴場って感じの場所です。まあ、逆に言うと今来ても海岸線があるだけでそれだけって感じの場所ですわ。地図はこれ
 さて、ここでいったん海岸線が終わり、マディラの真ん中にそびえる山側へ行きます。マディラの山側に行くと一気に曇って来て雨になりました。ものすごく霞んでおりますが、時たま霧の間から覗く絶景は素晴らしい物があります。マディラには風力発電のための風車が所々にありますが、この Paul da Serra にもそれがあり私が通った瞬間ちょうど素晴らしい眺めを伺うことが出来ました。昼食はこの濃霧の中、ここに立っているジャングルレストランという、いかにもぁゃιぃレストランです。内装がジャングルになっており、値段は観光地価格でした。ただ、飲み物は安くてさすがにポルトガルだなと思いました。ここでも CORAL を一杯です。食べたのは Bacalhau Flita して、焼いたやつです。観光地といってもきちんと調理された物なので、美味しかったです。
 おなかも膨れたところで、Porte Moniz を目指して高原の一本道を走ります。普段なら気持ちも良いのかもしれませんが、今日は生憎の濃霧。何も見えませんし、車の音だけで静かですからいつの間にか寝てしまいました。起こしてもらったのは Porte Moniz を下界に覗く丘でした。Funchal と違い北側にあるこの海は波が高く、リアス式かな?海岸になっていて、非常に綺麗のが上から見るとわかります。そして、所々青くなっているのは珊瑚礁かと思いましたが違いました。下に降りて、それはわかりました。それは、自然に出来たプールです。この町ですが、見所は先ほどのリアス式部分での波とのマッチング、そして自然のプールとなっている部分の青い海です。ここの写真ですが、ほとんどリバーサルで撮りましたの今はありませんわ。てか、私の写った写真ならいっぱいあるんですけどね。本日最初で最後のサアラさんアプが出来ました。おじさんがいるとやりづらいですわ。Turismo をひたすら探したのですが、見つかりませんでした。タクシーに乗ってからわかりましたが、プールのある場所にあるホテルの陰にあるようです。何にも表示がないのでわかりませんでした。ここら辺になると、おじさんのフォトテクニックがだいぶん上がってきました。相変わらずの日の丸写真ですが、構図が良くなってきました。言葉が通じなくてもなんとかなるもんですわ。
 そして、次は seixal です。ここは先ほどのリアス式海岸に出来た天然の砂浜があります。綺麗ですが、空があいにくの色です。コバルトブルーならどれほど綺麗かと思います。もう一つ Sao Vicente に行くまでにIlheu das Ceroulas というが滝があります。車では滝から 1Km ほどの場所までしか近づけませんが、歩いて近くまでいけます。今回は、なんとなく時間が足りないような気がしたので歩きませんでした。実際は余裕で歩けたみたいですので残念です。行けば良かったなあ〜
 次の町 Sao Vicente は海や海岸線も相変わらず綺麗わけですが、それよりも教会が有名なようです。教会の外に色々と飾り付けがありますが、これはクリスマスと正月のための電飾や飾り付けで、この時期は町のあちらこちらにあります。結構のんびりと片づけるんだなあと思いました。古い教会でしたが、内部を見ても正直ポルトガルの教会はほとんどが結構古く綺麗ですので、これが凄いと言われても他とあまり変わらないなあとしか思いません。でも、見飽きないのできちんと見ますわ。あと、この町の Turismo は変わっていました。最初マップを見て探してもないなあと思ってじっくり辺りを見回してみると、ありました。なんと、車が Turismo になっています。移動式 Turismo みたいですわ。
 さて、ここから 5 分ほどで Gurtas( 洞窟 )です。洞窟自体は橋を渡って観光施設の奥にあります。日本のガイドブックには載っていませんので全く存在は知らなかったのですが、はじめに空港でマップをもらったときに知って実は一番行ってみたいところでした。洞窟ってなんか惹かれません?中で一人になると結構怖かったりしますが、それでも神秘的で好きですわ。さて、この洞窟ですが 15 分ごとにガイド付きで案内してくれます。説明はポルトガル語か英語かです。私がほとんど話せないというと、小学生に教えるぐらいの速度で話してくれたわけですが、聞き取れているけど単語が出てこないのでわからない私がいました。それで、ここの洞窟は凄い天井の低い場所に行きたければ行くことが出来ます。なんか川口弘って感じですが、本物です。底なし沼もサソリも蛇もタランチュラもいません。洞窟自体は 10 分もあれば終わるので小さな物です。最後はお姉さんに挨拶をして、チップを渡すなら渡せば終了です。
 これでほとんどメインの見所は終わりですわ。その後は、山の谷間に村が見えるスポットへ連れて行ってくれますが、曇っているためあまり眺めが良いとも言えず、写真映えもしないので適当に流しました。途中、5,6 Km の長いトンネルがあります。これのおかげでえらい早くつきました、私は山道ばっかりだろうから帰るのも時間かかるんだろうなあと思ってちょっと急いでいたわけですが、取り越し苦労だったようです。
 そして最後に Funchal を一望できる Pico dos Barcelos へ。花が綺麗に咲いておりましたが、いかんせん雨のため映えません。後ろは山ですが、かなり濃い雲です。そして、景色もどんよりどよどよって感じです。朝見た Cabo Girao を見ましたが、曇って見えませんでした。最後に折角ですからタクシーを撮っておきました。
 あとは、Pensao まで送ってもらって終わりました。別れるときに、明日は?って聞かれましたので SANTANA にどうしても行きたかったので、聞いてみたら リストでは EUR69.00 でしたが EUR60.00 にまけてくれるとのことでしたから、頼むことにしました。えらいリッチな旅です。
 部屋に帰って今日の片づけをした後、マディラ刺繍を見に行きました。なんか買いたいんだよね。せっかくマディラまで来たんだから、ちょっとばかり高級でも買っておかないとなあと思っていると EUR1000.00 ほどのに目が行ってしまいます。朝に緑の葉っぱ刺繍素晴らしすぎますわ。でも……高いなあ。どうしよう。そうそう、マディラ刺繍は贋物と見分けるためにホログラムシールのタグが着いているのですが、古い物は金属の圧着タグが着いています。ホログラムシールしか店頭に書かれていなかったので、堂々とこんな大きなまがい物が売られているのかと思いましたが、違いました。
 夕食は一日目に行った店で、ポルトガルに来たらなんとしても Arroz de Mariscos を食べたいので 2 人以上でと言われてもごり押しして頼み、なんとか 9 割方食べました。ちゃんと、かにの爪が入っている正しい物でしたが、ムール貝は入っていませんでしたので少し残念。さすがに食べ過ぎてげぶげぶ言っているので、1 時間ぐらい徘徊してホテルに帰って就寝。
 本日の気分:明日は一日中晴れてほしいなあ:Arroz de Mariscos,明日のラッキーアイテム:鱈
2003/01/21
Madeira( Funchal <-> Best of East Madeira )
 朝。とっても良い天気。今日は卵焼きです。ポットにはコーヒーが入っております。朝日に映える洋館格好良すぎます。思わず写真を撮ってしまいました。朝日を眺めながらのテラスには食事のテーブルが可愛く置かれております。折角ですから中にある談話室もご紹介。個人宅とは思えない綺麗な調度品です。
 今日もとても綺麗な庭を掃除しているおじさんに挨拶をして出発。
 本日のルートは、Pensao -> Santa Cruz -> Aeroporto -> Machico -> Pico do Facho -> Baia d'Abra -> Canical -> Ponta da Cruz -> Fortlm do Faial -> Santana -> Ribeiro Frio -> Terreiro da Luta -> Monte -> Pensao です。
 まぶしい太陽を浴びながら高速道路を走ること 15 分、最初の町 Santa Cruz に到着。この町の見所は漁師町ですのでカラフルカラーな船と海岸線です。海岸は綺麗に石が敷き詰められております。船は NAZARE や AVEIRO にあるような原色カラーの船です。ここには朽ち果てたコンクリートの桟橋があって、良い味を出していますが一歩間違えると海に真っ逆さまです。まあ落ちたところで死ぬわけではなく、びしょぬれになるだけですから桟橋の先まで行ってみました。四つんばいになりながら行きましたが、下に波が揺れているのはあまりよい気分ではありませんわ。もちろん、教会もあります。中は比較的新しい感じで、外に花のあるのがマディラらしいです。ここで、アクシデント発生!!なんと、タクシーがパンク!世の中金は回るねえって感じで、折角 3 日間で一杯稼いだのに、タイヤ交換におっちゃんは行きましたが、笑顔でノープロブレムって言ってくれましたのでうれしかった。これで、不機嫌になられたらどうしようかなあと思いましたけど……。時間が余ったから、サアラさんを撮したりしていました。逆光で取ったパーム椰子と海岸線、そしてベンチでたたずむ人々って言うのは凄い絵になりますわ。良い時間を過ごせました。
 タイヤも直り(どうやらスペアーに載せ替えたみたい)、ちょっと替えたタイヤを気にしながらも aeroporto へ。とは言っても、建物自体ではなくて対岸より正面に見下ろす感じの場所に来ました。写真的にはもろ逆光ですから綺麗に取れませんが、こぢんまりとした空港全体を見渡すことが出来ます。残念ながら見ている間には離着陸がありませんでした。
 浜辺が綺麗な古い町 Machico に向かいます。途中、いつものように上から全体を眺めます。ちょっと赤潮が発生しているみたいですが、ポルトガルらしい海沿いの町です。後ほど行く Baia d'Abra の岬の方も見渡すことが出来ます。運動場が海岸沿いにあるって言うのは珍しいような気がします。この町の Turismo は、昔の城壁の中にあります。城壁を上がるとあるのですが、反対側にある写真展示室のお姉さんの愛想がめちゃめちゃ悪かった。私気分悪い帰るって感じで、すぐに出てきました。もちろん、教会もあります。先ほどの Santa Cruz もそうですが最近塗り直したのでしょうか?外観が綺麗です。内部は特にこれといった特徴もなしですね。海岸線は白い大きな石が敷き詰められており、日本では見たことのない感じです。船をあげやすくするためなのでしょうか?人工海岸ってわけではなさそうですが……。この浜には大きな川が一本流れ込んでいました。ここで、Baia d'Abra に行きたくなったのでおじさんと交渉したところ、EUR15.00 でいいよって事になりましたので行くことにします。高いのか安いのかわかりませんが、これをケチって一生後悔するよりは出す方が良いですわ。
 Baia d'Abra への途中に Pico do Facho という丘があります。ここからは MachicoAeroportoBaia d'Abra が一望できます。特に空港へ降りていく飛行機を見るには最高の眺めです。着陸時にぶつかりそうに思った丘はここではないかと思います。綺麗に取ろうと思うと、300mm ぐらいのレンズがいるかなあ。近所の島である Porto Santo から来る SATA の飛行機が 1 時間ごとに見られます。望遠レンズを持っていればもう少しまともに写せたのでしょうが、デジタルズームじゃ全然ダメですね。しかし、マディラの天気は変わりやすいです。高い山があるからかもしれませんが、Machico では日差しが痛いぐらいだったのに、今はもうどんよりどよどよです。タクシードライバーのおじさんをチェキ!
