誰も知らない会社の秘密をこっそりと教えましょう
2010/01/26
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お食事中のみなさまには誠に申し訳ない話題になってしまいますが、トイレが詰まりました。すなわちトイレが詰まるぐらい大量のぶつが出たのです。会社で。
詰まるのは予想外でした。会社は二年ぐらい前に出来ていて、それなりに最新式のバキューム型の洋式トイレなので、二、三回流せば流れるだろうと思っていたのですが、何度やっても流れません。会社の個室なので、家のようにつつくものもありませんから、仕方なくトイレットペーパーを丸めて、手に付かないように気をつけながら押したのですが、焼け石に水。上の方が崩れただけで、全く流れません。そして最悪なことに、トイレットパーパーがフィルターの役割をして、水の流れがよけいに悪くなってしまいました。バキューム式でも、当たり前だけど吸い込めないと全く水が引きませんね。
はてさてどうしたもんかと、悩みましたが、さすがにポリシーとして、このまま流さずに立ち去るってのは出来ません。掃除の人があと一時間後ぐらいにくるので、そりゃあなんとかしてくれるでしょうけど、やはり常識としてだめです。
だから人がいないのを確認して、掃除用品入れを見に行ったのですが、今年一番、いやここ数年で一番の絶望が訪れたかもしれませんん。あると思っていた、スッポンが無い!あるのはモップだけ。いくらなんでもモップで突っついたら、モップが使いものにならなくなることぐらいよくわかりますし、きれいに洗ったとしても、そのモップを知らぬが仏で床を掃除された日には、知っている者はとても嫌な気分になります。
もう、手しかないか・・・と、覚悟を決めましたが、そこに一筋の光が。
バケツに家事用のゴム手袋がかかってありました。サイズはどうみても私には小さい S でしたが、慎重に使えばなんとかなると思い、手を中に。予想通り、全部は入りませんでしたが、くるぶしぐらいまでは入りましたから、決死の断行。にぎにぎと、手でつぶしました。つぶしていると、すぐにものすごい勢いで水が引いていき、先ほどまでの水たまりが嘘のように流れました。
ゴム手袋にも全く痕跡は残らず、案外堅いものだなあという印象です。なんか変な感触ですね。
その後、ゴム手袋の上から石鹸で綺麗に洗った後、バケツにかけて戻しておいたのは言うまでもありません。
誰も知らない会社の秘密です。
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2010 年 01 月
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