マッシュポテト
2004/07/06 LIS -> FRA -> KIX
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05:30 起床。昨日買っておいた牛乳を飲む。美味しい。日本も早い事どの牛乳もパスチャライズにするべきだわ。大阪では木次牛乳以外、美味しいと思える牛乳はないからねえ。
バッグパックには南京錠を付けるのですが、こういうときのパッキングって絶対何度も入れ忘れたり出し忘れたりで、入れたり出したり、あほみたいにするんですよねえ。今回はワインがないので幸い楽でしたが、ビールが割れないかだけ心配でした。
ホテルの朝食は 06:30 から。飛行機は 08:20 ということもあり、ぎりぎりで食べられません。朝食の評価が出来ないし、すごいもったいないなあと思いながらもチェックアウト。今日のフロントの人は無愛想でした。タクシーを呼んで貰い、タクシーで空港へ。空港から市内はぼられますが、市内から空港はぼられる事はまずありません。タクシーは前の席に乗って行きます。後ろに乗るのは、女性と外国人だけと昔言われました。空港までは EUR7.40( バッグ 1.50 + 呼び出し 0.75 含む )でした。バスだと 30 分ですが、タクシーだと 12 分ほどですからね。あっという間です。
空港に着くと、なんじゃこら〜と言うぐらい、人、人、人!もう、人があふれてるよ。GW の成田か関西かって言うぐらい、もう凄い状態。ギリシアの服を着た人が一杯。そして、私も含め諸外国人が一杯。日本人も一杯。
帰りも TAP( ポルトガル航空 )なんだけど、もう、そりゃ、すごい人。日本の出国ラッシュの時の ANA や JAL のカウンターは知らないけど、ポルトガル航空のカウンターは 30 個をフォーク並びなんだけど、ずらーっととぐろを巻いて、チケット販売所ぐらいまで伸びておりました。国内線は別カウンターみたいで、国際線ほどではありませんでしたが、国際線専用とわからずに並んでいる人が結構いるみたいで、途中で行き先を聞かれたときに弾かれる人々を目にしました。で、並んだのが 07:10 でしたから、チェックインが終わるのかどうかというのも心配になってきましたが、30 分というのを見込んでいたわりには、予想より速い速度で列が掃け 15 分ぐらいで私の番が来ました。あまりにもせかせかしているので、マイレージ番号を言うのを忘れてしまいました。あと、バックにフラジウタグを貼ってもらうのも…。割れないのを祈るのみです。
すぐにボーディングチェックを済ませ、免税ショップへ。いつも通りポートワインチョコを購入。なんでも 3 つで 2 つの値段と書かれていたので意気揚々とレジに持って行くと、3 つの値段。なんでやねん、って抗議したら 8 時から 15 時の間だけだそうです。そんなこと書いていたかなあ……。言われるとおりに払いましたよ。
そういえば bica をポルトガルに来て一度も飲んでいないのに気づいて空港で飲もうかなあと思ったけど、時間的に余裕がなかったのでやめ。少し心残り。ちなみに bica はエスプレッソ。ポルトガルではコーヒーの中で一番安い。一杯 EUR0.6 ぐらいです。でもまあ私が初めて行ったときの PTE40( EUR0.2 ) から比べたらすごい高くなりましたねえ。
なんか EURO2004 の影響か、ただのポルトガル気質なのか、朝のラッシュなのかわからないけど、軒並みディレイしまくっています。私の乗るスポットなんて、本当は 07:00 にサンパウロ行きの飛行機が飛ぶはずだったのに、なぜか 08:10 発の私の飛行機の方が先に飛ぶことになりました。ものすごいカウンターもバタバタしています。飛行機はいつものルフトハンザではないので、タラップ付けだろうなあと思ったらバスでした。今回の旅行はバスだらけですね。タラップ少ない。ポルトガル語と英語で席の番号を呼ばれて順番にボーディングチェックイン。ポルトガル航空ってどこの空港でも、もぎりなんですよねえ。おそらく自動チェックイン機を使うと使用料がかかるから経費削減なのでしょうけど、自分のオフィシャル空港の国際線でも、もぎりなのにはビックリしました。国内線は去年乗ったときにもぎりというのはわかっていましたけどね。SATA でしたけど。
十分に寝ていたので、絶対に寝ないと思っていたのですが、飛行機の魔力は恐ろしい。離陸と共に 30 分ほど意識を失って、気づいたら目の前にミールが置かれておりました。今回も行きし同様、このパッケージ。これはスチュワーデスさんら楽だと思いますよ。こっちも渡すときにこぼさないしよく考えられております。昨年マディラ行きの時は魚ばっかで感動したのですが、今回は肉ばっかりです。国際線は肉好きが多いのかな?それとも国内線はポルトガル人が多いから魚が多いのかな。どちらにしろ、余り食べられなくて残念です。フランクフルトまでは良く晴れておりまして、ずっと地上が見渡せました。日本と違い、陸地上空を飛ぶので窓から下を眺めていても楽しいですよ。フランクフルト上空では 30 分ほど待機命令。ぐるぐると飛行場の近くを回っていました。澄んでいるため、黙視距離ぎりぎりで同じルートとたどって回っている他の飛行機も見つける事が出来ました。到着は 20 分ほど遅れました。