 急いで Baia d'Abra まで行きます。ここから岬の先までは歩くことが出来ますが、その先の灯台までは島が離れているため行くことが出来ません。ただ、灯台のところに後日空撮をした画像を見てみますと、大きな屋敷っぽいのと、道がありますので、船でわたって住むような施設はあるのだと思います。さて、ここからは徒歩で Casa do Sardinha まで行くことが出来ます。マップには「The most difficult part of the path is just before reaching Casa do Sardinha, in that this part of the trail is situated close to high rocks, which separate the north coast from the south coast,and this is less than one hundred meters wide.From this point the path to Casa do Sardinha goes through a flat area and there is a fork, at which one path goes on to the small pier and the other goes up to the spring with drinkable water. Access along the path to the spring is difficult. 」と書かれているコースで、難しいのと楽なのが混ざっているようで、レベルは Moderate になっていますので、most difficult があっても二日前に行ったコースよりは難しくないのでしょう。普通タクシーで来るとここで写真を撮って帰るわけですが、私はどうしても Ponta do Castelo に登りたくなったので、おじさんに行っていい?って聞くと「いいよ、問題ない。若いなあ。」って言ってくれました。いい人だ。なわけで、ものすごい急勾配の山をひょいひょいと登っていき、裏の海岸を見ると怖くて足がすくみました。近くまでいけませんし、手すりがないので風が強いのでもしも行くと死ぬかもしれませんから、匍匐で近づき覗きました。外海なのでかなり荒いですが、色も鮮やかです。ここからは大きな岩を数個上って上に上がらなければなりません。ロッククライミングというほど大げさな物では無いですが、強い風がありますので気は抜けません。なんとか、ズボンの裾がどろどろになりながらも最高点にたどり着き写真を撮りました。ここからは先ほど通ってきた方角にある、風力発電設備の風車を綺麗に見通すことが出来ます。ここの風は風速 20m ほどあるのではないでしょうか、気を抜くと足がふらつきます。ちょうど雨も降ってきました。冷たいし、急な坂のため雨が降ってぬかるむと危険ですから、足早に下山しました。タクシーに着くと「もう行ってきたのか?」と言われましたが、ちゃんと行きましたわ。私自身予想より早かったです。歩くのはそこそこ自信があるんだよね。
 昼食は Canical って本当に小さな漁師町で取ることにしました。雨が本格的に降っていますし、レストランが見つかりませんので、パステラーリア( Cervejaria よりちょっとだけ食べ物が多い感じだけど、区別は付かないわ)で食べました。黒太刀魚のサンドイッチと、たこのサンドイッチです。どちらも、ビネガーとタマネギとオリーブの実が入っていましたが、これがめちゃめちゃ美味しかったです。さすが漁師が食べるやつです。Cerveja も EUR0.80 だし、サンドイッチも EUR1.00 しかしません。安いです。最高でした。本当は甘いお菓子で過ごそうと思ったんだけど、この町の Cervejaria って魚のサンドイッチしか無いみたいなんだよね。珍しい体験でうれしかったです。町では漁に出られないのか、ばくちに勤しんでおりました。雨が本降りだし特に見るところはないので、おじさんが帰ってきたところですぐに次の町へ。
 ちょっと期待していたんだけど、これからは北側へ行くので山を越えたら晴れるかなあと祈ったら見事晴れてきました〜。Ponta da Cruz に向かいます。ここの見所は波が跳ね返るのを見られるのと、サトウキビブランデーの醸造所があることです。波が跳ね返る岬はちょうど海が荒れていたため一番絶好の日に来たようで、素晴らしい角度で波しぶきが打ち上がりました。私も数枚撮ったのですが、おじさんに撮ってもらったのが一番素晴らしく、いつの間にそんなに写真の腕が上がったんだって感じです。完全な形で皆さんに見せられないのが非常に残念ですが、タイミングがこれしかないという時間に撮れています。明らかに負けていますわ。それと醸造所ですが、はじめ見に行ったときは誰もいなくてただの樽が展示してある昔の醸造所かなと思ったのですが、途中から普通の兄ちゃんが来て観光客かなと思ったら、工場の人でした。それでテイスティングもさせてもらいましたが、40 度ときつかったですので正直いらなかったのですが、買ってほしそうな顔に負けて「小さいボトルある?」って聞くと、無いって言われてのでここぞとばかりに結構ですと断りました。残念ですが、私は強い酒をほとんど飲まないのです。
 ほろ酔い気分になったところで、マディラ島のメインディッシュ、マディラのお土産というと、これの置物やこれの刺繍などがいっぱいある Santana へ向かいます。途中、Fortlm do Faial というところで、外海攻撃用の大砲がたくさん設置されている高台へ寄ります。攻撃場所と言うこともあり景色は抜群によいです。小さな資料館もあり、当時の写真が展示されております。おじさんが遠くに行ったのを見計らってサアラさんも撮しました。凄い静かな場所です。ポルトガルって静かな場所って感じがしますが、町はクラクションがよく鳴りますし、坂が多いためエンジン音のでかい車がよく走ります。
 ここを過ぎるとすぐ SANTANA に出ることが出来ます。SANTANA に入る直前には、マディラでもここだけで使われている SANTANA HOUSE観光用として展示されております。ここの物は入ることが出来ませんが、町に行けば昔の内装を施した家に入ることが出来ます。屋根が茅葺きなのでなんとなく日本歩区感じません?そして Turismo はもちろんこの家で作られています。こういうにくい演出をやってくれるので好きですわ。効率よりも伝統や文化を重んじるって感じで、スローフードにも通用する感じです。前には綺麗な図書館があります。で、この家は現在でも普通使われているんですよ。なんか、メルヘンチックな風景ではありませんか?郵便ポストのミニチュアが凄いプリチィですわ。一度住んでみたい感じがします。貸し出しているところ無いのかなあ?トタン屋根の倉庫や他の家も、美観を考えてか全部この形になっているのは凄いなあと感心しました。あとはロープウェイが SANTANA にはあるのですが、残念ながらこの時期は運行されていませんでした。谷間に降りていく物で、凄い乗ってみたかったなあ〜。いわゆる、ピンポン搬送のものですから、すごい時間はかかりそうですけど。そうそう、でもあまり有名ではないようでおじさんが知りませんで、道に迷っていました。
 ここからは Funchal に戻る道です。本来は高速を使って今来た道をさっさと戻るのですが、頼んで Ribeiro Frio と山越えのコースを取ってもらうことにしました。Ribeiro Frio は渓谷の養魚場でマスを飼育しておりました。古くからある養魚場みたいで、石畳の水槽はとても綺麗でした。コンクリートとはひと味もふた味も違います。近くにある廃屋もすてきな壊れ方です。廃屋マニアではありませんが、そう感じました。そして、トレッキングの方ですがここから初心者向きのコースが始まります。ただ初心者向きといっても湿地があるため、トレッキングシューズを履くのが賢明です。暇があったら歩きたいけど、今日は 1Km ほどあるいて戻ってきました。川沿いに道が続いており、ここは気持ちの良い森林浴って感じです。私が歩いた他の二カ所は木はほとんど無く岩場でしたからね。観光施設としては、小さな教会とマス料理屋が 2 件ありますわ。
 これで見たいところは終わり……と思っていたので Terreiro da Luta に寄ってくれたんだけど、私は間違って monte と思って「この前来たよ」って素通りしてもらいました。失敗失敗、残念だよ〜。これだけが少し心残りです。そして、monte ではトホガン乗る?って聞かれましたけど「乗ったよ〜」と言って終わりました。でも、monte で車を止めてくれて色々写真を撮ってくれました。いい人だ〜。私もお返しにタクシーを撮しました。
 最後は Pensao まで送ってもらって、一緒にタクシーの前で写真を撮りました。いらないかもしれないけど、後日送ろうと思います。なんか、すごい別れが寂しかったよ。もし、もう一度マディラに行くことがあれば会ってみたいな。まだまだ現役だと思うし、一度行こう。
 そうそう、このおじさんで面白かったのはワン切りしまくりです。電話がかかってくると重要な相手以外全部ワン切りです。そして、反対側もワン切りなので、永遠にワン切りの応酬です。10 回ぐらいワン切りをし合って、根負けした方がかけるって感じで見ていて笑えました。そんなに携帯電話代って高いのかなぁ〜
 名残惜しい感じを残しつつも、荷物を置いてビンテージマディラワインを買いに、マディラワイン博物館へ。途中、生徒が帰宅いっぱい帰宅しており、制服のポルトガル人がめちゃめちゃかわいい。写真を撮ろうと思ったけど、あからさますぎてぁゃιぃ外人になるのでやめておきました。1976 年物をチョイス、理由はだいたいお察しの通りです。Seco( 辛口 ) の ブランデー Terrantez のマディラワインです。中に入る物や年数によって値段はかなり違いますので、失敗しないようにテイスティングをしてから買われる方がよいです。ただ、テイスティングにも結構な値段がかかりますので、あまり美味しいからとがばがば飲まない方が身のためですわ。ビンテージは買うと無料で木箱に入れてくれ、認定証もくれます。あと、ビンテージというか年代が立つと甘口が無くなるので、甘口好きの方は 10 年物ぐらいの普通のマディラを買われたらよいと思います。こちらは、なんぼでもテイスティングし放題ですよ〜
 さて、お次は昨日に見ていた高い高いマディラ刺繍を買いに行かなくてはなりません。別に買わなくてもいいんだけど……。でも、買います。とりあえず、行った店で目に留まったのはマディラ刺繍が入ったトレイ。写真はアプしていないけど、凄い綺麗で気に入りました。そして、メインディッシュのテーブルクロス。はじめは大きな物 EUR1069.00 を買おうと交渉しましたが、もう少し小さいのがあると言うことで見せてもらいました。店で見たときは凄い小さいなあと思いましたが、日本に持って帰るとちょうど良い大きさでした。テレビと一緒で、店で見るのと家で見るのとはえらい違う大きさに感じます。サイズはきちんと測っておかないとね。で、その小さいのですが、穴のいっぱい開いた刺繍の素晴らしい EUR694.50 の物と、あまり穴は開いていないけど随所に刺繍の施された EUR425.00 の物を出して頂きました。私は使おうと思って買うため、前者だとテーブルクロスの意味をなしませんので、後者にしました。前者の場合、大きなお屋敷の古いテーブルに花瓶を置いてその下に敷いたり、壁にそのまま張ったり出来たらきれいんでしょうけど、私のところに置いても宝の持ち腐れ過ぎる気がしました。この写真は大阪に帰ったらアプしたいと思いますわ。これを買うと、ハンカチ大のコースター用刺繍が 5 枚ついてきます。あとは、大きめの刺繍を 2 枚。だいたい一枚が EUR20.00 ほどです。そして、マディラの山の方でかぶられている毛糸編みの頭巾 EUR7.50 と、マディラのシャツ EUR17.50 を購入。全部で EUR590.00 ほどになりましたが、一割引いてくれて EUR531.00 と TAX FREE( EUR42.00 が帰国後戻ります )割引でした。結局 17% 引きぐらいになりました。かなり清水の舞台から飛び降りる覚悟で買いましたけど、後悔はしていませんわ。 6 万を惜しんで後悔するぐらいなら、買って後悔しますわ。参考までに買った店は「 SALAO DE VENDAS , RUA DOS MURCAS 22 FUNCHAL 」です。
 次は送り返す箱を買いにスーパーへ。例年壊れてしまいます( 船便は割れ物禁止タグが貼れない)ので、頑丈なケースを見に行きました。すると、警備員から呼び止められ袋を持って入るなとのこと。観光客っぽかったら今まで言われたこと無かったんだけど、初めて止められました。仕方ないのでレセプションに預けて、もう一度入りました。箱はプラスティックの良い大きさの収納箱があったのでそれを購入。他には、マディラ特産のお菓子とマディラとポルトガルのビールを購入(With さあらさん)。重くなると高くなるのに懲りないなあと自分で思います。こんな荷物を抱えて夕食には行けませんから、汗だくになりながら Pensao に一端戻りました。
 夕食は初日と前日に食べたところの向かい側( RESTAURANTE O ARCO:Rua da Carreira N63A Funchal )。ここも地元の人がいっぱいいるなあと思っていたので、入ってみました。ここは、ポテト、ご飯、サラダ、オリーブ、パンがインクルードでほしい物をすべてもらえますので、ポテトとサラダとオリーブとパンをもらいました。スープはマディラ最後と言うこともあり、マディラの名物タマネギ入りトマトスープ。値段も高くなく、ボーイのおじさんが気さくで楽しかったです。それに値段の割に内装も綺麗。Vinho Verde も久々に Gatao を飲みました。昔は梅田の阪急百貨店で売っていて、私が一人で買い占めていた気がするのですが今は日本では手に入りませんし、ポルトガルでもメジャーでは無くなっているようです。初めて行った年は、Vinho Verde と言えば Gatao が多かったのですが、今は Casal Garusia 多いですね。あと Aveleda だったかな?なんしか、日本で飲めるっちゅうねん!もちろん、私はそういう品種ははずしておりますけど……。あと、ここの店で凄かったのは Salada de Fruta 。フルーツサラダですが、盛り方が尋常ではありません。普通はこのグラスの 8 割ほどに入っているんですが、でかっ!って感じです。グァバの生って初めて食べましたが堅いんですよ。知っています?赤く見えるのがスイカじゃなくてグァバなのです。ポルトガル語で言うと「ぐいあぁば」って発音になるみたいです。夕食は烏賊の炭焼きでした。
 最後のマディラなので、夜を徘徊しまくりました。そういえば撮っていなかった地図を撮ったり、名残惜しく色々な場所を見て回り、時間をたっぷりと使いました。ウインドウショッピングを楽しみました。いつの間にか ADSL もやっていました。そこにあった EPSON の POP がなんとなくヨーロピアンで珍しかった。近くのおもちゃ屋はお面ばっかりで私が子供だと夜通るのが嫌かも……。そして、食べ物街へ行ってマクドの値段表です。ビッグマックが EUR2.45 ということは、約 300 円です。高いのかな?行かないのでよくわかりません。特徴としてはマックトーストやマックポークがあると言うことですね。それに、もちろんビールも売っています。
 ここから観光地巡り。夜の教会は何か寂しい感じがします。警察署の前を通り、centro へ。足をつっかえ棒にして、長時間露光で写真を撮りました。危険かもしれませんが、砂浜でぼーっとしていました。ずっと歩いていくとヨットハーバーに出て、Porto Santo行きの券売を発見しましたので、価格を確認。こんな人気のいないハーバーに行くのはポルトガルじゃなきゃ怖くて嫌だなあ。最後に噴水へ戻ってきて、Turismo そして要塞を堪能して pensao へ。つくづくこの色の電灯の素晴らしさに感動です。楽しかった、また来たいよ、そんな思いにふける夜でした。
 本日の気分:明日から 5 度以下の土地へ行くので不安:烏賊の炭焼き,明日のラッキーアイテム:お面
2003/01/22
Madeira( Funchal ) -> Porto
 最後の朝。今日も卵焼きでした。
 朝食を食べた後、すぐに残りのお土産を買いに。昨日の夜にウインドウショッピングをしていると、マディラ刺繍のタペストリーが目に入って、それが凄いほしくなってしまいました。颯爽とその店に着いてよく見るとこの店は TAX FREE がありません。ある方がよいけど、この店ほど刺繍を置いている店が見あたらないので仕方ないので入ってみます。入って物色していると、「ディスカウントしますよ」と言ってくれましたので、色々と値段を聞いているとどうやら全品 30%OFF にしてくれるようです。これは凄い安いです。 TAX FREE を合わせても昨日は 17%OFF でしたが、その倍ほど安くなります。つうか「そんなにリベート取っているのかよ」と思うと同時に「工賃安いなあ」と思いました。でも、なんしか安い方がよいので色々と刺繍を見せてもらい、おばあちゃん宅へあげるものを 1 枚と自分用に 1 枚購入。それと他のお土産品もよく見ると安いので、マディラワインのミニチュアなどを購入。 50 本ほど買いたかったけど、そんなに買うと重くてもう一梱包しなきゃならないので、少しだけに変更。全部で EUR215.30 でした。お店は「AGULHA DE OURO , RUA DAS MURCAS 30 FUNCHAL 」で、昨日の店の並びです。centro のカフェーの並びを入ればつきます。
