コナミは暇だなあ
2005/03/12 ( HKG->BKK(X)->SIN )
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二、三時間寝ました。香港は世界でも犯罪が少ないところなので、なんとなく安心して爆睡できました。目覚めはベンチ。ファーストクラスのチケットを持っている人間のやることとは思えません。5 時ぐらいになると人が増えてきました。ただ、目覚めたのは一杯席が空いているのに、わざわざ私のところに子連れで来て騒いでいる子供に起こされました。殺すぞ!
ライター1個というアナウンスが一日中夜中でも流れておりました。チェックインが出来ない夜中は泊めてもいいと思います。安眠させてください。
続けて寝られそうもないので、空港を歩いているととても爆睡できそうな場所を発見しました。それは到着ロビーの一番端です。入り口から向かって右奥です。ここはちょうど柱が邪魔になっており逆方向から人が来られなくなっています。私はここだと決めて、寝ました。案の定とても静かで 2 時間ほど爆睡しておりました。
少し騒がしくなってきたので起床して、タイ航空のカウンターへ。すると用意中ながら、一応開いておりアーリーチェックインカウンターと書かれていたので、チェックインできますか?って聞くと愛想良くチェックイン手続きをしてくれました。ちなみに早いからかかどうかは知らないけど、キャセイパシフィックの姉ちゃんでした。結構タイプ。通じない英語で訳のわからない英語で雑談をしながら、バンコクからシンガポールまでの旅券をアップグレードしてよ〜って言ったけど、スターアライアンスだけど違う航空会社だから無理って言われました。あと荷物のタグをほしかったので、タグ頂戴って言ったら私がお供しますから必要ないですわってくれませんでした。おみやげにしたいからとは、格好をつけて言えませんでした。
真っ赤なファーストクラスのチケットを手渡され、同時にファーストクラスラウンジのチケットもいただきました。私の感覚としては、真っ赤よりゴールドのバンコク空港で渡されたチケットの方が高級感がありました。お国柄でしょう。
香港空港のグランドスタッフの姉ちゃんはチャイナ服風なので萌え。雑談しながら出入国審査ゲートまで着いてきてくれました。日本は一度来たことがあるそうです、ほんまかいな。着いてきてくれるのはうれしいけど、アーリーチェックインカウンターはがら空きです。
出国審査を済ませ、手荷物検査。香港空港はファーストも区別無しでした。
手荷物検査を済ませると広大な出国待ちのショッピングエリアに繋がります。階段を下りていったところに電動カーの待機所があり、チケットを手渡すと好きなところに連れて行ってくれます。ファーストクラスだと一枚チケットをもらえますが、それ以外でも HKD45.00 で乗ることが出来ます。この乗り心地は優越感にも浸れますが、周りからの視線を浴びますので最初は恥ずかしいです。私はタイ航空のラウンジを指示しました。他にも二人が乗り込み、四人の定員満員で出発。大きな香港空港を悠然と走りました。
私が一番にタイ航空ラウンジに行くエスカレーターで下ろされ、ラウンジに向かいました。時間は 8 時ぐらいということで、6 個ほどラウンジがある二階のフロアーはがらーんとしておりました。タイ航空ラウンジはそのうちの一つで、私が向かうとカウンターに屈強なお兄さんが居て、明らかに私の方を訝しげに見ており、私が下手な英語で「ハローグッドモーニング」と話しかけても、「うん?」っという感じでつんけんどん。これは確実に不審者というか、訳がわからなく来た人間だなと思っているに違いないと思ったので、先ほどもらったファーストクラスのチケットを見せると、顔が一気に満面の笑みに変わり、急にフレンドリーになりました。わかりやすすぎて面白かったです。早朝ですので、多分警備も兼ねているのでしょう。
身分が証明されると、エスコートしていただきロイヤルファーストクラスラウンジへ案内してくれます。このラウンジは、入って右側がロイヤルファーストクラスラウンジで、左側がこの前入りましたロイヤルオーキッドラウンジとなっています。ロイヤルオーキッドラウンジは外から見えますが、ロイヤルファーストクラスラウンジは外から見えないように作られております。そのために、前回あっちはなにかなあと思った場所はファーストクラスラウンジだったわけです。
