オホーツク地ビール
2005/09/23
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秋分の日。
朝起きて部屋の露天風呂に入りました。雨が降っているけど、気持ちいいよ。体を洗うところは無いけど、これはのんびりと入るもんですね。ただやっぱり半身浴がしたいなあ。
さて朝食は最近の旅館なのでバイキングです。ただここのバイキングはすごい。めちゃめちゃ種類がある上に、中華や和食は目の前で作ってくれます。よくあるような冷凍を温めたような味はせず、できたての味です。種類も和洋中、そしてフレッシュフルーツにデザートのゼリーまで全部で 50 種類ほどありました。これはさすがに私が朝食を山ほど食べるにしても食べられませんでした。ただ、中華とフレッシュフルーツとデザートは全種類食べて、黄色西瓜は半玉ぐらい食べましたけどね。
おみやげを買わないつもりが、結構買い込んでしまいました。
チェックアウト時に昨日の生ビールが二杯落ちていて、ラッキー。
アイヌコタンへ行って、おみやげを購入。親が、アイヌコタンの一つのお店のおばちゃんに捕まって、色々と買っておりました。で、帰り道、アイヌの民族衣装がほしいなあと思ったので入って見たら 14 万円もしました。さすがに買えません。ポルトガルの民族衣装より同じ手縫いでも雑なのに糞高いのは GNP のせいでしょうね。で、その店でわけのわからんことを親が言っているのを私がつっこんでいると、奥からお店のお兄さんもつっこんできて、色々とお話ししているうちにあれよあれよと色々購入してしまいました。結局 10000 円ぐらい買いました。最近は話をすると逃げられるので、基本的に話しかけないそうなのです。話しかけられたおかげでめちゃめちゃ買ってしまいましたわ。
そして阿寒湖周りの遊歩道を歩こうと、駐車場を探したけど無料はないのね。阿寒湖はとても集客が落ちていると言うことだけど、駐車場は開放しないと落ちると思うよ。今は町の 10 件で物を買うと駐車場が無料だけど、一軒でも買えば無料にしないと人は減ると思うわ。駐車場が有料だと寄るのやめようかってなるもん。
仕方ないので第一駐車場へ停めて、山歩き。この道はほとんど誰も歩かないだろうけど、森の中でいい香りがします。てくてくと歩くこと 1Km でボッケへ到着。ボッケとは、別府で言うと坊主地獄。地熱で土壌がぼこぼこ音を立てて湯気を上げます。目の前の阿寒湖には綺麗な砂浜があるんだけど、大きく「立ち入ると穴が空いて大やけどをします」と書かれているので立ち入れませんでした。自然の力はすごいね。
ここにも石川啄木の碑があったけど、看板もないのでなにかわからん。
帰り道は阿寒湖沿いを通って、阿寒湖畔エコミュージアムセンターへ。舟に乗って毬藻センターへ行かなくても、ここにこればマリモは見られますよ。小さい物しかないですけど、環境省の施設なのでわかりやすいです。さすが北海道。環境省がとても多いです。
さてちょっと冷えてしんどくなったので、ローソンへ行ってホットレモンを購入。とたんに眠くなりましたけど、車を走らせて一路摩周湖へ。途中、悪いキタキツネが出てきました。悪いというのは、あとでネイチャーガイドから聞いたけど人を逃げないのは餌をねだるからだそうです。決して野生動物へ餌は与えないでくださいね。
途中にある道の駅はとても小さくてわからなかったので、間違ってガラス館へ車を停めてしまいました。なんか本州にあるような無駄な施設っていうとても綺麗な建物だと思ったら、小さな木で作られた小屋でした。ここのおばちゃんも良くしゃべる。北海道の人はおしゃべりなのかなぁ。
昔の相方も北海道育ちでしたけど、おおらかな人でしたわ。10 年前のお話ですけどね。
摩周湖に着くと、そこは霧の世界。つか、霧過ぎる。めちゃめちゃ霧。霧、霧、霧!霧の摩周湖とはよく言ったものです。ただカルデラ地形のため風の流れが速いので、伝説の島はよく見えまして記念撮影は問題なくできました。そしてもう一つ上に展望台があるのですが、そこは極寒の地でした。一応 10 分ほど、親と「寒い、寒い」言いながら待っていたら、一瞬霧が薄れ島が見えましたので、満足して車へと戻りました。戻ると同時に、もちろんエアコンは最大です。
次に寄ったところは、硫黄山。文字通り、現在も地熱で硫黄が吹き出している山です。阿蘇山みたいなところで、草の生えない不毛の大地ですが、硫黄卵が売られており食べると美味しかったです。観光客は一杯です。
そして一路、ウトロへ。ウトロまでは 140km ぐらいの一本道。100Km/h を出すと捕まるので、80km/h ぐらいを心がけて走りました。捕まりませんでしたよ。
ウトロまでの 53 号線に入ると、途中に車がずらっと止まっており黒山の人だかりが出来ておりましたので、びゅんびゅん飛ばしていたのを一気に反転して戻り車を停めました。なにかなぁと思って見てみると、鮭が遡上しているのでした。初めはなにかわからなかったので、ただの川に見えておりましたが、一度鮭が見つかるとものすごく居ることがわかりました。そりゃ鮭だらけ。帰ってくる鮭は一種類かと思っていたのですが、二種類居るんですね。
そして車を走らせると、またまた黒山の人だかり。同じように U ターンして戻ると、オシンコシンの滝。有名なので名前は私も聞いたことがあります。ただ、夕方で暗いのであまり見えませんでした。写真なんてスローシャッターですから、全く撮れませんと思って ISO1600 にして撮ると、良く撮れていますよ。さすが一眼レフ。ISO 感度を変えたら余裕で撮れますやん。綺麗に滝も流れているし、いい感じ。
本日の宿泊は知床プリンスホテル 風なみ季です。一泊目と同じ堤のグループです。本当は北こぶしにしたかったんだけど、パックで空いているのがここしかなかったよ。つか、知床はめちゃめちゃ混んでいます。
部屋は和洋室でしたが、脂臭い。もう少し脱臭をきちんとしてほしいと思いました。
ここは和風の名前が付いては居ますが、プリンスホテルなので仲居さんは居ません。いわゆるホテルマンだけですから、和服の人は居ないのです。ですから、抹茶ではなく普通の御茶を入れてくれました。饅頭はありました。
早速 30 分ほど休んでからお風呂へ。ここは露天風呂が 100% 源泉で気持ちよかったけど、やっぱり深い。半身浴をこちらのひとはあまりしないのかな?高温風呂ってのがあったけど、別府で過ごしていた私にとっては全く熱くありませんでした。泉質はこっちのほうがまったり。出てからマッサージ器が有料だったのでがっかり。風呂に小銭を持って行かないんだから、そう書いておいてほしいよ。
本日は部屋食ではなく、レストランでの懐石料理。料理はこちらのほうがバランスも取られており、味も美味しいと思いました。ボリュームはないけど、一品一品が美味しい。ビールは地ビールを二本飲みました。知床地ビールはヴァイツェンだったけど、ホップの香りも弱く「まずい」と感じましたが、オホーツク地ビールはエールで、とても美味しかったです。飲むなら、オホーツク地ビールで。
本日はめちゃめちゃ疲れていたので、部屋に帰ったらばたんのきゅーで寝ました。
本日の気分:オホーツク地ビール:0 時間( 計 0 時間 )
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2005 年 09 月
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