 pensao に帰ってチェックアウトの手続きだけ済ませると、絵はがきをあげるからステイノートに書いてねっておばあちゃんに言われましたので、無茶具茶な英語で書きました。すいません、日本の方……。日本人があほだと思われてしまいますが、一応一生懸命書いたつもりです。あと、日本語でかなり書きましたので読めないでしょうけど、喜んでもらえると思います。それとプリクラも貼ってきました。私の顔が拝めますよ〜。
 さて箱詰めです。これが苦労しました。予想より荷物が多い。送り返そうと思っていた衣類などは全く入らず、購入品だけで精一杯でした。重さは多分 20Kg を超えていないと思います。送付できるのは 20Kg までですから、詰め込みすぎはいけません。窓口が優しい人なら仕方ないなあって感じでやってくれますけど、厳しい人ならはねつけられます。箱を持って下に降りるとおばあちゃんがコーヒーでもどう?って言ってくれましたが、とりあえず郵便局に行かなきゃならなかったので、郵便局へと言って出て行きました。向かったのは、Centro にある郵便局。ワインミュージアムや Turismo の並びです。だいたい 15 分ほどかかりましたが何とか着いて待ち札を取りました。で、順番が来て窓口に行くと「扱えない!」との事。そういや、ポルトガルの郵便局って「一般郵便」と「小包郵便」を扱う窓口が違うくて、必ず前者はどの郵便局でも扱っているけど、後者は特定郵便局しか扱っていません。まさか大通りにあるこんな大きな( 窓口が 10 個ほどある )郵便局が扱っていないとは思いもしませんでした。ここでは、 EMS 郵便しか小包は出せませんし、これは糞高いのでやめましょう。ポルトガルから出すと 10 万ぐらいかかります。そんなわけで、小包を出せる郵便局を聞くと 少しだけ中心から離れた噴水の近くにあるようです。また、重い荷物を持って移動です。距離的には 500M ほど離れていると思います。ここは日本で言うと集配局みたいですから小包窓口がありました。順番を待って秤に載せてみると、17.995Kg!絶妙の重さです。これだと 17 〜 18Kg の値段で送付することが出来ます。値段は EUR136.70 と言われまして払おうと財布を見ると……無い。各所でカードが使えるポルトガルですが、郵便局では使えませんので仕方ないから MB( Multi Banco: ATM ですわ )に行って EUR180 ほどキャッシング。そのお金で支払いました。だいたい 15 分ほどかかったのに何もせずに待っている郵便局はすごいと思いました。つくづく思っていたわけですが、物価が上がっていますね。エスクードに直すと、27400 エスクードですから、昔だと 20Kg ほど発送できた料金です。また、日本円が落ちているために、よけい負担に感じます。
 さて一番の大仕事を終えて、汗だくになりながら宿に帰るとおばあちゃんから「スープ飲む?」って聞かれたので、飲みますって言うと昼食が出てきました。内容は「スープ( Sopa de Legumes )」「パン 2 つ」「マディラバナナ」「カスタードプリン」「ボーロ(クッキーみたいのです)」「コーヒー」が出てきました。めちゃめちゃ量が多いです。折角消費したカロリーの倍以上カロリーがありそうです。しかし出された以上残すのは良くありません。台湾だと残さないと無礼に当たると言われますが、日本は残すと無礼に当たります。そんなわけで頑張って食べましたが、最後のボーロが甘い。ポルトガル発祥のボーロ(日本では丸ボーロとして売られていますね)ですが、本場はめちゃめちゃ甘いし香料がきついです。砂糖をかんでいるような感じ。それをこれだけ食べた後に食べるのですから、結構きついです。げぶげぶ言いながらも、なんとか頂きました。そして、別れの挨拶をして空港へ向かいます。
 空港へは Centro の外れである、ラヴターラス市場に入るとおりのバス停(これは一般用なので注意)から乗りました。空港発は TAP だとタダになりますが、空港行きはなりません。所要 40 分ほどをかけて、空港へ到着。無難にチェックインをすませる予定だったのですが、フラジウタグを付けてって言ったら「鞄を向こうに入れてね」って言われて戸惑いました。どうやら、フラジウタグというのは無くて、割れ物は自分で専用の割れ物用台車に乗せるみたいです。チケットをもらい言われるままに載せて、時間があるので屋上に出ました。ここの空港では唯一 BA だけが、ポルトガル国外の航空会社としては窓口を持っています。他の航空会社は専用窓口はありません。他にはこれから乗る TAPSATA が留まっておりました。空港の中では、クリスマス飾りの取り外しが行われておりました。ポルトガル人も日本人と同じで模型好きみたいですから、空港にも色々模型が置かれております。帆船の模型はお土産でもポピュラーなんですよ。ここにもドイツにあったのと多分同じシステムの公衆インターネットがありました。それも、向こうとは違いこちらはテレカで行うことが出来ます。やりたかったのですが、テレカがちょうど切れておりました。キー配列は L の横に c (足の生えたほう) があるぐらいで、ドイツのようにいびつではありませんでした。チェックインをすませると階段を下りてタラップに立ちます。怒られると嫌なので、手っ取り早く写真撮影
 乗ったのは OPO( Porto )行きです。TAP の機内では、行きの SATA と同じくどっきりカメラが流れていました。この国の人はこういうお笑いが好きなのでしょう。スチュワーデスさんは 2 人しか居ず、他は全員スチュワードでした。それも、スーツだしちょっと大変そう。スチュワーデスさんはロングコートでちょっと可愛い。出たのは 15 時便ということもあり、軽食程度のサンドイッチ。訪れた場所の空撮は、とても綺麗に見えました。Machico, Canical, Baia d'Abra そして果ての灯台です。いつか、この灯台に行ってみたいです。これで本当にマディラともお別れですわ。
 フライトは 1 時間 50 分でした。Porto に着いたのは 17:40。着陸前は Douro 川沿いを飛びます。Porto 空港は初めてですが、Turismo( 閉まっていました )でカタログを取ると Aerobus があるようです。バスの色が普通のバスト同じのため場所がよくわかりませんでしたが、迷っているとおじさんが教えてくれました。空港を出て、右手にあるバス停の前に泊まるようです。ただ、最終バスが 19:15 ですので、それ以降は通常のバスに乗らなくてはなりません。値段は AeroBus で EUR2.60 でした。
 Centro 、すなわちリベルダーデまで 30 〜 40 分。ホテルはパリス( Grande Hotel de Paris )にしました。ガイドブックにも載っていると思いますが、100 年以上の歴史のあるホテルですが内装は改装されて非常に綺麗です。朝食付きで EUR30.00。昔なら絶対に泊まりませんでしたが、今年はマディラでこれぐらい払っておりましたので、感覚が鈍っております。ただ泊まってみてわかったのですが、このホテルは全面禁煙みたいですのでうれしかったです。バーでも吸ってはダメだって。吸う人にはつらいだろうね。古いタイプライターが何気なく置かれていて良い感じ。荷物を置いて、クレゴリス教会に向かい RE バスストップに行こう思いましたが、その変わりように絶句しそうでした。ほとんどの道が片側通行になり、道幅が車一車線分になっています。そして、その横には電車の軌道が敷かれていました。後で知ったのですがポルトはドイツのように、街から車を極力閉め出して全体に低床型電車を走らせる計画のようです。そのため、全ての坂(ポルトは 7 つの坂を持つ街と呼ばれます )に軌道が走っており、まだ完成はしておりませんが、いずれ全てが繋がるようです。計画では 4 路線が計画されており、今は CP の路線を使い郊外に行く 1 路線だけ出来ているようです。そんなわけで、どこも工事工事工事で、観光に来られた人はさぞ残念だと思います。折角の大通りも 5 年前の Lisboa 並にクレーンとほこりよけのバリケードしかありません。市庁舎を見渡す風景が全くありません。ただ、坂道はすばらしく歩きやすくなりました。いままで 1M ほどの幅しかなかった歩道が、現在は電車が通っていないため 5M ほどに広がっており、写真も撮り放題です。三脚を立てても全く邪魔になりません……が、ここの写真は撮りまくっていますので、三脚持ってこなかったから残念なことをしたなあと思いました。教会の前がこんなに広がっているなんて思いも寄りませんでした。手持ちだとぶれますし、下に置くと変なアングルになりました。RE のターミナルも変わっているようで、現在は RE しか無いようです。他の REDM などは他のターミナルに移ってしまい、もぬけの殻でした。 3 年ぶりに来ると変わるもんですねぇ。緑の建物は健在でした。
 夕食は 5 年ほど前に Porto に来たとき美味しいよって教えてもらったお店です。場所は余り教えたくはありませんが、パリスのある通りをそのまま上に上がっていって、Redidencial( 3 回ほど、計 8 日ぐらい泊まったことがあります ) が見えたら、そのままその広場を突き抜けてください。そこに見えてくる( RESTAURANTE CASA VIUVA )はずです。メニューはポルトガル語のみ、マスターもポルトガル語しか話せませんが、値段は地元の定食屋って感じなので安いです。それに、いつも地元民でにぎわっております。 3 年前は奥さんのメイド服姿がめちゃめちゃかわいかったわけですが、今年行ったら娘さんがいてこれがまたかわいかったです。Porto と言えば、Vinho Verde の醸造所から近く Vinho Verde Tinto が飲めます。日本などで売られている Vinho Verde は全て Branco( 白 ) ですが、赤ワインの Vinho Verde です。もちろん頼みました。味は、薄めた赤ワインみたいで正直あまり美味しいとは言えないんですけどね。でも、変わっているのですわ。食べたのは、蒸し魚( 結構グロテスクかもね。大衆ポルトガル料理は飾らないこんなのが多いよ。 )と Cardo Verde ですわ。のんびりと良い感じなので、絵はがきも書いていました。全部で 5 枚ほど書きました。おやつにはアーモンドタルトです。香料が強いけど美味しいよ。
 店を出てどこかに行こうかと思いましたが、寒すぎる( -2 ℃ )のでホテルへ退散。テレビを見ながら寝てしまいました。
 本日の気分:勝手でもなじみの店があるといいなあ:焼き魚,明日のラッキーアイテム:時刻表
2003/01/23
Porto -> Valenca do Minho
 パリスは朝食が付いております。昔ながらの天井の高い広々とした部屋でとることが出来ます。この部屋に一人で、メイドさんが二人という状況ではご主人様のようですが、ちょっと落ち着きません。のんびりとテラスで食べたいですが、外は寒いのでさすがにそれは出来ませんね。
 本日はSao Teotonio Pousada(VALENCA DO MINHO)に泊まるため、CP に乗って Valenca へ向かいます。本日乗ったのは R( Regional:各駅停車) でしたが、すごい変わっていました。昔はすごい古い車輛を使っており、対面の 4 人がけ(一等室が併設されておればヘッドレスト付きの 6 人室。すでに無料だけどね)だったのですが、昔は IN( internacionais:国際列車 )に使われていたような綺麗な一人がけの椅子に変わっておりました。この前まで IC (Rapido Intercidades:特急) でもこれじゃなかったのに……。ポルトガルには他に IR( Inter-Regional:快速) があります。そうそう、Porto に出来た地下鉄は Suburbano みたいです。あとは Alfa って言うのが Porto-Campanha と Lisboa-Santa Apolonia と繋いでいるフランス製の綺麗な特急です。
 さて Valenca へ行く電車は残念ながら一日 4 本ぐらいしかなく、また午前中はありませんのでとりあえず私の大好きな Viana do Castelo に行くことにします。今調べてわかったことだけど、Minho 地方の情報のページすごい便利です!!
 駅までは 5 分ぐらいなので、ちょっとだけ写真を撮りました。この角度ぐらいしかクレーンの写らない角度がありません。Porto に旅行されるなら、少し待った方が賢明ですよ。
 電車に揺られること 1 時間ちょいで、Viana do Castelo に到着。しかし、ここでもちょっと変わりすぎていて辟易。駅から Santa Luzia サンタルジア) 教会が見えない。駅と山の間に高速道路を建設しています。昔、見えたあの綺麗な風景はもう二度と見ることが出来ませんね。私の家にあるポジにはその風景が残っていますけど、ここにはもうありませんでした。駅から、噴水が見えて、そしてその向こうにケーブルカーが走っていて、山を見上げればサンタルジア教会がありました。今はケーブルカーも廃線になり( 私は多分 3 回乗っております )その駅舎が残されるだけになっています。なんか寂しい感じがします。30 分間か 1 時間間隔でとことこと登っていくのが気持ちよかったのですが、今はタクシーかバスで行く、もしくは足で登るしか無いようです。昔この道を歩いたとき、なんか気持ち悪くなったんですよね。あまり霊感は無いのですが、なんかありそうな気がします。今日は時間がないので山には登らず、へ。街は変わっていませんでした。安心です。カテドラル旧市庁舎噴水、何も変わっておりませんでした。それ以上に、各遺跡を紹介する看板が立っており非常にわかりやすかったです。Turismo の場所も変わっておりません。これで 4 回目ですから、特に見る場所もありませんので、初めてポルトガルへ来たときに愛想良くしてもらったカフェへ。どうも Minho 地方は愛想がよい気がします。この地方独特の糞甘いケーキを 2 つほど頬張って、歯が痛くなりながら昼食を楽しみました。街角の旗がなんか好き。そうそう、ちなみに Minho はミーニョって読みます。ミンホーって中国人みたいな読み方をしてはいけません。
 Valenca( これもバレンサが正しく、バレンシアはスペイン読みかな?スペインは良く知らんけど。本来なら c には足が付いています ) 行きの電車が来るまでサアラさん撮影会。Viana do Castelo 駅まで行って撮ってはみたけれど、周りの目が気になってピンぼけ。仕方がないので、時刻表を撮ってみました。こういうのだと接写でも綺麗に撮れるんだけどねぇ。昔はこのディーゼルで全部引っ張っていたんですけど、今は速いディーゼルになったみたいです。あと、工事中だからだと思うけど工事用車両が止まっていました。あまり見られないのが見れたから、工事していたけどいいかな。でも、景観が悪くなるのは残念すぎるよ。
 さて電車が来たので乗り込み、先ほどあまりにもサアラさんをうまく撮れないので車内でひたすら練習。しかしやはりうまく撮れないのでいらいらしてきました。ボツ!ボツ!ボツ!ボツ!ボツ!ボツ!ボーーツ!って感じです。だんだん綺麗になってきておりますが、風景を見ても全然ポルトガルらしくないのでボツです。やってらんなくなったので、風景だけで撮しました。風景だけだと、こんなに綺麗に写るのになあ。ちょっと電灯が写り混んでいるのが難点ですが……。まだ何もないブドウ園ではおばさん達が昼のおしゃべりです。気を取り直してサアラさんを撮ろうとまずは接写の練習。ガラスの背景がないためか、単純な接写だと簡単に撮れますね。それを考慮して、色々と試行錯誤しているとハレっているためボツに近いけどなんとか綺麗のが一枚撮した後は、それなりに撮られるようになってきました。ちなみに、後ろにおじさんが一人いるだけで他には人がいませんでした。最終的にたどり着いた設定は、単焦点集光、接写、強制フラッシュ、プログラムモードとなりました。こんなに、失敗しまくった必死の練習のかいもあって、2 時間ばかりことことと揺られて到着した Valenca の駅では見事に写真を撮ることが出来ました。この抜け方は 200 万画素のデジカメでは最高ではないでしょうか?とちょっとばっかり自負しておりますわ。Valenca 駅のプレートと、電車とです。慣れてくるとサアラさんを入れても、この通り駅舎電車ともに、すこしハレ気味ですが見られないと言うことはないレベルで撮れております。この Valenca 駅ですが、何もありません。果ての駅のためせめて Turismo でも開いているかと思いましたが、開いていませんでした。そのため、一度駅を出て歩いてみますが全くどこかわかりません。タクシーも止まっていないし……と思っていましたが、写真を撮るとタクシーに気づきました。一台だけ止まっていますが、運転手が寝ているので全く気づきませんでした。ポウサーダの場所が全然わからなかったため、タクシーに乗ってポウサーダまで行きました。