ロイヤルファーストクラスラウンジの内装ですが、生の胡蝶蘭が活けられており、高級感があふれてます。壁のインテリアは高級そうな焼き物が飾られています。美術館みたいです。
かわいいクッションカバーの席に通され、飲み物を聞かれました。朝なので「珈琲?紅茶?それともミルクがいいですか?」って聞かれたけど、一番だからオレンジジュースと答えると、目の前のミキサーにオレンジをぽこぽこ放り込んで作ってくれました。さすがファーストクラスラウンジ。
オレンジジュースを一杯入れてから、空港でステイしたため、体が汗くさいのでシャワーを浴びていいって言うと、シャワールームに案内してくれました。まあ先日も寄っているのでわかっていますけどね。ここのはファーストもビジネスも共同のシャワールームです。特に広くはありませんでした。
シャワールームに入ると誰かが使っていたみたいで、清掃がされていないので今すぐ清掃をしますから少々お待ちをってすごい腰の低さ。さっきの高圧な態度はどこに行ったんだって感じです。でも汚れているってわけではなく、ぬれているだけだったので清掃はいいから、新しいタオルだけくださいって言ってシャワーを浴びました。いいなあ、ラウンジ。シャワールームが使えるなら、空港で寝ても全く問題有りません。映画のターミナルじゃないけど、シャワールームも有るし、酒と飯も食い放題。うーん、ホテル代金一泊分浮いたね。
シャワーから出てくると、食べ物は今の時間ビジネス用しか有りませんのでこちらからお取りください。ファーストは 10 時ぐらいに来ますといわれましたので、とりあえずビジネス用を食べておりました。飲み物は、ファースト用を呑むことが出来ますので、ジョニーウオーカーもブルーラベルが有ります。うひょー高い飲み物ばっかりだ。でも呑むのはタイの象さんビールばっかりだけどな。
アイスクリームは高級アイスクリームでした。ビジネスの方は中国製、こっちはオーストラリア製かな。高いやつ。
写真を撮りまくっていて、ちょっと待っているとファーストクラス用の食事が出てきました。パスタとミネストローネ。パスタはいまいちですけど、ミネストローネはうめぇ〜。
つかここで詳しく書かなくても、こっちに説明を書いたので香港空港のファーストクラスのページをみてくらさい。
さすがにどんなに良いラウンジでも 6 時間も滞在していると飽きてきますので、免罪店を見回っておりました。一つだけ興味の出た麻雀パイのやつを購入。やっぱり香港の物価は高いわ。
ラウンジに帰って、数分待っていると係の人が迎えに着てくれて乗り込むことが出来ました。ファーストクラスは 10 分前に搭乗するので異常。
今度は B747-MEGATOP なので、二階席だぁと思っていたらファーストクラスは一階席らしい。ビジネスが二階席らしい。確かに二階席は空間が狭いし階段を上る必要があるからね。でもまあ行きしと違ってフレンドリーな似非日本語を話す乗務員のかたに迎えられまして、さわでぃかっぷ。
初っぱなからラ・グランダムをあけようと思ったのですが、またまたドンペリしか積んでいなかったのでドンペリをごきゅごきゅ呑みました。ドンペリはうまいけど、ラ・グランダムのほうが高いのになぁ。
飲み物メニューは変わらず。食べ物メニューは英語だけど、相変わらず個別の名前は読めないので食べられないものがかかれていないメニューを選択。
メインで食べたのはテラピアの唐揚げ甘酢チリソースがけ、タイ風ジャスミンライス、スナップエンドウとにんじんとブラックマッシュルームをニンニクと砂糖で炒めたものです。魚の臭みが消えてますが、行きのタイ風と比べればこちらは中華風という感じです。飛び立つ国によって、同じエアラインでも味ががらっと変わります。これは海外旅行をされた方なら既知のことでしょう。
今回のスチュワードさんはえらい愛想がよいので、写真を撮ってもらったりダイキャストを購入したりして過ごしました。満足な旅。
バンコクドンムアン空港に到着すると、ファーストクラスにはプレミアムチケットが配られました。なので、早速電気自動車に乗ろうと思って、どこに行けば乗れますか?って地上職員に言うと、次のフライトのチケットは?と言われたのでエコノミーのチケットを見せると、プレミアムチケットが没収されました。なんでやねん!ってことで抗議すると、これはファーストクラス用ですと言われましたので、ファーストクラスのチケット半券を見せると謝って返してくれました。なめんなよ!