フランクフルト到着後、ルフトで来ると同じターミナル B なのですが、TAP はターミナル C。弟 3 ターミナルに到着です。ここからターミナル B に移動するには、ニュートラムのようなのに乗って移動します。次の便まで遅れた事もあり、80 分しか無く、少し焦りましたけど、慣れている空港なので迷う事もなく移動できました。あと、もちろんターミナルにはいるときに手荷物検査が行われるわけですが、昨年受けたようなパソコンへのバイオ検査?みたいなのは行われず、警戒心は下がっている感じがしました。入国手続きのとき、私の並んだ列が前の方で手間取りかなりいらいらとしました。隣の列がびゅんびゅん抜けていくのに、こっちは永遠に進まない感じでした。カッタと冗談の違いみたい。あと、日本人だからかもしれないけど、何も言わずともスタンプは押してくれますね。
ゲートはなんとフランクフルトの一番奥。成田の一番奥よりまだ遠い。大きい空港です。でもまあなんとか 30 分前にはゲートまで移動できましたので、日本人のルフトハンザの人に窓側の席になっているというと、予約時にリザーブが入っていなかったそうな。何をやっているんだ全日空。あとマイルも登録されておらず、本当に何をやっているんだ全日空。マイルを登録してもらい、席も通路側へ変更してもらいました。本当、空いている便で良かったよ。
搭乗まで一応ビールを飲む。ユーロになったのでこのへんは非常に便利。前までならマルクに換えなければならなかったからね。でも好評なのか生ビールは売り切れで、普通に瓶ビールでした。うー、残念。
搭乗。乗り込んだのは A340-600 という、今年の 4 月にも書いたけど、今年から配備された最新機体。そのくせに飛行機まではバス。今回は本当にバスばっかりだなあと思いました。機体ですが随所に新しい感じが出ています。特に、椅子の背中をへこましてあり、座り心地がいい。他は、地図にポルトガルの Faro が表示されたのは初めて見た。これは航空会社の意向で変わるんだと思うけど、なんだかうれしい。あとは全体的にクリーム色でまとめられており、広く涼しいイメージがありました。乗り込んで席に着くとものすごく空いております。見渡しても一列 8 人座れるところに 1 人か 2 人。これはチャンスだと思いました。というのも、4 列がけのの席にはほとんど居ません。即移動できるように、そして心の中では来るな来るなと祈りながら、「ボーディングコンプリート」の言葉を待ち続けました。こういうときの時間は非常に長いです。15 分が 1 時間にも 2 時間にも感じました。手に汗を握りながら祈っていましたが、祈りが通じたのか「ボーディングコンプリート」の声が。すぐに 4 人がけの空いている席へ移動。へへへ、これでフルフラット( ただし横向きだけど )の完成だよ〜。飛行機ではまめに自分の決められた席に座っているだけじゃもったいないですよ。空いていたら、がんがん移動しないとね。今回 4 席使えてフルフラットだったため、つかれませんでした。いつもは 2,3 時間しか寝ませんが、 6 時間ほど寝ておりました。やっぱり寝そべるのは大きいみたいね。あと、最新機種だけど全くパーソナルメディアシステムではなく、流されるまま映画を見るだけでした。ルフトはこういうところは力入れないみたいね。
さて、ミールは乳製品有りのベジタリアンミールです。一食目のものは一般食がパンだったのに私だけ御飯を食べられてとてもうれしかった。なんやかんや言って、やっぱ御飯は美味しい。ビールはもちろん BECK'S。でも昔のようにルフトのマークが入っていないので少し寂しいね。二食目のミールがとても美味しかった。肉みたいに見えるのはマッシュルーム。私の大好きなフレッシュフルーツも入っており、メインはおからハンバーグ?みたいなの。マッシュポテトだとは思うけど、あっさりして野菜が入って、ドイツでもこういう偽肉で作るような方法が有るんだなあと感心しました。これからは乳製品有りのベジタリアンミールに限るねえと思いました。シーフードミールも美味しいんだけど、殆どどの路線に乗っても同じメニュー( 海老と鱈と卵 )ばっかりなので、飽きるんだよね〜。
定刻に関空に到着。今回は全くワインを持って帰っていないので、税関申告は無しでしたわ。
本日の気分:次はいつ行こう?:0 時間( 計 0 時間 ),明日のラッキーアイテム:マッシュポテト
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2004 年 07 月
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