 ポウサーダですが、城壁の中に有り一発で気に入りました。ここは Regional Pousada のため歴史的建物ではなく、ただの国営ホテルですが、そのロケーションが素晴らしすぎます。一昨年行った Marvao もいいなあと思いましたが、ここは素晴らしいです。値段は高くなりますがもちろん河側の場所を選びました。値段は EUR77.50 でした。愛想も素晴らしかったです。ポウサーダは案外 Historica( 歴史的ホテル ) より Regional の方が良いのかも知れません。Historica は、なにもせずともお客さんは来るし、ちょっと怠けているかなというか、えらそうな感じがします。Regional は家庭的な感じ。最近のポウサーダはゴミ箱にも凝るようになったんですね。ペンキで塗ったってのが丸わかりですけどね。部屋からはミーニョ河と対岸が見えますが、このときはまだ対岸がスペインって事には気づきませんでした。ミーニョ河が国境になっているわけです。なんかすごい新鮮な感じです。 Vira Real de St.Antonio に行ったときも河が国を隔てておりましたが、ここのように橋が架かっているわけではなかったのですごい遠い気がしましたが、ここでは歩いていけます。あと、このポウサーダのマークが入った花瓶がすごくかわいいです。気に入りましたので、帰りに買いたいと思います。ポウサーダグッズは、どこでも売っているのと、そのポウサーダ毎に与えられた紋章が入っているオリジナルグッズ(大抵は灰皿が多い)があります。2 年ぶりに泊まるとポウサーダグッズの種類がすごく増えていました。内装を見てきましょう。ベッドですが、ダブルベッドになります。シングルはダブルの 80% の宿泊代が取られますので是非ともカップルで来られることをおすすめいたします。トイレはこの通りぴかぴかです。大理石のポウサーダと大理石っぽいポウサーダの二種類があります。あとは、シャワー室です。外国ですからトイレと同じですが、私の身長でも体全体寝て入ることが出来ます。ポウサーダによっては、ジェットバスのところもあります。あと、ポウサーダにはウエルカムチョコが付いており、横にあるミニボトルはポウサーダに泊まると買えるミニバーの物です。家には TINTO も BRANCO もありますよ。ミニバーといえば、ここは minho 地方だからだと思うけど入っているワインが Vinho Verde でした。そして、ミニバーの値段はポウサーダの人気によって決まります。Regional の方が Historica より 15% ほど安く、Historica の中では人気によってぐんと違います。そのため、ミニバーのミニボトルなどがほしければ Regional に泊まったときに買いましょうね。
 さて、ここで写真の整理です。 CF カードですが 768MB ぐらいの容量じゃ、全く足りません。これで時間を 1 時間ほど使ってしまいました。アホです。折角素晴らしい景色なのに……このときはまだ外がそんなに素晴らしいとは気づいていなかったのですわ。そのため、夕日での撮影が余り出来ませんでした。外に出る前にも流暢に廊下ロゴの入ったタペストリーを撮影している場合ではありませんでした。
 さて、屋外へ出て言葉を失いました……。素晴らしすぎます……。綺麗な城壁です。これを見られただけで、ポルトガルへ来たかいがあります。やっぱ、海もいいけど城壁だよ。夕日の光を頼りに写真を撮りまくりました。サアラさんも夕日に映えポルトガルらしい感じです。ここではメモリーが余り無いためサアラさん入りが多くボツ写真も何枚か出来ました。ポウサーダ前の教会と撮った写真はボツだけど、デジカメでは教会を撮した物がこれしかないのでボツにしておりません。サアラさんを撮るにはここで十分ですが、城を撮る気分を満たすのはここだけでは不十分です。城壁全体を取りたいので城壁の出口を探す事にしました。が、全然見つかりません。何重になっているんだ!!と叫びました。実はポウサーダで地図をもらおうと思ったのですが、地図を切らしておりました全くわからなかったのです。地図を見ると簡単そうですが、実はかなりややこしいです。こんなに入り組んでいる城壁は珍しいです。さすが、スペインとの国境にあり常に緊張していた要塞だけあります。なんとか出口を探して探して歩き回わりなんとか出口を見つけましたが、実際はポウサーダのすぐ横にある真っ暗の地下へ下るスロープを降りれば歩いては出られたようです。ただ、この上には投石用の大穴が開いていまして、昔はここで最後の攻防を行ったのでしょう。さて、この城の全景を取るには対岸にわたるのが一番良いと思いましたので、目の前に見えていました橋へ向かいしましたところ、それに気づきました。先ほども書きましたように、この橋は国境です。昔の名残の検問所が残されております。今は、EU のシェンゲン協定を結んでいる国同士はフリーパスですので、なにもありません。本当にただの橋です。鳥飼大橋みたいな感じ。ですが、中央部分には国境を示すプレートが張られており、大和川にかかる「大阪市」と「堺市」ってプレートよりは威厳があります。この国境をまたぐところでサアラさんアプ。ちなみに、こちらに住んでいる方は車で渡るため、歩いて渡る人はほとんどいません。ここからだと城の全景を撮ることが出来ます。
 渡りきると ESPANA の看板と、同じように検問所の建物が。渡った場所は、スペインの Tui になります。ここで少し興味のそそられることが……。ポルトガルの検問所には警察がありませんが、スペインには警察があります。お国柄でしょうか?折角渡ったのですからちょっと歩いてみようと歩いていくと、ポルトガルでは Oha! と表されているアイスクリームのメーカーの言葉が違うし、電話は違うし、道路標示も違うし、なにもかも違いました。当たり前ですけど、ちょっと新鮮です。あと私の気持ちも違いました。ポルトガル=安全、スペイン=超危険ってイメージがありますので、びくびくしながら歩いていましたけど、この町はそんなことあまり無いようです。なんしかマドリッドだけは素通りで……。そして、Parador看板を発見。ご存じの通りスペインの国営ホテルのことですわ。そして、目の前にはそびえ立つ城壁がありますので、きっとあれがパラドールだと思い進みました。ポルトガルとスペインでお互い昔は武力で争っていた城壁が、今は国営ホテルとして争っているんだなあとちょっと楽しい気分で進みました。この道はポルトガル道( Av. Portugal )って名前が付いています。が、どうやら違うようで、Tui のパラドールは川沿いにある館で、あの城みたいなのは別みたいです。思うに、旧市街地だと思いますが、とりあえず行ってみました。
 もう完全に日が落ちていたため、城の構造がどうなっているのかわかりませんでしたが、上へ上へと目指しました。入り口には城のシンボルと思われるマーク。真っ暗な町並みを歩いていくと、道沿いにはポルトガルと同じように小さな教会が配置され、最上部には大きな教会がありました。この風景でサアラさんを撮りたいと撮りましたが、暗すぎてピントが合いません。単焦点で集光するとフラッシュで照らされたサアラさんは完全にオーバーするし、スローシャッターで取ってもうまいこと撮れませんでした。マニュアルモードで露出やシャッター速度を綿密に変えれば撮れたのでしょうが、スペインという何となく怖いという感じからあまり心に余裕が無く出来ませんでした。さて、肝心の教会ですが黄色いライトで照らされた光景は非常に素晴らしいです。思わずシャッターを切りまくってしまいます。教会の周りは全て道路になっており、後ろ斜め横、そして正面から撮ることが出来ます。ただし、は固く閉ざされていました。前にはメインストリートが延びており、博物館などがあります。この時期というかここには観光客が少ないのか全く写真を撮っているような人はいませんでした。時間も遅いしね。ゴミ箱もちょっと違う感じ。
 一通り取ったので、こんどはポルトガルに戻らなくてはなりません。暗くなると結構怖いですね。こんなところで襲われたらひとたまりもありません。自然と早足になっておりました。で、橋に着くとすごい安心感が……。やっぱり空気が違いますね。そうして安心して ESPANA の看板の前で写真を撮っていると、おじさんにしゃべりかけられるがスペイン語なので全然わからない。ポルトガル語も全くわかりませんが、イントネーションや接続詞が違うので聞いていても明らかに違うので、本当にわかりません。ポルトガル語はわかる気がします。適当にポルトガル語で単語を返していると、拉致があかんって感じになっておじさんは家に誘い入れようと手招きを。いよいよやばい!こんな短時間しか居ないのに、スペインの危険な面に直面したのかぁ!!と思いましたが、一応付いていくと、私が一眼レフで写真を撮りまくっていたので写真家だと思い色々先ほどの教会の写真を見せてあげたいだけみたいでした。あと、城下町にあるおじさんが経営する写真屋の名刺を渡されて明日来てね〜と商売することも忘れずにね。まあ、悪い人ではなかったようですわ。前が警察だし悪いことも出来ないかな。
 さて怖いスペインを抜けてポルトガルに戻ります。ライトアップされた要塞を写真を撮りつつ、すっかり暗くなった検問所を通り、そして要塞の下へ。ここにある地図と温度計を見ると -1 ℃。無茶具茶寒いわけですが、ちょっと遠回りしようと違う入り口から入ろうと思って、行きに下りた場所をパスして奥へ奥へ行きましたが、これが失敗でした。幸いこれがあったので、色々な場所を撮影でき、教会や、噴水や、廊下城壁や、城門など私の欲求を満たす物は全て見つけましたが、見事に迷子になりました。嘘みたいな話ですが、本当の話です。夜の要塞の中は真っ暗であり、四方がいびつな形の城壁に囲まれているため、どの方向がどれに向かっているのかわかりません。それに、一つ城壁を下り城門をくぐると違う城壁に出て、それが行き止まりだったりするとよけいに訳わからなくなります。私は結局ポウサーダと思う方向を全く逆だと思って歩いていたわけで、もう拉致があかないと思って逆に出ようと思ったらポウサーダに着きました。本当に良かったですが、一時はどうしようかと思いました。人がなんていっても居ませんからね。ポウサーダに付くとマップをくれましたので、一言「迷子になったよ〜」って言うと「本当?寒かったでしょ。すいません」と言ってくださいました。
 部屋に入って、足湯をして体を温めてからポウサーダのレストランへ。並んでいる食器が高級感をかもち出しています。ポウサーダで楽しいのは前菜です。これをどれだけ食べても EUR2.90 です。高いですが、街のレストランでも Pao だけで EUR1.00 ぐらい取られますので、そう考えると安いと思います。このたこの酢の物が美味しかったです。ポルトガルのビネガー漬けは美味しいなあと思います。あと、鰯のペーストだと思って食べたら豚の内臓のペーストでした。そういえば Minho 地方の名物といえば豚と豚の内臓ですから……、考えが甘かったですわ。聞けば良かったです。ワインはもちろんどこにいても Vinho Verde ですが、今は Minho 地方なんですから当たり前にそうでなければなりません。さすがでも Minho 地方です、ワインの数が違います。Vinho Verde Tinto も 2 種類もあり、見たことがない ADEGA Das Pousadas っていうポウサーダ用の Vinho Verde もありました。Branco と Tinto と Porto では Pousadas はありましたが、Vinho Verde では初めて( ラベルは Branco と使い回しっぽい )です。お味は余り濃いのではなく、あっさりと飲みやすい Vinho Verde でした。ですから多分安いのだと思いますけど……でも新しいので発泡性が良かったですわ。Madeira ではちょっと気の抜けたのが多かったので、すごく満足いたしました。で、もう一本飲んだのですが Douro の赤です。名前は忘れましたが、ポートワインの味がして良かったですわ。Douro のワインからポートワインは作られます。赤玉ポートワインは知りません。料理の方ですが、今日のメニューはこれです。折角ポウサーダに泊まっているのですからこのポウサーダ専門の物( Menu Pousada )か、その地方の料理( Cozinha Regional )を食べなければもったいないです。ですから、私は Sopa de Alho Frances と、 Solhao Grelhado com Molho de Manteiga を食べました。前者の写真はありませんが、マディラでおばあちゃんに頂いたスープにそっくりでした。さて、このメニューリストをどうしたのかといいますと、頂きました。ポウサーダにしろどこにしろ、ポルトガルでは「毎日のメニュー」と「その日のメニュー」と二つのメニューがあり、その日のメニューはもう客が来ないなって事になると、言うと頂けます。メニューを残すと結構楽しいですよ。ああいうものを食べたなあとか思い出します。さて、お味の方ですがさすがというしかありませんね。ポウサーダの味です。とても上品です。ポウサーダで食べて、街の物より不味いなあと思ったのは marvao だけですね。油臭くないんですよね、胃にもたれません。料理の写真は、レストランの雰囲気を壊さないためにフラッシュをたいておりませんので、見づらくてすいません。他に客は居なかったんですけどね……。さて、料理を食べてもう一つの楽しみ Doce です。食後のデザートには必ず食べなくてはなりません。もったいないです。写真を見て頂ければわかりますが、オレンジシフォン、アップルパイ、カスタードプリン、チョコレートムース、カスタードムース、リンゴのシロップ漬け、洋なしのシロップ漬け、フルーツサラダなどがありますが、私は手前にある名前を忘れましたが固いシフォンケーキ( このポウサーダオリジナル ) を頂きました。後は、もちろんかふぇこんれいてを飲んで、一端部屋へ。チェックで EUR5.00 も渡したけど、昔のことを考えると PTE1000.00 か。渡しすぎたなあ。 EUR3.00 ぐらいで良かったんだろうけど、札の一番小さいのは EUR5.00 なんだよね。
 部屋に帰り、レセプションに行って絵はがきを買い、Bar に行き Vinho do Porto を飲みながら友達に書きました。ここの暖炉ってすごい良いにおいがするなあと思ったら、本物の炭を使った本物の暖炉でした。写真に撮っておかなかったのが残念。で、書いていたのですが、いつの間にか酔いと暖かさで寝てしまいました。赤ワインに、ポートワインは利きます。でもまあ、寝ていたのは 5 分ほどみたいです。そんなことをしながらも、絵はがきを 6 枚書き終えたので、レセプションで歯ブラシをもらって部屋に帰り歯を磨き、就寝。
 本日の気分:城壁はいいな:サーモンのグリルバターソースあえ,明日のラッキーアイテム:国境
2003/01/24
Valenca do Minho -> VIRA NOVA DE CERVEIRA
 朝、なんとか目覚めた。やっぱ、ポルトガルの赤ワイン( ほとんどフルボディです )とポートは残るわ。重い。
 ポウサーダの朝食は、シリアル( だいたい 4 種類ぐらい )、パン( だいたい 5 種類 )、フルーツサラダ、フルーツ、ヨーグルト、ハム、チーズ、シフォンケーキ、搾りたて生ジュース( オレンジ、パイン)とミルク、ホットコーヒーかチョコレートか紅茶 and ミルクを頼めます。これは最低で、ポウサーダによってはもっと種類があります。スクランブルエッグも言えばくれますし、元々用意されているところもあります。ただ、ベーコンエッグはお金がかかります。それと写っていますが、ジャムがとってもプリチィなのです。これは 6 個入りの小箱で売られていますが、朝食の時ぱくってもらって帰ることも出来ます。ブルーベリー、ピーチ、マーマレード、ストロベリー、蜂蜜と 5 種類あります。ただ、ポウサーダによっては全種類無いところもあります。ポイントとしては、鞄を持っていっておいてごそっともらうというのがポイントですが、そんなはしたないことをしたくないと言う方は、帰り時に 1 種類ずつもらうぐらいだと何も言われません。あれは、持って帰られるようにわざわざあんなカコイイデザインにしておりますわ。私は家に何個あるんだろう???ってぐらいあったり……もちろん買ったやつですよ〜。一番美味しいのは蜂蜜ですね。天然の甘みがあります。レストランからはValenca の風景を一望できますわ。
 朝食を食べ終わり、荷物を片づけてポウサーダのテラスに出ます。このポウサーダは誰でもここに入られますが、Historica の場合は往々にして「宿泊客以外はお断りください」の場所が多いので是非ともお泊まりください。外に出るとそこからは Tui の教会が一望できました。昔はここから大砲の照準に入れていたんだろうなあと思いながらも、いい場所に作っているなあと感心しました。すぐ下には、国境の橋も見えます。すごい綺麗です。晴れていて良かったぁ。今回の旅行の予定の前半は Minho 地方、雨ばっかりだったんですよね。それが、この快晴です。すごいうれしいです。そして、中に入って調度品を見ていました。こういうかわいい人形っぽいのは BARCELOSの特産の焼き物です。ポルトガルは磁器こそ V.A. ぐらいしか有名なのはありませんが、陶器であれば各地方に面白い焼き物がいっぱいあります。V.A. は日本でも買えますよ。ああ、ポウサーダの食器は全て V.A. です。あと、前回も書いたかも知れませんが、V.A. は Lisboa に行くと大きな店がありますが、高いので地方の V.A. で買う方が良いです。
 部屋に帰って、先ほどの風景を眺めながらサアラさんアプもう一枚撮りましたが、かなり上達してきたと思いませんか?こんなすぐに上達するなら、もっと日本で練習してこれば良かったですわ。
 チェックアウトをして、鞄をレセプションに預けました。一応 14 時までと言っておきました。というのも、Porto 行きの電車が 14:53 に出るからです。とりあえず、昨日は地図がなかったのでこんなに大きな城壁だとは思いませんでしたので写せていない部分が山ほどあります。そのためいっぱい写しに行かないとなりませんが、デジカメのメモリーがほとんどありませんので残念ながらここから写真が減ります。私が写った物はありますが、色々と問題がありますのでやめておきます。この城壁の中には、カテドラルカルモ教会、噴水などがあります。それらも素晴らしいのですが、やはり城壁(目の前にあるのがポウサーダです) が素晴らしいです。昨日撮った城門も、昼に見ればまたひと味違います。夜には映えなかった右に一本だけそびえ立っている木が、とても良い味を出しております。これが無いと「ああ城門ね」で終わりますが、これがあることによりポルトガルらしさが出ていると思います。この要塞だけで 36 枚撮りのフィルムを 4 本ほど使い切りました。ポジなので全部現像するわけではありませんけどね。見渡す限り素晴らしい城壁と風景です。この城壁で本日もサアラさんを撮りました。スペインを望む風景とだと、なんとなくメイド服も自然ととけ込んでいる感じがします。そして、先ほどの城門での写真。なんか凄い良い雰囲気に思いません?