ファーストで来ましたけど航空会社が違いますのでチェックインが終わっておりません。そのためトランスファーエリアにあるカウンターで、シンガポール航空にチェックインします。チェックイン字に卑しくファーストの半券を見せて、アップグレードしてくれない( シンガポールの券はかなり下位ランクの Y クラス )と言いましたが、案の定駄目でした。しかし、特に嫌な顔をせず Sorry と入れて話し出してくれましたので、さすがシンガポールだなあと思いました。
搭乗時間まではファーストの半券で今回もタイ航空のビジネスクラスラウンジであるロイヤルオーキッドラウンジを使わせてもらえました。実は一カ所は断られたのですが、さすがタイ航空のハブ空港だけあって、何カ所もありますので手当たり次第行ったら入られました。ここでまたまた卑しく象さんビールを 3 本ほどもらってきました。
飛行機に搭乗すると本当に満席でした。週末だしこの区間の便は混んでいるのですね。隣のおばさんが飛行機に慣れていないみたいで、スチュワーデスさんを呼ぼう呼ぼうとしていたので代わりにアテンションボタンを押して呼んであげました。なんでも免税品を買いたかったみたいですが、この便には積んでいなかったようです。ちなみにバンコクからシンガポールまでは 1 時間ほどですけど、きちんとミールは出ましたよ。スペシャルミールも OK でした。さすが SQ。
チャンギ到着。バゲージクレームまで何事もなく移動。しかしここで問題発生。本来ファーストで飛んできているんだからプライオリティで出てきて当然。というか、香港で預けた時にきちんと付いているのを見ていたのでおかしいなあとずっと見ていても、一向に出てこなずこれはロストかなあと思いながら見守っていると、プライオリティが終わり、一般客の分も終わる最後の方に出てきました。付いていたタグは BKK->SIN だけ。あら? HKG->SIN のタグは?どうやらバンコクドンムアンで付け替えられたみたいです。確かに一度チェックしたドンムアンの検査用タグが付いているしなあ。
ところが最悪なのはそれで済みませんでした。なんか受け取ると臭い。異様に臭う。おかしいと思って中を見ると、あーあーマカオで買った SuperBock のスタウト瓶が割れておりました。すでに 30 回ぐらい渡航歴がありますけど、荷物が割れたのは初めてです。バンコク空港最悪。一応シンガポールの日本人職員に連絡を取ってもらってクレームを入れたけど、免責額の範囲なので保障は無しだそうです。いやあ別に物の保障はいらないんだけど、巻いていた洗濯物などにうつった色の方が問題なんだけどなあ。とりあえずクレームを入れたのでよしとします。で、一人しこしこと中身を片付けていたら掃除のおばちゃんが寄ってきてくれて、割れたの?って言って袋をくれました。ちょっとうれしかったです。
シンガポールの入国は紙を各必要がありますけど、多国籍な文化なのを象徴するように、入国審査場に 10 ヶ国分ぐらいの説明書きがありました。もちろんどこでも一緒ですが、英語の次に日本語が大きく書かれておりましたけどね。私もそうですが、英語を読めない人ばっかりです。学校でなにやってんでしょうね。
本日のホテルであるゴールデンランドマークは西友の近くのため、そこまで MRT に乗っていきます。そのため ez-link カードを買う必要があるのですが、今回もバンコクと同じくキャッシングすると大きなお金しかなく嫌がられるだろうなあと思ったので、両替窓口で両替を願い出るとやってくれました。タイではすごい剣幕で断られたのにね。
ホテルはアラブストリートのごく近くに有り、とても便利。入り口がちょっとわかりづらかったけど、入ってしまえばなんてことはない。ただシンガポールの中では団体が多いホテルのためか、ちょっとうるさい。あと、なんとなく日本人を見下しているような感じを受けられた。そのため、良い印象は受けませんでした。チェックインで、感じが良くなかったからね。
部屋に入ってネットが出来ると書かれていたので繋いでみると、有料でした。
やるせないので、荷物を置いて部屋を飛び出しました。
地図を片手に、夜中のシンガポールを歩き回りました。ラッフルズホテル、マーライオン、シティホール、アラブストリート。一通り有名どころを回りました。サアラさんアプをする予定でしたが、さすがランドマーク。マーライオンは夜中の二時ぐらいでもいっぱいの人でした。それ以外は結構閑散としていたんですけどね。
三時間ぐらい歩いたのでホテルの前にあるお店でビールでも飲もうと思ったら、アラブストリートの店なのでアルコール類は売っておらず、がっくりして部屋に戻りました。
本日の気分:コナミは暇だなあ:0 時間( 計 0 時間 )
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2005 年 03 月
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