 城壁を取りまくってここで 13:00 を回っていました。明るくなっていきたいと思っていた Tui に行くと確実に時間がありません。次の電車は 17:50 までありません。それを考えるとそんな余裕は無いのですが、ここで時間に追われて Tui を見逃すと一生悔いが残りますので、タクシーなりなんなりで解決することにしてスペインを目指しました。もう少しで、時間に追われるツアー旅行になるところでした。危ない危ない。
 時間に追われる脅迫感が無くなったところで、橋を渡ってスペイン側へわたりました。昨日はここの時点ですでに日は落ちかけておりましたので、辺りを見渡しても真っ暗って感じでしたが、本日はよく晴れ渡り壮大なパノラマが一望できます。とりあえず、パラドールを見てから城壁の方へ向かいました。暗くて昨日はわかりませんでしたが、大きな城壁(旧市街)となっており、ポルトガルとは反対側に町が広がっているようです。そちらに、Turismo や町の中心が現在でも置かれております。その一番中心には昨日も見たカテドラル併設された教会があり、本日は遠足で幼稚園児が遊んでいてとても可愛かったです。私が写真を撮っていると撮ってほしそうに近寄ってきたので撮ってあげると、照れながら集団の方へ戻っていきました。さて、昨日も撮りましたようにこのカテドラルの周りには色々な施設があるのですが、地図を読んでもスペイン語はようわからんね。ポルトガル語をわかっている人ならある程度わかるんだろうけど、ポルトガル語も付け焼き刃な私には全くです。写真はメモリーがないためありませんが、この後市内中心部へ行った後、少し離れた修道院跡へ行きました。現在は普通の家みたいになっていましたが、幼稚園か孤児院かそんなのかもしれません。小さい子供がいっぱいいました。あと、その手前にあった橋の下にある髑髏が凄い気持ち悪かったです。呪われそうでした。感じからして交通事故で亡くなった方を祀るためでは決してなさそうですので、橋を造るときにでも何かあったのでしょうか?そして、Turismo に寄ろうと思いましたが閉まっておりました。 15:00 ぐらいだったのでシエスタだったのかもしれません。ポルトガルでは主に 12:00 〜 14:00 ですが、スペインは 14:00 〜 16:00 ですね。あと、ここで時計を見てえらい時間がたったなあと思ったのですが、そういえばポルトガルとスペインは時差が一時間あり、スペインが一時間進んでいるんですわ。ポルトガルはイングランドと一緒で、世界標準時です。昔、EU が出来たときにポルトガルも EU 標準の +1 時間になったのですが、あまりにもずれが激しいので、元の ±0 となりました。
 一通り Tui の町の散策も終わりましたので、一路ポルトガルへ向けて帰りたいと思います。途中国境で写真を撮りながら、そして今日は昨日のように遠くの入り口ではなく近くの方から帰りました。ここは昨日書いたように、ポウサーダの位置へ一気に駆け上がっていけますが、上から岩を落として人をやっつけられるようになっている門を通らなくてはなりません。この時代に落とす人はいないでしょうけど、ジュースでもかけられたら嫌なので足早に通り過ぎます。そして Valenca には Minho 地方のお土産品が一同に集まったお土産屋通りがありますので、そこで親がほしがっていました水差しを購入。アルコバサ焼きでした。後日帰ってから判明したのですが、これは生焼きの粗悪品でした。水が漏れるし、土のにおいがします。陶器の場合これが怖いですね。抹茶茶碗でもまれにあって、数万したのでもだめなときがありました。今回のは EUR9.98 ですから別にいいんですけど、ポルトガルに行かないと買えないのは痛すぎます……。どなたか釜を持っておられる方おりませんか?焼き直して頂きたいのですが……。
 ポウサーダに帰って、ポウサーダグッズを購入しました。ええっと、エプロン( EUR12.00 )とこのポウサーダオリジナルの昨日も言っておりました花瓶( EUR44.50 )です。このエプロンを付けて料理を作ると、とてもうまく料理を作ることが出来ます。花瓶は何も袋に入れず素で渡されたため、古い新聞頂戴って言うとちゃんと厚紙で包んでくれました。こんなものを素で持っていたらすぐに割れますって……。で、両方ともをポウサーダ謹製のビニール袋に入れてもらったので大喜び(限定ブランドに弱い日本人)。タクシーを呼んでもらって、VIRA NOVA de CERVEIRA へ向かいました。
 VIRA NOVA de CERVEIRA までは車で 30 分ほど。距離的には 20Km ほどで、タクシー代は EUR12.00 でした。最後ポウサーダの手前の道路を工事しており、タクシーは迂回路を探し回っていましたがなんとか着くことが出来ました。
 ポウサーダ名はPousada de Dom Diniz。ガイドブックに寄りますと、 13 世紀の修道院を改装したポウサーダと言うことで、BAR に当時の修道院をそのまま使っているとのことです。部屋も当時の建物のままですが、綺麗改装されております。そういうことでチェックイン( EUR89.00 )でした。Historica にしては安い方だと思います。中庭もついておりましたが、この寒風の中中庭のテラスでくつろぐことはないと思われますわ。Historica ですが、内装にはこだわっておりませんね。普通です。ここのポウサーダは、修道院と寺院自体がまず城壁に囲まれ、次に宿泊棟( A,B,C ) と BAR , 教会 , レストランと別れています。その城壁はさすが修道院を守ると言うこともあり、入り口にキリストが祀られています。数々のポルトガルの城壁を見ましたが、こんな城壁は始めてみました。宿泊棟の中はまた部屋が別れており、それが個人のスペースとなっております。そのため、鍵は宿泊棟に入られる鍵と、自室の鍵と 2 つあります。荷物を置いて、郵便局へ箱を買いに。荷物が増えてきたのでもう一度日本へ送ろうと思い買いました。自室へ帰り詰めるとぴったり、我ながらパッキング能力の高さに惚れます。郵便を出すのは時間がかかると嫌なので、明日に出すと言うことで出かけました。
 まずは Turismo にということで行きましたところ、英語が通じません。私にはあまり関係ないんですが……田舎って感じました。ポルトガルはそれなりに名前の通った町であれば、必ず Turismo がある訳なのですが、田舎の場合英語が通じないことがあります。だいたい、こんな町に外国人が来ることが少ないからでしょうね。ここの Turismo は非常に資料が充実しており便利です、あまり人が来ないので減らないのかもしれません。そこで見つけたのは、Vinho Verde Guide って本でポルトガル語と英語で書かれておりまして凄いほしかったのですが、一冊しかないからダメって言われました。ガイドって言ってもパンフなのでどこかに行けばもらえるのだと思いますが……。なんしか、今まで見たことがなかったので非常に残念です。で、この町は何があるかというと、特に何もありません。本当に何もありません。中心街に、修道院とそれに併設した庭園を持つ寄宿舎とカテドラルだけです。あと、町を守るように小さな城壁が 2 箇所ありますが、電灯もなく真っ暗ですので寄るに近づくのは辞めた方が賢明です。ポルトガルなのでおそわれるって事は無いと思いますが、それでもラテン系ですからね……。私は城壁好きなのでとりあえず行っては来ましたが、周りの木が取り払われていますが手入れしていないので結構危険です。それに、入るためには城壁を少しだけ上らなくてはなりません。あと、規模を考えるとミニチュアを見ているような感じですから、どうかなあって感じでした。本当のところこの町の力を入れていることは芸術みたいで、各所に美術品があり、美術館や博物館が小さな町なのにたくさんあります。なんで、外国人観光客的に価値があるとすると、先ほど書いた修道院諸々ぐらいですわ。
 ポウサーダまで帰ったところ、教会ではミサが開かれていたので聞いていました。何を言っているのかわかりませんが、パイプオルガンと教会に響き渡る歌声は味わったことのない幻想感があります。ポルトガルでの楽しみの一つです。キリスト教では全くありませんけどね。部屋に帰って、テレビを見ますとスペインでテロがあったとほとんどの放送局でやっていました。そして、適当に見ているとまたもやミリオネアが……。今度はドイツみたいですね。そうそうポルトガルでは、あの仲間をけ落としていって賞金を獲得するのをやっていますわ。最近の視聴者参加型のようなクイズ番組は全部輸入品なんですね。これを、コンテンツビジネスって言うのでしょう。
 夕食は先ほど書いたように一端宿泊棟から出て外に出て行かなくてはなりません。防寒着はマフラーしか持っていっていませんので、これをぐるぐる巻きにして行きます。今日のおすすめは Arroz de Mariscos みたいですが、さすがにポウサーダで上品に食べるって気はしませんので、他の物にします。やっぱ、蟹はワイルドにがりがり殻を歯で割りながら食べるのがうまいです。音を考えて食べていたらダメダメですわ。で、昨日同様ポウサーダメニューと地方のメニューを見てみましたが、Bacalhau しかありません。この地方は海に面していなく主に豚や羊なんで、魚は干物や塩漬けが多いわけです。確かに美味しいのですが、どこでも食べられるのでパス。本日はシタビラメのバターソース小エビ添えを食しました。スープはオリジナルの Sopa da Aldeia( 野菜スープ ) です。シタビラメは昔オビドスのポウサーダで食べて感動しましたので、それの再現です。シタビラメってほとんど一般のレストランでは扱っていないんですよね。味はとても上品でした、めちゃめちゃ美味しいです。シタビラメって癖のある少しにおいのある魚ですが、見事に臭みが消えています。かなり高級料理( EUR22.00 )なのですけど、ポルトガルに来ると一度は食べたい料理ですね。そうそう前菜ですが、Bacalhau がメインということもあり、待ちに待った Paste de Bacalhau(干し鱈のコロッケ)とエビのコロッケ、そして燻製ソーセージ、そしてカマンベールチーズが出ました。ここのオリーブはまずかったです。味がなかった。あとワインはもちろん Vinho Verde にしました。ここでは昨日飲んだ Pousada がありませんでしたし、種類も少なかったため、適当に選ぶと嫌いな物が来たのでチェンジしてもらい、結局一番高級品に。スーパーでも EUR12.00 ほどする物です。デザートはありきたりの物しかありませでしたので、パイナップルタルトをチョイス。多分マイナーな町なので来る人も少ないので、量も減らしているのでしょうね。
 食べ終わったらお楽しみの BAR のつもりだったのですが、なんと開いているのは週末だけとのこと!!怠慢だあ〜!!と一応抗議はしておきましたが、どうしようもないので仕方なくレストラン横のとってつけたような BAR へ。そこにポートワインの 40 年物があり、料金表に載っていないので聞いてみると「悪いので、EUR5.00 でいいよ」とのことでした。30 年物が EUR7.00 していることから考えると安いですので、気持ちを落ち着かせてくつろぎました。その際、新聞を読んでいたのですがそれを見てびっくり!なんで、 1EUR = 127.55JPY やねん。出てきた日は 124.00 やったやん……。弱くなりすぎです。とってつけたかのように連日落ちていたようでした……。一年前 EURO に統一されたときのレートから比べたら 27% も日本人からしたら物価が上がっています。そりゃ、金がどんどん減るわけだよ。めっちゃ高くなっているって実感するもん。前のレートと直せば一目瞭然で、200.48PTE = 127.55JPY なので、1JPY = 1.571PTE です。ずっとレートを書いていたけど、一年前って 1.75 ぐらいだったんだよ。EURO になった時なんて、EURO 換算すればほぼ 2.00 だったのに。なんか愕然とし、ドル安につられて下がる日本円の弱さに萎えながらくつろいでいました。
 くつろぎ終わったので、城壁の外に出て公衆電話から日本の JCB に電話。なぜかというと、キャッシングが全く出来ないんです。私は旅行の際キャッシュで持ち歩くことは少なく、ほとんどキャッシングしているわけですが、Plus も Cirras もマークがあるのにポルトガルの MB( ATM ) では全く使えないのです。それも暗証番号を入力し金額を入力するのに「このカードは使えません」って出るので、調べてもらいました。結果は、よくわからないとのことです。ドイツでは問題なく使えましたので、お国の ATM 網が原因だと思うのですが、意味不明です。JCB を主にポルトガルで使おうと思う奇特な人はいないと思いますが、全く借りられませんのでお気を付けください。私は VISA ももちろん持っておりましたので、そちらでやり過ごしておりました。キャッシング手数料を考えても、現金の変更レートで発生するデポジットから比べると安いときがあります。レートもクレジットレートの方が最低 1 円は良いですからね。
 で、嫌な予感がしていましたが、やっぱり城壁に帰ると城門が閉まっておりましたので、ポウサーダの人に言ってあけてもらいます。レセプションは幸い外にあります。セトゥーバルの場合は中にあって門が閉まるので、閉め出されたら入られません。最悪ですよ。城門のあるポウサーダはよく確認しておきましょう。なんとか部屋に帰って、テレビを見ながらいつの間にか熟睡。
 本日の気分:なんか、BAR が存した気分だよ:シタビラメのバターソース小エビ添え,明日のラッキーアイテム:ガス入りの水
2003/01/25
VIRA NOVA DE CERVEIRA -> Lisboa
 朝。良い目覚めですが、本日は時間に追われます。なんと言っても 10:58 の列車に必ず乗らなくてはなりません。ポウサーダから駅までは 500M ほどの平坦な道ですので対したことはありませんが、乗り遅れたら一大事ですから早々に目覚めました。これを逃すと、Lisboa で買い物をしたり食べ物を楽しんだりとする時間は無くなってしまいます。ポルトガル旅行の目的の一つ Vinho Verde を持って帰ると言うことが全く出来なくなってしまいます。それでも、お風呂に入ったり、テレビを見たりしていると 09:00 前になりました。朝のニュースでは毎日「 Bem Portoguesa 」って良いポルトガル語講座をやっています。ポルトガルでも言葉が乱れているようで、どこかの大統領のように活用形が無茶具茶になっているようです。それを毎日一単語ずつ町の人に聞いてみて、正しい答えを教えています。これをまとめたビデオがあれば、かなり語学の勉強にもなりそうです。ま、そんなわけで朝食を食べに行きましょう。
 BAR は残念でしたが、朝食は素晴らしかったです。スクランブルエッグは元々用意されており、パンの種類も多く、自家製のジャム( オレンジ、ピーチ)がありました。もちろん、小瓶入りの物もありますが自家製のジャムは始めてみました。そして、ケーキも二種類あり、生ジュースもピーチがありました。ここらへんの地帯では桃がよく採れるのでしょうか?それと、シャンパンがありました。ポルトガルはシャンパンを作っていないので、スペイン製でしたがこれは初めてです。それに、接客してくれるお姉さんがプリチィでした。受付のお姉さんも若かったし、このポウサーダで働いている女性の年齢は非常に若いようです。なんとなく初々しさがありました。そういや、受付の人と昨日夜にいたレストランの支配人ぽい人以外は英語がたどたどしかったりします。このお姉さんも英語がたどたどしいのか、私が理解しなさそうなので疑いを持って話しているのか知りませんが、効き方がぁゃιかったです。ちなみに、私はチョコレート(ココア)をチョイスしました。朝食時はミーニョ河に朝霞がかかって綺麗でした。カモメも羽を休めておりました。
 朝食を済ませて、部屋のアクセサリーを写真に納めていました。このポウサーダのゴミ箱も凝っていました。鍵はほとんどこういう感じで、紋章の入った鉛製です。今日もジャムを貰ってきました。バッグパックのパッキングを終えて、郵便局に昨日パッキングした荷物を出しに行きました。が!今日は土曜日。郵便局は休んでいました……。ぎゃー大ぼけです。何しているのかねぇ。仕方ないので Lisboa のレウタウラス広場にある郵便局へ行って出すことにします。あそこの郵便局は年中無休で開いておりますので、問題ありません。肩を落としながら、部屋に帰り時間になるまで「ポウサーダの評価シート」に BAR が開いていなかったことを抗議する文章を書いていました。もちろん、私のよくわからない英語でです。時間になりましたので、これを読んでねって出したけど、うまく伝わらなかったようです。本当はディスカウントしてくれ〜!!って書いてあったのですが……。あまり強くも言えず、ダメでした。確認しなかった私が悪いにしろ、パンフにまで書いてあるのですから毎日あけるべきだと思いますわ。ちなみに書いたのはこういう感じに書いたつもり。「ここのポウサーダは静かで素晴らしかった。しかし、私には一つ心残りがある。それは 13 世紀からの修道院で BAR を楽しめなかったことだ。私は、パンフを見て楽しみにこれを見るために、このポウサーダに泊まった。だが、昨日は開いていなかった。これでは、何のために泊まったのかわからない。パンフに書いてあるのだから毎日あけるべきではないのか?出来ればディスカウントをしてほしい。改善に期待します。」という感じです。英語の書ける方は、見本を私まで送って頂けませんでしょうか?次回ポルトガルに行って何かあったときに使い回します。ちなみに、昔セトゥーバルで門が閉まっていたため折角写しに来た朝日が写せなかったと抗議したときは 30%OFF にしてもらいました。このときに新聞を見ると、1EUR = 128.10JPY って……めまいがしました。
 チェックアウトを済ませ、VIRA NOVA DE CERVEIRA 駅まで。ひたすらまっすぐに線路が延びています。乗らないのであればこの角度で電車が直近に来るまで待ちかまえておきたかったのですが、乗り遅れると嫌なので電車のない状態で撮しました。でも、実際は反対側のホームで待っており急いで反対側へ渡り乗ったんですけどね。ローカル路線なので、それぐらいは待ってくれます。ここの駅には線路保守人の人と駅員さんが 1 人いますが、キップは売っていませんので車内の車掌から買うことになります。車掌には日本でもそうですが、最終目的地を告げましょう。今回は Lisboa-Santa Apolonia まで購入します。区切って買うと割高だから気を付けてね。で、今回は Porto-Campanha から ALFA に乗り買えますので、その券は Porto-Campanha で購入します。車掌や田舎の駅で買えるのは R( 普通 )と IR( 快速 ) だけというか、乗車券だけです。他の種別の電車は指定席ですので、コンピュータ発券のある駅でないと買えません。もしくはインターネットです。そういや、昔は車掌から買うと駅名が列挙された紙にパンチで乗車駅と降車駅に穴をあける方式だったし、田舎の駅のキップ売り場も全駅分の行き先が書かれた硬質キップが紐でくくられてずらっと置かれていたのですが、今は車掌の端末が良くなったためどちらも無くなったみたいですね。昔は何を言われているかわかりませんでしたが、さすがに慣れた物なので車掌が「 ALFA の券は Campanha で買ってくれ」って言っているのを聞いて了解と答えて、指定券だよねって言っておきました。
 それから揺られること 3 時間ばかり。やっと Porto-Campanha に到着。これまた昔と違ってほぼ定刻で到着。まだまだ単線の多いポルトガルですが、複線化が進められていますので、時間に関してはどんどん安定して来ているみたいです。早速キップ売り場に行って、「 13:05 発の ALFA の指定席。プリメーラクラス頂戴」って先ほどのキップを見せながら言います。プリメーラクラスとはプリメーラが 1st ですので、いわゆるグリーン車。指定券代は EUR20.00 です。通常のが EUR12.00 ほどですので、結構高いですが飲み物の一杯無料サービス(水、コーヒー、各種ジュース、ポートワイン)とクッキーとイヤホンがもらえます。そして一人の場合、一人がけの席に開いていればなります。あとは、日本と同じでパーサーがついており、このクラス専用の食事があります。簡単なサンドイッチとサラダは EUR4.00 で、ちょっとした食事は EUR12.00 です。ただメニューはポルトガル語しか用意されておりませんので、あしからず。なんでだろうね。この列車はフランス製でどこかで見た形ですから速度は出まして、ポルトガルのこの悪い鉄道事情でも 210Km ほどの速度を出して走ります。私はこの中でずっとパソコンを打っていました。残念ながらコンセントはありません。オリエンテ( Expo98 会場 )に着いて、その綺麗さにびっくり。三年前は終わった後で何もかも終わりました〜っていう「ざざっぴろい場所」になっていたのに、今はショッピングセンターが出来て公園になって拓けています。始めてきた頃は、ただの工業地帯の空き地でした。なにもかも皆なんとやら〜。これを過ぎると、サンタアポローニャ駅。終点です。この駅はスリが多いので足早に抜けましょう。
 Lisboa です。まずは CERVEIRA で出せなかった郵便を出しにレウタウラス広場に行かなければなりません。Lisboa には他にも、ポンバル広場、ロッシオ広場、ジラルド広場、コメルシオ広場、フィゲイラ広場、スペイン広場などがありますので注意。バスの乗り場は、駅を出てすぐ右手です。道を渡った場所にあるバス停がそうです。ここで乗れば必ずコメルシオ広場にはいけます。わからなければ、ここで降りて門をくぐれば中心部( Baixa )に出ますので大丈夫でしょう。それに、もっと自信がなければ、一つ手前の駅オリエンテで降りて、地下鉄に乗るほうが簡単かもしれません。とりあえず、わからなければバスの運転手にロッシオ?とかレウタウラス?(ポルトガル発音だと、ヘウタウラスって感じになるだけど)とか聞けば Sin( はい ) か Nao( いいえ ) で教えてくれますわ。あとは、こういう大きなバス停には必ず貼られているバスの路線図を追っていくかですね。私はたまたま 39 番のレウタウラス行きが来たので、これに乗りました。これだと終点までだから楽ですわ。
 レウタウラスに着いて、早速郵便局へ。でも、嫌な予感が……。小包の方のシャッターが閉まっています。ダメもとで聞くと「小包は土日やっていないよ〜」との事……。がーん!!!今回の旅行は郵便局に嫌われた旅行でした。これだけ綺麗にパッキングしたのに、送られないの??つうか、私が手持ちでもって帰らないといけないの?この中にはナイフが入っているし、これを機内持ち込みすることは絶対に出来ませんので預けるしかありませんが、果たして二つ手荷物を預かってくれるか心配です。今の時期は空いているので大丈夫だとは思いますが、念のため悔しいですが全部バッグパックに詰めて持つことにします。
 本日泊まるホテルは到着日と同じく HOTEL BERNA ですから、地下鉄で Campo Pequino( カンポペケーノ)まで行きます。ここでまた変化を発見。昔の地下鉄は信用取引でヨーロッパでは一般的な改札無しでしたが、今は違います。改札口に大きな扉がついており、日本の改札と違い上から下まで閉じられているため通り抜けることは不可能です。そして、キップも紙に印刷しただけのものから磁気式のキップに変わり、定期は電波式( SUIKA と同じ )で、ふれるだけで通られていました。凄い進歩です。凄すぎて開いた口がふさがりませんでしたわ。私は 1 日券( 1dia:EUR1.40 )を購入。一回券が EUR0.55 ですから 3 回乗れば元が取れます。食事に行くのと、コロンボショッピングセンターへ行くのと必ずあと 2 回は使いますので、絶対に便利です。それで思いましたが、地下鉄付きのバス・市電・ケーブルカー・エレベーター一日乗車券ってどうなったのでしょう?昔は持っているだけで良かったので、地下鉄がありましたが、地下鉄とその他の機械の大きさが違うため共通サイズには出来ないと思うのですが、どうなっているのでしょうか?今は、無くなったか別々にくれるのでしょうか?
 ホテルについて、先ほど書いたようにパッキングをほどいて箱に詰めていた物をバッグパックに詰め直し。そして、伝説の兵器スポーツバッグの登場です。これを持ってこれからコロンボショッピングセンターへ行かなくてはなりません。なぜなら、Vinho Verde を持って帰るという使命ががあるためです。早速コロンボへ。普段ならカンポグランデより地下鉄に乗って行くのですが、今回はスペイン広場( Parque de Espanha )まで歩いていき、そして地下鉄に乗ることにしました。全然知らない道を歩くって言うのは、よく知っている町でも全く別の感覚がして好きですわ。それは外国に限らず日本でもです。スペイン広場について地下鉄の乗り場を探そうと悪戦苦闘。左に行けば 40 度ぐらいの場所にあったのですが、右に行ったため 320 度ぐらいロータリーをぐるっと回りました。あほなことしています。
 なんとか無事地下鉄の入り口を見つけられたので地下鉄に乗ってコロンボへ。コロンボではショッピングの前に、ポルトガルに来たんだから SUPERBOCK が飲みたい!!という願望が強くなったため、まずは 3F のレストラン街へ。マディラは CORAL、南のほうは SAGRES ですが、Lisboa やその他の地域はほとんど SuperBock です。他に CRISTAL と IMPERIAL いうビールがポルトガルにはありますが、これらの生を置いている店はまだ見たことがありません。マディラには ZARCO というのがありまして、これは一カ所生の置いている店を見ましたが、飲み忘れておりました。そして、このレストラン街はすべての店に SuperBock が置いてあります。そのため、どこで飲んでも結構です。信じられないかもしれませんが、マクドやサブウエイなどにもあります。これだけ有名なのに、なんで日本には入ってこないのでしょ?入ってくるのは IMPERIAL と SAGRES だけ〜。ま、そんなわけで一杯引っかけて( EUR1.00 )メインの買い物です。
 買い物ですが、Vinho Verde の前にポルトガルのお料理を買って帰って親に食べさせてあげなければなりません。そのため、お総菜コーナーへ。お総菜コーナーに行くとものすごい数のお総菜があり、これを 2 人のパートさんで切り盛りしています。これを買うには横にある番号札を取って順番を待たなくてはならないのですが、 15 人待ちでした。その間に、まずはポルトガルらしいお菓子から買いに行きたいと思います。お菓子は TARTE FRUTA com ピーナッツ(忘れた) とピーナッツ入りフルーツタルトを購入。ポルトガルのお菓子は g 単位で値段が付いていますので、非常にリーズナブルです。本当は 5 種類ぐらい買って帰りたいのですが、最終的な荷物の量がどれぐらいになるかわかりませんので、一種類だけです。次に、お総菜コーナーです。戻ると、あと 3 人でした。この間にほしい物を決めておきます。買ったのは、PASTE DE BACALHAU( 干し鱈をメインにしたコロッケ:芋の代わりに干し鱈 )を 8 個、RISSOL CARNE( 牛ミンチのコロッケ )を 2 個、RISSOIS CAMARAO( エビミンチのコロッケ ) を 2 個、Bacalhau a Bras( 干し鱈と錦糸卵とオリーブの実の炒め物)を一パック買いました。今思えば、大きいパックに詰めてもらったら良かったかなあなんて思いましたが、まあいいか。そして、Vinho Verde を買いに。種類が増えていますが、今まで最高級品だった物の値段が凄い落ちています。味が落ちたのでしょうか?仕方ないので昨日ポウサーダでも飲んだものを購入。Vinho Verde で 20 本。アレンテージョを 1 本。Douro を 1 本です。鞄には計算通り、完璧に 20 本入ります。レジを抜けたところで購入したキッチンペーパーで一本ずつワインをぐるぐる巻きにして、スポーツバックに入れていく私。さぞかし変人だったことでしょう。しかし、もう 6 回目。そんなことは百も承知の上ですわ。スポーツバッグにはそつなく入り、持ってみると大して重くありません。さすが、このために昨年の 11 月から体を鍛えてきたかいがありました。ここでレシートを見て物価の上がっている原因が何となくわかりました、税金が上がっています。いわゆる付加価値税です。日本の消費税も来年から内税方式になりますが、ポルトガルも全商品に内税で税金がかかっています。その税金が 1% 〜 2% 上がっています。特にワインに対する税金の上がり方は異常で 2 年前 5% だったのが 12% に上がっています。そりゃレストランで食べたときのワインの値段が凄い高くなっているわけです。
 あとは、タクシーでホテルに帰れば終わりです。が、このタクシーが悪かった。私の言った行き先がわからんと言って遠回りしやがったので、EUR1.00 ほど余分にかかりました。うざかったので切れたかったけど時間もなかったため、支払う。いい加減にしろよ〜!!
 部屋にワインの束を置いて、夕食に向かいます。夕食はどこで食べれば美味しいかという話ですが、私はここの通り(Rua da Bacalhoeiros:青で囲ってあります)をおすすめいたします。コメルシオ広場からくちばしの家の方へ歩く道です。昔々の RE 以外のバスターミナルがあった場所の近くです。ここの通りは値段が安くて、観光客も多くなく地元民ばっかりなので味は完璧です。それに、そういう感じなので Arroz de Mariscos なども 1 人前で頼めます。ただ、メニューはポルトガル語のみが多いかな。さて私が入りました店は Restaurante a Gaiola( Rua da Bacalhoeiros 24-F ,Lisboa) って言う私が昔ポルトガルに来て、空港でタクシーにぼったくられてびくびくしながら、ポルトガル人って悪い人という考えから、飯屋でもぼったくられると思い全く飯屋で食べなかったときに、初めて食べたところです。愛想の良い兄ちゃんがいます。が、今回はその愛想にやられました。というか、すべては私が悪いのですけど……。ポルトガル最後の夜だしぱあっと食うぜ!!って食べ出したら EUR38.50 もかかりました。そりゃ、愛想も良くなっていろいろしてくれるわけだよ。だいたい、メインディッシュが EUR7.00 ぐらいの店なのに、なんでこんなにかかるっだったかんじです。何を食べ集って、生ビールを飲んで、付き出しで出てきた「鰺の唐揚げ」がめっぽう美味しかったので、もう一つくれと言うと、こんなのもあるよ〜と次は先ほどもコロンボで買ってきた「干し鱈のコロッケ」が出てきました。これまた感激、食べたいと思っていたんだよね。うれしくなってばくばく食べていると、もちろんビールが無くなるので Vinho Verde を注文。ハウスワインにすれば EUR2.00 なのにね。がんがん飲みました。そうしていると、スープが来ました。今日は「 Sopa de peixe( 魚のスープ )」です。スープも飲んでコロッケも食い終わると、最後の夜おなかはまだまだ大丈夫です。他にないの?と聞くと、これあるよ〜と「烏賊のリング揚げ」を出してくれましたので、食べました。それをつまんでいると、メインディッシュの Caldeya de peixe no tacho a alentejana( アレンテージョ風魚と豆の煮物)が来たので食し、サッカーが始まったので見ていました。この後はのんびりとメインを楽しみ、ハーフタイムが終わったところでおやつを。おやつは Arroz com Leite 、日本人は苦手なココナッツミルク炊きご飯です。しかし、私は西瓜ご飯や柿ご飯を食してきた人。なんて事はありません。美味しく頂きました。そして、コーヒー。私はいつもカフェオーレですわ。そして時間をつぶすようにのんびりと飲み、サッカーを見ていました。するとマスターが暇になったのか外に出て行ったので、ちょっとカウンターを見ているとマスターが帰ってきて「ブランデーかポートでも飲む?」って言ってきたので、「マディラはないんだね」って言うと、「マディラはないけど、シェリーはどう?ポルトガルのブランデー」って紹介してくれました。これはポウサーダで有名なオビドスでの生産が有名なお酒です。実は買って持って帰ってはあるのですが、未だ飲んだことがありませんでしたので頂きました。これを飲んでいると、マスターが来て写真撮ってあげようか?と言ってくれたので取ってもらいました。レストランで写真を撮って貰ったのは初めてです。もちろん私のデジカメですけど……。やっぱりデジカメは珍しがられましたよ。お礼にライトを撮影して見せてあげました。サアラさんの写真を見られなくて良かったぁ〜。サッカーも終わりましたのでお勘定をして帰りました。鰺は甘いのでぐいぐいいけますが、 40 度ぐらいありますのできついです。酔わすには最適じゃない?しかし、よく食べましたね。マスターが面白いと、食も進みますね。
 でも私はまだポルトガルを満喫しなくてはなりません。そのためには、ここからホテルまで歩いて帰ろうと思います。距離的には 4Km ほどあると思いますし、リーベルダーデ大通りより全て上り坂となります。そんなわけでてくてくと歩いていたわけですが、ロッシオ広場の銀行にある為替レートを見ていると近づいてくる明らかにぁゃιぃ人物が。何かなあと思ったら。大麻樹脂ですね。角砂糖大の物で EUR30.00 と行っていましたので、あほらしくて「いらないよ」って追い払いました。そして、リーベルダーデ大通りには娼婦が一杯。Lisboa はやっぱ治安が悪いね。のどが渇いてきたので、キオスクに入ってガス入りの水を購入。てくてくと Marques de Pombal まで。最後にもう一杯 SuperBock をとすごく思って飲みたかったんだけど、途中の美味しそうなレストランには、入らずじまい。きっと BERNA の近くにあると思ったからです。そして、ここから日本へ電話をかけカードが無くなったためついでに買いに行こうと BERNA まで戻り店を探すことに……。ですが簡単な Cervejaria がありません。なんか裏にちょっと高級そうなバーはありましたが、一杯引っかけるって感じではありませんし、いくらするのかわかりません。周りを半径 500M ほど探しましたが見つけることは出来ませんでした。今日が土曜日というのも悪いのでしょう。そして、なんとなく郵便切手の自動販売機に。実はリーベルダーデ大通りなどで 2 回買おうと試みたのですが動作せず諦めかけていたのですが、ここでは買うことが出来ました。これも昔は巻きロールを切っただけの切手でしたが、今は一枚一枚シールになっていて印刷されています。それにカラーです。進歩しました。
 そんなのが良かったのかもしれません、なんとカンポペケーノの前にある闘牛場の前に屋台のバーが出現しているではありませんか。もちろん SuperBock です。早速道路を渡って一杯。 EUR1.00 でした。残念ながらテレカは売っていませんでしたが、なんとかポルトガル最後の夜の野望を達成したところでホテルに帰り就寝。
 本日の気分:麻薬は初めてです:いっぱい,明日のラッキーアイテム:Vinho Verde
2003/01/26
Lisboa -> (FRA) -> KIX
 04:00 に起床。HOTEL BERNA のモーニングコールは今時珍しい生電話なので、「よく眠られましたか?良い目覚めですか?」って言って頂けますので「おはようございます。ちょっと眠たいね」と返しておきました。例年なら空港で夜を明かすのですが、今年はホテルに泊まりました。なんとか起きれて良かったです。風呂に入ってすっきりして空港へ。空港へはタクシーを使って行きます。EUR5.95 でした。行きも帰りもほぼ同額なので、これが正規料金でしょう。
 空港についてキャリアを取ろうと思ったら、取れない。運転手に聞くと EUR1.00 かかるそうです。EUR2.00 コインしかなかったので、両替してキャリアを取得。高いなあと思いましたが、なんか後々見るとレシートがあってこれを使えばお金が戻るようなことが書かれていたような。でもまあ、そんな場所無かったんだけどなあと思いつつ、楽にはなりました。なんせ、ワインが 20 本入ったスポーツバッグです。
 着いた時間にはすでにチェックインが始まっておりました。ふらじうタグを張ってもらって、FRA までは window で、KIX までは aisle です。手続きが全部終了したので、 TAX FREE カウンターに行ってはんこをもらおうと思いますが、一昨年と同様この時間( 06:00 )では人がいませんので電話をします。いつも思うけど、こんだけ話せない私がよく電話で通じる物だと思いますが、今回は通じなかったのかいくら言っても「 Frankfurt でしてくれ」って言われました。乗り換え時間が 1:20 しかないのに……。そんなわけで、出来ずにフランクフルトまで。
 さて、持ち物検査です。検査官が 20 本ワインの入った鞄を見て怪訝な顔をしますが、それ自体はぁゃιぃ物ではないので何も言われません。普通はスポーツバッグにワインが 20 本も入っているとは思わないでしょうねえ。
 飛行機は A320-300 でした。そのため、かなり広いです。いつもなら A310 なのに、どうしたのでしょう?昨日の便にでも大量の団体がいたのでしょうか?座席数もいつもの 1.5 倍ほどありますので、そりゃまあがらがらです。搭乗率 15% ぐらいだと思います。朝食まで爆睡していましたが、今年は朝食を食べることが出来ました。例年なら着くまで爆睡しています。
 フランクフルトは雨でしたが、嵐というわけではなかったみたいでそんなに揺れませんでした。早速 TAX FREE カウンターを探しますが、全然見つかりません。仕方ないので一端出て TAX FREE カウンターを探そうと思いましたが、これが失敗でした。Lisboa は小さいので外にありますが、普通は国際線搭乗口にあるそうです。なので、パスポートチェックの後ですね。インフォメーションで聞くとそういわれました。面倒ですが、もう一度持ち物検査を受けなければなりません。荷物が多いので手荷物チェックではいつも心配になりますが、ルフトハンザはうるさくないですね。うるさいのはアメリカ系路線だと思います(推測)。ですが、ここのチェックは厳しいです。行きしなもフィルムケースを開けさせられましたが、帰りも見事に引っかかりました。そして、パソコンも引っかかってなんか別室へ連れて行かれ、パソコンをふき取った後 X 線を照射して、それをスペクトル分析機みたいなもので検査していました。幸いというか当たり前ですがなにも無かったわけですが、あれはなんなのでしょう?炭疽菌検査?
 パスポートチェックでははんこを押してくれなかったので、はんこくださいません?って言うと、はんこを貸してくれて押させてくれました。愛想が良かった。で、ここからが大変でした。 TAX FREE カウンターがわかりません。カートもありません。最近の空港はカートを減らす方向なの?重いのを持ったまま遠くまで歩きましたがわかりませんので、カウンターで聞いてみると「 passport check で」って言われたので、パスポートチェックで聞くと、「イミグレーションへ」って言われたので、結局パスポートチェックまで行って警備員に聞くと、右側って言われたので見ると TAX FREE カウンターがありました。要するにパスポートチェックを受けて、左側にあったわけですわ。で、カウンターの手前にある事務所がイミグレーションで、はんこを押してくれます。凄い疲れたので、ドイツのビールをバーで一杯。EUR3.90 もしました。空港価格ですが、やっぱドイツは高いわ。
 飛行機は A340-400。行きしと同じくがら空きですわ。 4 列シートでフルフラットになります。映画は、アメリカの人造人間兵器の話と、スノードッグでした。後者は単純で面白かった。前者は最悪でした、あまりにも面白くなかったのでずっとパソコンを打っていましたわ。。夕食はマスとご飯に卵のあんかけがかかっている感じで、、朝食は初めてメインに魚以外が出ましたて卵焼きにエビがのっていました。映画の間に食べた間食は行きにはシーフードミール用のサンドイッチがあったのですが、この便にはありませんでした。別におにぎりを食べますからいいですけどね。結局おにぎりは 3 回もらいまして、二回目はちゃんとビールと一緒にもらってきました。三回目はもらっておいておいて朝食と食べました。朝食では初めて魚ではなくて、メインに甲殻類が出てきました。正直マスと鮭ばっかりでは飽きてきますのでうれしかったです。ドイツ発のおにぎりって小ぶりでしゃりがべたついていて、正直美味しい物ではありませんが、長い間おにぎりから離れていると美味しい物に感じます。機内ではガス入りの水ばっかり飲んでいました。エコノミー症候群にならないためにも、水分の補給は不可欠なのですが普通の水は動かないのでなかなか通りませんから、ガスの力を使って胃に流し込みます。ガス入りの水だとカロリーもありませんので、安心ですわ。ジュースなんて飲んでられません。
 関空についたのは 08:40。イミグレーションを通って無事に日本国へ帰国。これで、少しは安心かな。あとは、税関検査がありますね。税関検査では、ワインを申告するためにバッゲージクレームから鞄が出てくる前に書きます。いつもなら機内で税関申告書を渡してくれるのに、今回はありませんでした。それだけビジネスの客が多いって事なのかな?実際、ほとんど免税でいけていたみたいですし、観光客って言うかバッグパッカーって人は私を含め 3 人しかいませんでした。このご時世、海外旅行客も減っているのか。ただ単に、この時期人が少ないだけなのか……。鞄は幸い壊れていませんでしたので、良かったです。バッグパックですけど、中に入れた物が割れたって経験はまだ無いですね。この間、麻薬検査犬が執拗に回っていました。なんか麻薬取り締まりを強化しているようで、 3 匹ほどいました。それにしても私は好かれていましたよ。ただ単に、靴が臭かっただけかもしれませんけど……。さて、課税申告です。実際ワインを 20 本も鞄の中に入れているとは誰も思わないでしょうから、はっきり言って免税で通ってもまず通られると思いますが、もし引っかかって全部あけさせられたら再パッキングがものすごく面倒なので申告しています。ワインですし、税金も一本 150 円しかかかりませんから……。
 帰国完了。空を見ると雨が降っています。普段なら天下茶屋まで空港急行かラピートに乗って行くのですが、本日は雨のためこんな荷物を抱えて歩くことは出来ません。そのため、空港急行で堺まで行って、そこで乗り換えて住吉大社まで行き、タクシーで家まで行きました。天下茶屋からでもタクシーには乗られますが、さすがに近すぎて気が引けますので、住吉大社にしました。ここからだと 900 円。まあまあです。難波だと 1300 円ほどかかりますし、電車賃も 50 円余分にかかります。
 家に帰って、荷物の整理。とりわけ大量のワインをワインセラーに並べるのと、陶器類を安全な場所に移動するのを優先しました。あと、食べ物を冷蔵庫に入れて、マディラバナナも持ってきたよ(検疫違反)。買ったときは真っ青だったのに、十分熟しました。その後、この長旅の疲れを落とすために足湯を。疲れたときは足湯に限るよ。凄い湯が臭くなるけど……。そして、洗濯物を湯につけて就寝。おつかれさまでした。
 本日の気分:今日の一日は 15 時間しかないんだね:機内食,明日のラッキーアイテム:石けん
2003/01/27
 16:00 に目覚めて、適当に片づけて軽く夕食を食べて、新聞を。色々起こっていますね、貴乃花がやめて、ワームがバンバン来て、小泉がどんどんダメになってまして、天皇陛下の手術が成功していました。ポルトガルではスペインでテロがあったのを EURO NEWS や BBC , CNN でやっていましたが、日本では全く報じられていなかったのに驚きました。
 大雨でしたのでタクシーを呼んで南港フェリーターミナルまで。2500 円前後かかります。タクシーの中で話しましたが、3 月決算でバンバンつぶれるで〜とのことでした。凄いしけでしたので、動いているかどうかわかりませんでしたが、どうやら動いているようです。
 ただ、凄い揺れました。今日は荷物が多いし疲れを取るために特等 A 室に泊まりましたので、ゆっくり眠れたし揺れが大きくてもそんなに気になりませんでした。それに、別府着が 1 時間 10 分ほど遅れましたが、電源があるのでのんびりと新着情報を書くことが出来ましたわ。つうか、夢の中で揺れているのが船ではなくて飛行機だと思ってびくびくしておりました。全く苦ではありませんでした。写真は 2000 枚ほどありますので、追々あげていきますわ。あと、1/1 も終わりました。
 つうか、ANK かっこわるいなあ。オーバーランしないでほしいですわ。せっかく安心して乗っている空港会社なのに。いつも思いますがルフトハンザはめちゃめちゃうまい飛行しますわ。  山崎の新食感宣言で話しているけど、スペイン語をサラダデトメチィじゃないのかなあ?スペイン語とポルトガル語は違うから合っているのかな。
 本日の気分:今の気分は最高だよ:みそ汁とご飯,明日のラッキーアイテム:タクシー
2003/01/28
 大嵐だったため、別府への到着が 1 時間 30 分遅れました。こんなに遅れたのは初めて。昨日の船は波が当たってドカーンという音が一日中鳴り響いていましたので、二等や二等寝台の方は大変だっただろうなと思います。多分、全く寝られなかったのではないでしょうか?それに、揺れも凄かったですし。
 なので、会社に 10 時出社。
 さて、皆様お待ちかね、出社すると部長が人がテレコを見えるように出しているにもかかわらず「仕事あげないから机片づけてね。トイレででも過ごせば(゚ー゚)」と言ってくれましたので、全会話録音しておきました。
 精神的苦痛を理由に帰ろうかと思いましたが、なんか嫌なのでそのまま居座ることに。トイレが一つしかないのであればトイレで本当に過ごして使えないようにしてあげるのですが、複数あるためあまり意味がなさそうなので、普通に空き部屋で過ごすことにします。ごちゃごちゃ言ってきても知りませんわ。
 ただ、あまり長いことこうして遊んでいても不利になりますので、仕事をしたいのに上司が年休を取ったことを理由に仕事をくれないという論調で持っていかなければなりません。ちなみに、年休を取ったことで部署移動は可能ですが、仕事を故意に与えないということは使用者側は行うことが出来ませんわ。仕事をして人間として生きる権利が労働者側にあるのです。なので、仕事を与えない場合は、自宅待機などの処置を執るか、辞めさせるかをしなければなりませんが、このような見せしめで与えないと言うことは、人権から見て労働基準法違反(セガ部屋などがこれでやられていますわ)になります。もちろん、年休を取得したことを理由に辞めさせなんてしたら、年休取得に際して不利益を被ったということで、不当労働行為になりますわ。で、このまま私が働く意志がないように毎日遊んでいると私に不利ですが、毎日働く意志を見せているにもかかわらず与えないと、上司としての資質が問われますわ。で、多分言い分は「上司に逆らった」とか「職場の秩序を乱す」とか言うのでしょうけど、前者は年休を取得したことによって生じたのは明らかだし、後者はサービス残業を半ば強制させるような秩序はいらないというか認められない。なんか言ってきたら「 A さんはサービス残業をするから許可したが、あなたはしていないから許可しない」と言ったのを持って労基署に行こうかなあとも思っていますが、あまり事を荒立てたくはないので適当に過ごしますわ。ていうか、サービス残業をしないと評価をしないような上司の下では働きたくないな。そうそう「給食も自分で頼んでね」と言われたけど、出社時間がすでに頼む時間を過ぎていたため頼んでいると思っていたけど、頼んでくれていなかったため、食べられなかった人がいたそうな。かわいそうにな。うちの会社は仕出し弁当だから、きっちりした数しか来ないんだよね。
 歳のせいか胃が重いので、今日はあっさりと鍋です。
--------今日のレシピ(牡蠣鍋)---------
牡蠣:1 袋
にんじん:1/2 本
白菜:1/16 個
焼き豆腐:1/2 丁
エノキダケ:1 袋

昆布:1 枚
みりん:少々
水:適量

1)グザイを適当な大きさに切る
2)とろ火にかける
3)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:気分が乗っているのでがんがんいこうぜ:ポトフ風蒸し煮,明日のラッキーアイテム:IC レコーダ
2003/01/29
 おかしいぐらい雪です。駐車場まで行く道が凍ってつるつる滑ります。大分の高速道路は軒並み通行止めのため、いつもより 40 分ほど早く出ましたが着いたのは同じぐらいでした。高速が止まるとなんでこんな混むんだろう……。会社は一面の銀世界。駐車場の水たまりは凍ってつるつる滑ってこけそうになりました。
 会社に行って、事実上の社長がいる総務に朝一「おはようございます、弁当お願いします〜」と言いに言ったら、笑われた。
 午前中はポルトガル語、午後は爆睡していました。よく寝られた。かなり寒かったのとむくみで、足が腫れ上がってきたよ。
 今日は寒すぎるのでいつもの風呂には行かず、大きい方の北浜温泉に行きました。ここは広いし機密性が高いので寒くありません。ただ、湯の温度が少し低いのが難点ですけどね。
 体調が相変わらずあまり芳しくないのでビール抜きです。
 サアラさんアプようの画像を抜き出していたら、いつの間にか寝てしまいました。
--------今日のレシピ(菜の花と椎茸と高野豆腐の煮物)---------
干し椎茸:5 個
にんじん:1/5 本
菜の花:5 菜
焼き豆腐:1/2 丁
高野豆腐:2 丁

砂糖:大さじ 4
塩:小さじ 1/2
みりん:30cc
濃口醤油:30cc
水:400cc
だしの素:少々
椎茸戻し用水:100cc

1)椎茸を前日から冷蔵庫に入れて戻す
2)高野豆腐をぬるま湯で戻し、すこし戻ったら食べやすいサイズに切って再び戻す
 戻りきったら絞って重曹を落とす。
2)水とだしの素と戻し汁を入れて、沸騰させる
3)具材を全部入れ、砂糖、塩、みりんを入れ落としぶたをし、弱火で 20 分煮る
4)醤油を入れ 5 分煮る
5)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:親知らずが痛んでいます:菜の花と椎茸と高野豆腐の煮物,明日のラッキーアイテム:ルゴール
2003/01/30
 がまんくらべ 3 日目。
 会社に行って、総務へ昨日と同じように昼食を頼みに行くと、事実上の社長から「自分の部長にいってくれ」って言われたので、「いやあ、部長がここに直接言ってくれって言われまして〜」って言い返すと、「そんなことはない、会社がそんなのを認めるはずがない」と、会社ぐるみでいじめているのでは無いとひたすら言いたかったようです。
 それを持って、自分の部署に「事実上の社長からこちらへ言ってほしいとの事でしたので、昼食お願いします〜」と言いに行くと、「俺は知らない」と上司が言ったので、「私は言いましたので、足らなかった場合は責任お願いいたします」と言って、そそくさと部屋を出て行きました。
 そして、耐えること 8 時間。途中、事実上の社長が心配( 私を?それとも会社を? )して「なんとか丸く収まるように、<ご迷惑をおかけしました>と一言いってくれないか?」と言いに来られましたが、多分これぐらいでは収集着かないだろうと思いますので……とお茶を濁しておきました。これが謝罪に取られると困りますからね。確かに迷惑というかお手数はおかけしましたと思いますが、それは 1 日の有給を取ったときでも誰かにしわ寄せが行くので思いますが、決してそのことに関して後ろめたいとは感じませんわ。ですが、今の風潮だと「悪いと思ったから言った」とか言われて後々悪いことになりそうですので、やめておきます。今日も手待ち時間が長かった。仕事をしたいのに、無いそうなので仕方ないな。
 寒いので、昨日に引き続き北浜温泉へ
 今日の夕食は赤旗に載っていた「ねぎま汁」。某宗教の方は飲めません。
--------今日のレシピ(ねぎま汁)---------
まぐろ赤身:100g 程度
葱:1/2 束
豆腐:1/2 丁

水:500cc
醤油:大さじ 1

1)ブロックで買ったマグロを、ぶつ切りにして塩でまぶす
 ネギは適当な大きさに切る
 豆腐も適当な大きさに切る
2)鍋に水を入れ沸騰させ、マグロとネギを入れる
3)弱火にして 5 分ほど煮たところで、豆腐と醤油を入れて 2 分ほど煮る 
4)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:親知らずがとても痛んでいます:ねぎま汁,明日のラッキーアイテム:正露丸
2003/01/31
 がまんくらべ 4 日目。
 会社に行って、月末の勤怠簿をつけます。これが味噌ね。昼食は上司に言おうと思うと風邪で休んでいたので、まとめてる人に伝えておきました。
 そして、耐えること 8 時間。ちなみにどういうところで耐えているかというと、昔使われていた部屋で、冷暖房無しで、電灯も無し、電話も無し、ざざっぴろい部屋にフローリングとちょっと上のランク用の椅子がある机で、毛布を持っていってコートを着ながら、寒い寒い言いながらポルトガルの料理を勉強をしています。周りの視線がたまに痛いですが、気にしていたら戦えないので耐えています。今は精神状態がものすごく安定していますので、大丈夫です。
 今日は途中、組合委員が心配して来ました。ええっと今の会社には組合はなんども書くようにありませんが、私たちは出向なので本社の組合に管轄されます。まあ、来月なると動きますよと言って終了。この人とは仲良いと思います。
 来月になると動くといった理由はお考えになるとわかるかも知れませんが、勤怠を承認するのは上司ですから、すなわち有給休暇として勤怠に書いているところを上司が承認したところで、なにを言っても承認しましたよね?で終わります。承認しなければ、年休を理由に不利益を被る(正当な理由無く年休を認めない)で労基署行きですわ。
 車を洗車して終了。
 サアラさんをアプ。何も手を加えずPowerShotA40出力のままです。慣れてから( 電車の写真の後 )は、単焦点集光、接写、強制フラッシュ、プログラムモードで撮っております。靴やカチューシャがないのは落とす可能性があるためです。あと、髪と服が乱れています。
Aeroporto de Lisboa のガイドブックと
100EURO 札と
Valenca で
Madeira の Sao Tiago 要塞で
Vinho de Madeira と
Valenca 駅で
Pousada Valenca do Minho 室内で
ポルトガル Valenca とスペイン Tigo の国境に架かる橋で
Valenca の城門で
--------今日のレシピ(春っぽいのパスタ)---------
牡蠣:1 パック
まぐろ赤身:50g 程度( 昨日の残り )
エリンギ:1 パック
菜の花:1/2 パック
ホールトマト:1 缶
にんにく:2 かけ

シェルパスタ:60g

白ワイン:80cc
塩:少々
胡椒:少々
オレガノ:少々
パセリ:少量

1)牡蠣を白ワイン 10cc ほどで洗い、臭みをとる
 エリンギを輪切りにする
 菜の花を 1cm ほどの長さで切る
 マグロをぶつ切りにする
2)ガーリックオイルを作り、マグロを炒める
3)エリンギ、菜の花を入れて炒め、塩胡椒をする。
パスタを茹で始める
4)牡蠣を入れ、まぶしたところで白ワインを入れ煮詰める
5)ホールトマトを入れ、オレガノ、パセリをふり、煮詰める
6)ゆで汁を 30cc ほど加える
7)パスタが茹で上がったら、水を切り混ぜ火を止める
8)うめぇ〜ヽ(´ー`)ノ
 本日の気分:親知らずがとてもとても痛んでいます:春っぽいパスタ,明日のラッキーアイテム:

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